カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ネコ旅@イスタンブール その6

2011-09-28 00:00:00 | トルコ

シルケジ駅から、金角湾の方へ歩いて、
海に出ると見えるのが湾を跨ぐガラタ橋。
拡大して見てね。


この橋は旧市街と新市街を結んでいますが、
2重構造になっていて、
上が道路とトラムの線路、歩道。
下はレストランが並んでいます。
(増水、津波は大丈夫なのか?とうっすら思いつつ・・・。)

新市街の上に見えるのはガラタ塔です。
ここは後日行く予定。

さて、下を歩いていくと、またまた

「こんニィ~ちわ~~。」
「ニホンジン~~?」
「サバサンドあるよ~~」
「美味しいよ~~。」

などと、行く手を塞いで声をかけてきます。

う、うざい!(笑)

最初のブロックをスルーして、
次のブロックで、旅行書に出ていた店に到達すると、
日本人観光客が暗~く食事していたので、
そこはやめて、
隣の派手っぽい所に決めちゃいました。

取り敢えず座り飲み物を頼むと、
パンとオリーブのペーストが出てきます。
ウマウマ。



ここで、マネージャーみたいな人が、

「ようこそ。あなた達の大ボスは誰だ?」と聞く。

それで、一番英語が堪能で、
1、2を争うほど食いしん坊で、
交渉力に長けたS氏を指名。
(実は、台湾旅行の時の仲間。)

すると、ドーーーン!と出てきたのは、
お魚の山!!

ドーン!(左がS氏)拡大して見る?


この人数なら、3匹チョイスするとちょうどいい量だ。
魚を説明して、合う料理法を説明。

「さぁ、どれを選ぶ!?」とキタ。

カレイ、ロブスター、スズキ、カサゴ、ホウボウ・・・

「どれを選んでも重さで値段は同じ。」

料理法は、ソテー、フライ、ブイヤベースみたいなのなど。

「刺身はできないのか!?」という外野の声は無視して、

スズキ、ホウボウ、カサゴを選ぶ。

前菜もこれらから選べと出てくる。



豆とか酢漬けとか野菜っぽいのを選んで、
後は飲みながら待つ。



そして、出てきたーー!

カサゴはトマトとピリ辛で。。。


スズキとホウボウはソテーなのか?


総勢大盛り上がりで、写真を撮りまくり。
そして、食べる食べる。
お味はシンプルだけど、そういうのが一番美味しいやね。

満腹になるまで食べ続けていると、
流しが演奏を始めた。

チターと太鼓


あぁ、いいねぇ。
やっぱり異国情緒だよ~。

そろそろ食事も終わり、お勘定の頃になると、
彼らの曲も日本人に馴染みの曲になる。(私は知らんけど。)
昔、江利チエミが歌ったので、ある年齢以上には超懐かしいらしい
YouTubeはこちら

ウスキュダラ~~~♪

本場はこちら。

で、流しさんはこれを演奏すると、グラスにお札を入れる素振りをして、
私達にお金を要求。
えぇえぇ、もちろん、ここはケチなこと言いません。
其々気持ちを払って退席。良い収入になったことでしょう。

サービスも良かったこのお店。


海側のテラス席はムードがいいですが、
上から垂れてくる釣り糸に注意です。

そんなこんなで夜も更けて、

電車に乗って帰りましたとさ。

翌日に、つづく

ふぃ~~、やっと1日終わった。
帰りの電車は古い車両。
縦揺れ万歳。
疲れてるし、お酒が入ってるんでゴンゴンでも眠れるよ~~。(ダンナ)


ネコ旅@イスタンブール その5

2011-09-27 00:05:20 | トルコ

トプカプ宮殿へ行く道には、トラップがいっぱいあるのにゃ~。


ここはチケット売り場じゃありません。
坂を頑張って登る。
(近道を外してゴメンナサイ。)

そして、やっと着いた宮殿前の公園みたいなとこの
本物のチケット売り場の前で長蛇の列。

うちら団体さんは代表1名にお金を預けて、待ちの態勢。

その間ボーッとしていると、
ベンチにはネコに餌をあげる男性がいた。
定期的に来ている様子で、猫は待っているようだった。



うみゃうみゃ。


あ!ドンドルマの罠にかかった学生さんが、
ネコにも引っかかってる!!


で、やっとこさチケットをゲットして。。。

門をくぐりま~す。


蛇口?


美しいタイル


ちょっと時間が遅くなっちゃって、
ハレムの開館には間に合わず。

他の所だって、急いで回らなけりゃならない時刻。

武器庫はいいから、お宝を見に行こう!!
と先回り。

撮影不可のお宝は、ダイヤだったり宝石がドッチャリ付いた刀剣なんだけど・・・、

一番の宝はこの眺めじゃないだろか。拡大有り


ボスポラス海峡の向こう、アジア側が見える。

左の奥は金角湾 拡大有り


吹く風も心地いい。
眺めを堪能した後、そろそろ閉館かな。

ミュージアムショップでは眠りこける子が。


触ってもピクリともしない。
誰も意地悪しないんだね、幸せな子。

と言うわけで、また改めてゆっくり来てもいいかと思いつつ、
トプカプ宮殿を後にする。

シルケジ駅に戻り・・・


残るイベントは夕食だ!

つづく

はっきり言って、スゴイよー!


ネコ旅@イスタンブール その4

2011-09-26 00:00:00 | トルコ

さぁっ、いよいよアヤソフィアです。

「ビザンツ建築の最高傑作」と言われているそうですが、
何よりも、ギリシャ正教の大本山だったのに、
コンスタンティノープル陥落後、イスラム寺院に変えられた歴史的遺跡として魅力的。
偶像崇拝を許さない教えから、漆喰で塗りつぶされたモザイク画は、
今はアメリカの調査により発見され、
アヤソフィアは博物館として一般公開に至っています。



上階より写す(拡大有り)



正面に見える丸い盾のようなものは、
鹿の皮で作られ、
アッラーやムハンマドの名がカリグラフィーで書かれている。

2階に上る通路はツルツル石だけどデコボコの石畳で、急勾配。
こんなに危ない通路!?
昔は馬車で上った通路なんですって!




痛々しく見えるモザイク画



あ、エロイカで見たスタイルのモザイクだわ。

金のモザイクが美しい。



あまり多くは残っていないが、
ギリシャ正教の時代は壁という壁にモザイクが施されていたのだろうと想像する。
あぁ、宗教の力は計り知れない。

柱にアカンサスの装飾(カプちーん!)


おみやげ屋さんには蛇の柱の頭付きのレプリカ
3頭だったのか!


じぃ~~~~っくり見たら疲れちゃったよ。

そろそろ茶~でもするにゃ!


と言うわけで、てきとーなカフェを探して彷徨う。

おぉ!ランプが怪しいほどたくさんのお店


看板に
「中庭でほっと一息」みたいなことが日本語で!書いてある。
えぇえぇ、いいんです。釣られましょう。

中庭っちゅうよりも、物干し場?
屋根と屋根の間のスペースに植物とか置いて、
面白い空間になってる。
でも、ちぃと暑い。風が通らないんだね。。。
ま、いっかぁ。

バナナコンポート         旦那が頼んだアイスクリーム
 

私はチャイ!


そして、トルコ銘菓のバクラワ!


パイ生地に蜂蜜をかけて、ピスタチオ粉を挟んだりかけたり。
どえりゃぁ甘いけど、疲れてたんで美味しい。
いや、あとで分かったけど、
ここのが一番美味しかった!

まったりした後は、
トプカプ宮殿に行くんだにゃ!


そうです。まだ陽は高い!
行くぜ!

つづく


ネコ旅@イスタンブール その3

2011-09-25 00:48:46 | トルコ

ブルーモスクを出ると、そろそろお昼?
小腹は空くし、トイレも行きたい。
しか~し、トイレは清掃中で待てど暮らせど列は進まない。
女性陣は諦めてレストランまで我慢することにする。

でも、これがすんなりレストランへ行かないんだなぁ~。

テオドシウス1世のオベリスク


蛇の柱


頭のある先っちょは折れちゃって無い。

もう1本柱があったはずなんだけど、修復中だった?
画像も記憶なしです。

ここはヒッポドロームと言って、ローマの大競技場跡です。
広いのね~。

あ、シミット売りのおじちゃんがいる。
1つ買って数人で分ける。


胡麻がいっぱい付いてるリングパン。
美味しいわぁ~~。
トルコのパン、サイコー!

じゃぁ、今度こそレストランへ!?

そんなに簡単に行けるかにゃ~?


この辺のボスだって。
ホントかな。可愛いよ~。

やっぱりまだレストランへは向かわなくて、

スルタン・アメフット1世廟


家族も眠るお墓です。



スルタンのお墓は帽子付き。
壁のタイルも美しい。
ブルーモスク完成の翌年に亡くなったんですってさ。

入り口にも猫ちゃん


たくさんの子猫にお乳を上げてる。
こんなに人が多い所で臆しもせずに・・・。
みんな元気に育ちますように。。。

さぁっ!今度こそ昼食だ!

あ、2人いない!
公衆トイレへ行った模様。

待つ間に、レスリング世界選手権のポスターを写す。


男子の写真だけか!
やっぱりイスラム圏だね。

そんなことしてると、日本語で声をかけられる。
「こんニィ~ちわ~!」
「ニホンから~?」
「ニホンのド~こですかぁ?」
「トーキョー?トーキョーのドこ?」
・・・・・

うざい!(笑)

微妙に助詞の使い方が間違ってたりする。

「友達を待ってます。」
「これからランチなの。」と言うと、

「オイシイレストラン知ってます。」
(これから行こうとするレストランを指して)
「あそこはダメ、まずいよ。」
「連れて行ってあげる」

うざーい!(笑)

てきと~に振り切って、観光書に出てる店へGo!
やっと座れました~。

キョフテ屋さんのセリム・ウスタ

あーだこーだと2テーブルに分かれて何を頼むかモメる話しあう。
なにしろ総勢9名のグループ。
そぉりゃぁ大騒ぎさ。

先ずはパン(エキメッキ)


美味しいけど、ここでお腹をいっぱいにしてはいけない。

飲むヨーグルト(アイラン)


ちょっと塩っぱい。
これがお肉と合う!

奥から時計回りに、チキンのシシケバブ 
右キョフテ(肉団子)
手前 羊のシシケバブ
左 ドネルケバブ


・・・だったかなぁ?
お肉はどれも臭みなんかなくて、
少し固いのもあったけど、香辛料もそれほど強くなくて美味しい。
上に乗ってるのは唐辛子の酢漬け。
辛いけど、時々噛むと、これがまたポイントになる。

スープはレンズ豆のスープ。
ペースト状のは唐辛子の薬味みたいなの。



他にはバターライスやサラダも頼んで、ワイワイガヤガヤ。
誰?あの店は不味いなんて言ったのは。
どれも美味しくいただきましたよーだ。

と言うわけで、さらにお安くまとまって、大満足。

次はアヤソフィアへGo!

つづく


ネコ旅@イスタンブール その2

2011-09-24 00:00:00 | トルコ

タイトルを変更しました。
あまりにベタだったので、同じタイトルの人がいる模様。
ま、そうだよね~~。


本日の予定は、「アヤソフィア」「ブルーモスク」「トプカプ宮殿」
要するに、「清水寺」「高台寺」「二条城」ってとこかな。
ちと違う?ま、いっかぁ~~。

シルケジ駅を出てトラムが走る坂を上って行きます。

目標はあそこ?


ミナレット(塔)が1本なので違ーう。


お寺(モスク)への参道には、お店がいっぱい。

お菓子やさん。


甘い誘惑
トルコ菓子は超甘いぞ。
はちみつやナッツを使ったものが多い。
まだここでは我慢我慢。

陶器屋さん


猫のキャワイイ誘惑



ここで荷物を増やすわけにはいかない。
我慢我慢。

誘惑に負けた人


ドンドルマ(トルコアイス)で弄ばれる学生さん。
なかなかくれないのよね。

オスマン・トルコ帝国時代の邸宅跡。


素敵な屋根だ。今はお役所??

そうこうするうち、着いた!

アヤソフィア


と思ったら長蛇の列。
入場券を買う行列が出来ていました。

それで、後にしようということになり、
先に行ったのは地下宮殿。
クリックで拡大画像有り。



4~6世紀、コンスタンティヌス帝時代の貯水池です。
すごいわ~!広いわ~!綺麗だわ~~!

いつも思うのですが、
日本は同時代、古墳時代なんですよ。
仏教伝来や聖徳太子、大化の改新は645年です。
日本がまだヨチヨチの頃、西ではこんなに進んだ技術や文化があったんですね。

メドゥーサの首


なんで貯水池にメドゥーサか不明。
目を見ちゃいかん!

さて、地上に出て、次はアヤソフィア!


って思ったけど、まだ混んでいたので、
ブルーモスクへ先に行くことに決定。



ミナレットが多いから分かるよね~。

途中にはスイカ屋さん。



ブルーモスク=スルタン・アフメット・ジャーミィ


ここは現役のモスクなので観光客は裏口へ回り、
靴を脱いで入場する。
肌の露出が多い女性は布を貸してもらい、腕や頭、足などを隠す。
私はmyショールで髪の毛を覆った。

ブルーモスクはタイルの美しさで有名。拡大あり

 

  

観光客とは隔離されている祈りの場では、
メッカの方向に向かって祈る人が数人いた。

上はブルーだが、床には赤にチューリップの絨毯


チューリップはトルコが原産。国の花でもあります。

そんなこんな、ブルーモスクを堪能後、
外に出ると、祈りの前に身を清める蛇口が並ぶ場所。
男性が足や顔を洗っていました。



手水って、モスクにもあるのね。
祈りへの姿勢は宗教が違っても同じなんだ。

さぁ、次は今度こそアヤソフィアへ!

ホントかな?

つづく