カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

湖畔の楽しみ

2008-07-27 19:02:35 | スイス

チューリッヒ湖


帰国してから2週間経っちゃったんで、
そろそろ〆にしようと思います。

チューリッヒは湖に面しているので、湖畔はリゾートぽく見えます。
今の季節は所々に遊泳できる場所があって、
子供たちのはしゃぐ声で賑やかでした。


そんな声を聞きながら、船に乗って出掛けた先は・・・
リンツ・チョコレート工場


暑い中、チョコレートは融けそうですが、
行く!と決めたら、絶対に行く!
船を下りて、バスに乗り1停留所。
バスを降りると、辺り一帯チョコレートの香りが!!
あぁ、幸せです。
思わず・・・
Charlie and the Chocolate Factory!”
ってつぶやいちゃいました。
ここは工場見学できるわけじゃないんですが、
直売所があって、お買い得な品をゲット出来るんです。
生徒のお土産とか、いろいろお付き合いもあるので、
融ける!ちゅーのに、
保冷剤は無いけど大きな保冷袋を買って、
どっさり買いましたとさ。
重い~~~~。
けっこうお客さんが来ていて、皆さん山ほど買ってましたよ。



チューリッヒのマルクト(朝市)


湖の船着場のそばの公園では、朝市が開かれていました。
新鮮な野菜や果物はもちろんですが、
やっぱりスイスはチーズ!
美味しそうなチーズが多種多様に並べられていました。
住んでるなら買うんだけどね~。
ホテルの部屋に冷蔵庫が無くて、
保冷剤を凍らせられないので、冷蔵で持ち帰れない。
諦めました。



歌劇場


オペラハウスも湖畔にあります。
小ぶりの劇場ですが、歴史があり、美しい会場です。
web予約がうまくできなかったので、現地調達のチケット。
出し物は“トゥーランドット”
(荒川静香、パバロッティで有名ですね。)
現代調の演出らしかったので、心配したのですが、
現代的ながらも美しい衣装と工夫を凝らした舞台で、
楽しめました。
歌手も良かったです。




ここからは、旅の補足

ホテルから見えるトラム路線


街はバスとトラム路線が充実しています。
チケットはゾーン制になっていて、
ゾーン10内の1回券は、2.40スイスフランで30分有効。
約240円。高いと感じるか妥当と感じるか・・・。

どこの国、どこの街へ行っても、
乗り物の切符の買い方に苦労します。
もちろん自販機があるわけですが、
これが解りにくい。
チューリッヒのゾーン制は、
そのゾーン内制限時間内ならいくらでも乗り換え可能ってもの。
これは簡単なのだけど、それ以外の所へ行くのが??
今回はめんどくさいので、
チューリッヒカードってのを買っちゃいましたが、
ゾーン50へ行くのには、切符をどう買えば良かったのか、
いまいち疑問が残りました。
(ホテルのフロントで聞けば良かったんだけど、めんどくさかった・・・。)

チューリッヒカードは船も乗れるカードなので、結果オーライですが、
元を取ろうとトラムやバスも乗り倒しましたー!



ツォイグハウスケラー


食いしん坊・ジャンクの部に出てきたビールとソーセージのお店。
ここはもちろんビアホールみたいな店なんですが、
元々は武器庫だったそうな。
それで、昔の武器は勿論、
入口の上にはこんな機関銃?が飾ってあります。
ちょっと男っぽい店です。



おまけ:ネコちゃん


街の裏道で見つけたお店の吊り看板です。
Kellerというのは地下室っていうのが直訳ですが、
ワインセラーという意味だったり、
だいたいはお酒が飲めるレストランのことです。
で、まだ早い時間だったので、ドアが開いてて店の中は暗かった。
どんな店だったのかなぁ~。
と思ったらありました。HP。
Veltliner Keller
ネコちゃんの看板も、よく分かるでしょ?
でも、動画の案内で見ると、隠れ家っぽい高級そうなお店。
次回の宿題かな~。
行く予定のある方、斥候でヨロシク!(なんちゃって。)



長々と旅行記にお付き合い、ありがとうございました。
番外編もあるんですが、「また!」って言われそう。
気が向いたらやります。

明日は通常業務です。ふぃ~。


マニアックな世界

2008-07-24 20:53:02 | スイス

ホテルのマスコット


チューリッヒの宿は高い!
ってか、スイスの物価は高いです。
学会のお勧めホテルは少し割引料金になってましたが、
会場に近くて手頃な所を見たら、「牛ホテル」でした。

Hotel Leoneck

ホテルのHPはカウベルの音がガランガラン鳴る。


鍵も牛



朝食券代わりのチケットも牛


毎朝フロントのレジでウシ君を受け取って、
レストランで提出。
宿泊分全部貰おうとしたら断わられました。
(牛をいっぱい並べたかった。)
朝食は別料金なんで、
毎朝、宿泊者の朝食をチェックしてるんですってさ。

紙のランチョンマットもウシ君


レストランの宣伝になってるけど、
他にもチョコレート会社なんかのタイアップもしてるらしくて、
写ってないところや、他の絵柄のに宣伝がありました。

ホテルとレストランの道しるべ


レストランのトイレも・・・


他にも、フロントが牛柄だったりで、
マニアには超興奮の牛の世界。

牛グッズも売っていましたが、
マニアの方は自分で行って買ってくださいね。
部屋は、泣き別れベッドでしたが、私は快適でした~。
いびきが聞こえなくて、グー!でしたよ~。



次回は何を書こうかな。
まだつづく。


ニセ科学でもいい!

2008-07-23 00:37:08 | スイス

下方にマイナスイオンの発生源が!


あ!船が呑み込まれる・・・


学会の遠足でラインの滝にやって来ました。
ライン川は、ドイツの河下り観光で有名ですが、
滝はここ一か所しかありません。
春から今頃は雪解け水で水量が増え、
落差はあまりないのですが、近くに寄ると迫力があります。

対岸から出発した船は、
滝の真ん中にある岩(島?)に停泊し、
人は旗の辺りまで上ることができます。

滝の上からアクセスすると、
滝の真横に行くことができます。


さらに下に降りると、水しぶきをかぶる!!
クリックで拡大)



ここも、2度目です。
私は何度訪れても気持ち良くて大好き。
スカーっとします。
(何度も来たのでもういい・・・と仰る方もいたようですが。。。)


看板に日本語もあります。(クリック拡大)


滝のマイナスイオンってニセ科学なんですか?
スカッとするのは、自然環境や、
滝の水しぶき=水の気化による冷却効果による爽快感
なんて説もありますが、
あたしゃ、寒い時期に行ってもスカッとしたんですよ。
そん時は、暮れるのが早くて、天気も悪かったしさ。
それでもスカッとしたんだ、べらぼーめ!

マイナスイオンじゃなくてもいいけどさ、
スカッと効果は滝にあり!

またチャンスがあったら行ってやる!
↑こればっかりや。。。



もう厭きた?まだもう少し続きます。








懐かしい場所

2008-07-21 00:28:41 | スイス

ザンクトガレンのカテドラル


抜けるような青い空・・・
暑い!!

ザンクトガレンには、一人で行ってきました。
チューリッヒから列車で1時間ぐらい。
ここには十数年前に母と来ていますが、まだ寒い季節でした。
そのため、2度目の今回、だいぶ印象が違います。
こんなに明るかったっけ??


内部後方のパイプオルガン


前方の内陣


(↑2枚はクリックすると拡大します。)
内部の装飾が美しいこの教会は、
その美しさ故か、入ると心が安らぐ気がします。
教会はミサのとき以外は椅子も空いているので、
疲れた足を休めることもできます。
座ってボーっとしていると、外の喧騒を忘れます。

でも、一番再訪したかった場所は、図書館です。
内部は撮影禁止なので、画像はありませんが、
ココココに出ているので、興味がある方は見てください。

最初に来た時は、世界遺産になってたかどうかも?
何も知らず、とにかく「美しいらしい」ってだけで訪れたのです。
そしてその図書館の素晴らしさに圧倒され、
ボーっと佇んだだけで帰ってきたのでした。

今回も似たようなもんですが、
明るかったので、書架の本の背表紙を見てみたり、
椅子に座ってゆっくり床の寄木模様を見てみたり、
修道士たちが学んでいた時代を想像したりしてみました。

でもね、一番想像しやすいのは、
ハリーポッターの魔法学校の図書室
何となくなんですけどね・・・・フフフ。



次回は・・・マイナスイオンはニセ科学?


熊の街Bern

2008-07-19 23:28:48 | スイス

おや?クマの親子が川で鮭を狙っている。。。


違います。
ここはスイス首都のベルン。
旧市街を囲むアーレ川の堤です。
ベルンは語源がベーレン=熊だそうで、街のシンボルになっています。


熊ちゃん


クマ園があって、元気な熊ちゃんがいました。


アーレ川と街並み


高台のバラ園より臨む


安野光雅さんの絵みたい・・・。
旧市街全部が世界遺産になっています。


水飲み場の彫像にも熊ちゃん

(クリックで拡大)

建物のファサードにも・・・


有名なからくり時計塔

(クリックしてね)

あんまり派手な動きじゃなかったです。
ちょっと肩すかし。



さて・・・

この人は、物理屋さん


ここはどこかと言うと・・・
一石さんの生家


アインシュタイン・・・ツヴァイシュタイン・・・ドライシュタイン・・・
馬鹿な冗談を言ってヘラヘラしてたのは私。
相対性理論のアインシュタインが住んでいた家です。
これもあって、ベルンに行ったって訳です。

(アインシュタインは、アイン=1、シュタイン=石と訳せます。)
(上の冗談は、一石・・・二石・・・三石・・・)

川向うに、アインシュタイン博物館もあって、頑張って行きましたが、
なにしろ私には理解の域を超えている。

エスカレーターやボールのバウンドを例にして、
解りやすく展示してあるんですが、
じぇ~んじぇんダメ!
解るように説明してくれる連れもいるんですが、
思考がフリーズしちゃうんですね。

E=mc²

何ですか??
入館チケットのシールが空しく残ります。

帰りの列車でもずっと考えていたのですが、(意外と真面目)
いつの間にか眠りこけてました。
(高校の授業中と同じじゃん!)



この日は、高台のバラ園まで登り、
教会の塔にも上り、
足のヒラメ筋パンパン!!
帰ってから湿布両足で8枚、貼りまくりましたとさ。
楽しかったけど、頭と足両方に辛い1日でした。
へとへと~~~。


次回は、もう一か所の世界遺産