夜が明ければ朝が来る~。
朝が来たらば、また食べるわけで~~。
民芸茶房で朝食さ。
出来立てさつま揚げ、鯵の干物、ところてんなど・・・
干物はね、やっぱり作ってる所で焼いたのが一番美味しいと思う。
伊豆に来るたび、小ぶりの鯵の干物をえらまで食べて実感。
お土産屋さんで冷凍になってたり、真空パックになってるのを買って帰っても、
上手く焼けないってのもあるけど、やっぱ味が違うのよね。
食後は港で太極拳をして腹ごなし。
空気も美味しいなぁ。
さて、ふらふら松崎町の観光に出るべ。
明治時代の商家 中瀬邸
元呉服商で大地主の邸宅兼商店は、
反物を並べる店内の天井が低くなっていたり、
内蔵と直結している造りが面白い。
斜め格子の壁は「なまこ壁」というのだけど、
壁用の瓦を、海藻などを混ぜて作った漆喰でつないで固めて作る。
斜めなのは水はけを考えてのことで、
漆喰部分はかまぼこのように盛り上がり、その様がなまこのようなので「なまこ壁」。
豪商だった中瀬邸の内蔵の壁の一部に黒なまこ壁が残っていて興味深かった。
黒漆喰は炭を混ぜて作るそうで、
耐火、耐湿、耐水性が白なまこより良いのだが、大変手間がかかりもう作れないそうだ。
今は町営になって公開しているが、保存が大変そう。
中庭に面した廊下は、台風などで雨が吹き付けて痛んでいるし、
屋根も雨漏りするのだそうだ。
薬問屋だった近藤家
蔵の壁、すごい!
雲霧仁左衛門じゃないけどさ、
薬種問屋って儲かったのかしらん。
あ、薬の保存も防湿が大事だね。。。
なまこ壁ってのは、手間もかかるけどお金もかかる。
だから裕福な家じゃないと作れない。
更に、なまこは何度も塗り重ねて作るので、
お金持ちほど嵩のあるなまこになるそうだ。
なまこ壁通りを抜けて、浄泉寺。
清い水の出るお寺さんらしい。
経堂
ぐるぐるぐるぐるなんまいだ~~。
隣には伊那下神社
樹齢1000年と言われる銀杏がすごい。
脇水をくんでる人がいた。
それにしても、あれだ。
神社仏閣を撮るのが下手以下。
ほえぇぇぇ~って感心はしてるんだけど、
被写体に選んでない。
もっと撮ろうよ、自分!
他にも、漆喰細工の名工、入江長八の菩提寺=記念館や美術館も行ったのに、
全然写真が無いんだな。
本当に素晴らしいんだよ!
なのに、何も撮ってない。
我ながら呆れる。
で、ちゃんと撮ってるのは、こういうの。
お昼は蕎麦!
西荻窪の鞍馬さんからのれん分けされた伊豆鞍馬。
くるみ汁付きもりそば
茨城産有機栽培常陸秋蕎麦
右は粗挽き
西荻鞍馬さんの少し濃い味の汁を継承されてる。
伊豆に来てこの味を楽しめるのは嬉しい。
12月で開店1周年。
この地に根付いてほしい。
午後の話は次回につづく
で、ハナ吉さんは・・・・
包帯が汚れてきちゃないのと、カッカッカッカっと足で掻いて切れてきて、
中途半端に脱げて危なくなるといけないと思い、
ハサミでチョキチョキ切って取りました。
首長族卒業です。
患部
綺麗に治ってます。
糸は残っちゃってるけど、様子を見ることにします。
だって、クロ母さんもチョビ子も避妊手術後抜糸なんてしなかったよ。
早く毛が生えるといいな。
明日、もう1回投薬です。
ファイッ!
見たらカサブタを掻き切ったらしく、なんか血で汚れてる。(T_T)
蒸しタオルで拭いて、マキロン消毒をしたんで大丈夫だと思うんですが、
まだハラハラさせられてます。
今はまたへそ天で寝ています。
この中瀬家も後継ぎが亡くなり、親戚も若く、結局町が買い取ったそうです。
保存が大変ですよね。
明治村とか江戸たてもの園みたいな所で保存しても、
環境が違うので魅力半減だと思うのです。
私はお掃除してくれるなら、どんな家でもいいな。(笑)
昔の豪農とか豪商や庄屋のお家っていいですよね~。
でもあれって、使用人が何人も居ないと大変。
伝統の建物が今に続かないのは、悲しい~。
私の友人で10年位前にかやぶきをお手伝いに行った人がいますよ。職人が年なんで、お手伝い。
中々数寄屋造りの家とかに住めませんもんねぇ。
BIGで6億当たったら、建てたい。笑。お風呂屋さんみたいな建物にも住みたい。蔵も憧れ。入れるものないけど。笑。6億じゃ建たないかな~?
旅行中のお昼って頭が痛いんですが、カプメイさんはお上手です。
干物、今フライパンで焼いてるから、ちゃんと焼いたのが食べたいです。
今回、古いお寺の柱で立派な欅が使われていましたが、
そういうのも、もうなかなか手に入らないのではないかと思います。
新しいものもいいですが、もっと昔からの森林業や技術を残していけないものかと考えてしまいます。
干物は鯵とイボダイ、サイコー!です。
私の食べた後は、本当に綺麗なんですよ。(プチ自慢)
数年前、勤務先で四阿を葺き直す檜皮が、なかなか入手出来ず、人を頼んで材木から剥ぎました。
干すと一味も二味も違いますよね。
美味しそうです。