【第4章】
(11)帯分数と過分数
◯+(△/□)を、◯(△/□)と表す。
◯(△/□)を「帯分数」という。
(※表記上の制約で、○×(△/□)ではない)
☆/□で、分子☆が分母□より大きいものを「過分数」という。
帯分数◯(△/□)→過分数☆/□
◯(△/□)=◯+(△/□)=(◯/1)+(△/□)
=(◯×□)/□+(△/□)=(◯×□+△)/□
よって、
◯(△/□)=(◯×□+△)/□
過分数☆/□→帯分数◯(△/□)
割り算☆÷□=◯…△
☆=○×□+△
☆/□=(○×□+△)/□
=(○×□)/□+△/□
=○+△/□=○(△/□)
よって、☆/□=◯(△/□)
【例】
2(3/5)=(2×5+3)/5=13/5
17/6
17÷6=2…5だから、
17/6=2(5/6)
(12)帯分数の四則計算
帯分数を過分数に直して計算する。
1(3/5)+2(4/5)
=(8/5)+(14/5)=22/5=4(2/5)
ただ、中学校以降は帯分数を扱うことはめったにありません。