Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

人前でしゃべる仕事

2012年11月10日 | Life
昨夜、飲み過ぎて頭が痛い。
アルコールを抜くために、重い身体を無理やり動かして10キロ走る。
シャワーを浴び、すっきりして京都へ向かう。

きょうはある大学の就活セミナーでにわか講師を務める。
セミナーの前半は大手衣料服メーカーの営業マンが「スーツの選び方・着こなし方」を話し、後半わたしが「就活写真の撮り方」について話をする。
いまや大学も企業とタイアップして、学生たちの就職を支援し後押しする時代で、そうすることで就職率を上げ、ひいては大学の認知度も上げていこうという戦略らしい。

13時にはじまったセミナーは、最初の営業マンの話がなかなか面白くて、聞く者をぐいぐい引き寄せる上手いプレゼンであった。
パワーポイントの使い方も手慣れていて、スクリーンの文字や画像の出し方と話の進行がうまく噛み合っていてわかりやすい。
聞けば、全国のいろいろな大学だけでなく、企業研修などでも話をしているというから、さすがだと思う。
そのあとで話をする立場としてはちょっとつらかった。
ま、こっちはカメラマンという肩書きなので、下手なしゃべくりでも多少は大目に見てもらえる。

わたしは「口角を上げて目に表情をつける」とか「首を傾けずにイスにまっすぐ座る」あるいは「服装や髪型を要チェック」といった要点を、スクリーンに写真を映しだしながら説明した。
だいたいの学生さんはよく聞いてくれていたようだが、なかには舟を漕ぐ人もちらほら…おーい、大丈夫かあ。
わたしのプレゼンは可もなく不可もなし。



15時に大学を出て、JR京都駅まで歩く。
いつも修学旅行や遠足で撮影している場所とはちがい、ふつうの建物や看板のある風景は大阪と大して変わらないことに気づく。
京都駅の構造は大阪駅以上に複雑で、何度も階を上がったり下がったりしてようやくホームにたどり着く。
帰りにヨドバシカメラでペーパーとインクを買う。
Nikon1 V2はまだお目見えしてない。日ごとにあのフォルムが輝きを増している。やばい。


(V1の写りになんの不満もないのだけど)

身体の重心を意識して走る

2012年11月03日 | Life
5時半に起床。
コーヒーをたてて愛犬アルタと散歩。朝の冷え込みに11月を感じる。
昨夜の鶏と大根の煮込みの残りにごはんをぶちこみ雑炊をつくる。同じく残りもののコールスローサラダといっしょに食す。
朝一の仕事はD中学校のアルバム編集。先日回収した校正をもとに訂正稿をつくる。
一段落してマラソンの練習に出る。

きょうは大会まえの最後の追い込み練習である。
先月ずいぶん走り込んだので、疲れが足に溜っている。
なので、きょうの練習が無事におわれば、あしたからは少し練習量をおとして疲れを抜いていく。



走るというのはとても単純な行為であるが、長く走るとなるとこれがなかなか奥深い。
どうすれば長く走れるか。
若いころにくらべて筋力が落ちているから、できるだけ少ないエネルギーで効率よく走る必要がある。
ほかの人の走り方を見たり、本を読んだりして、試行錯誤した結果、からだの重心を意識することが大切だとわかってきた。
人間の重心というのはだいたいヘソの下5センチくらいの場所(正確にはさらにそこから腹のなかへ5センチ入ったところ)にあって、ここが水平にスムースに進んでいけば、自然とフォームが安定してくる。
飛び跳ねるような走り方よりも、歩幅を小さくして前に出した足をゆっくり着地させる方がいいみたい。
直立してるときより重心の位置を少し前にもってくる(つまりからだを前傾させる)と、自然に足が前に出る。

それから重心を意識しながら腰の回転を利用して走るとテンポよく走れる。
右足を前に出すときに右の肘をうしろに引くが、そのときに腰をひねる感じで腕を振ると、足が前に出やすい。
あまりやりすぎると上半身がブレてしまうのでよくないけど。
こんなことをいろいろ考えて、試しながら長い距離を走っている。

きょうは大阪城公園の外堀と内堀を混ぜたコース5周(合計22.5キロ)を1時間56分42秒で走る。
1キロ平均5分11秒。我ながら良いタイムだ。
とりあえずこれでハーフは走れることを確認。でも本番はこれの倍だからなあ。