きょうはある小学校の卒業式の撮影。
式では卒業証書の授与のときだけ、一人ひとり撮って、あとのスナップは撮らない。撮りおわったら舞台の袖でしずかに待機しておくのだが、これがけっこう長く感じる。
式がおわると卒業生が退場して教室へいき、小1時間後にふたたび式場へもどってきて、クラスべつに集合写真を撮る。12時すぎに終了。
写真の仕事って、撮ってる時間よりも意外に待ち時間の方が長い。なので本は必須である。
以前、撮影現場で時間つぶしに岩井俊二を読んでいたら、もう一人のカメラマンが「なにを読んでますか?」というのでその本を見せた。
で、そのカメラマンがそのとき読んでいたのが吉村昭であった。
吉村昭は読んだことがなかったので、さっそくわたしも読んでみると非常におもしろくて、それ以来わたしの好きな作家の一人になった。
彼の小説は江戸時代から昭和にかけてのエポックメーキングな事件を、史実にもとづいて物語にしている。戦艦武蔵が有名だ。
ただ年代や場所をあまりにも詳細に書き綴っているので、なんだか歴史の史料を読んでるような場面もあって文章が硬い。
でも、きょうから読みはじめた「羆嵐(くまあらし)」はなかなかテンポと迫力がありおもしろい。現在、北海道の六線沢にてヒグマと戦っているところです。ズキューン(村田銃の音)
式では卒業証書の授与のときだけ、一人ひとり撮って、あとのスナップは撮らない。撮りおわったら舞台の袖でしずかに待機しておくのだが、これがけっこう長く感じる。
式がおわると卒業生が退場して教室へいき、小1時間後にふたたび式場へもどってきて、クラスべつに集合写真を撮る。12時すぎに終了。
写真の仕事って、撮ってる時間よりも意外に待ち時間の方が長い。なので本は必須である。
以前、撮影現場で時間つぶしに岩井俊二を読んでいたら、もう一人のカメラマンが「なにを読んでますか?」というのでその本を見せた。
で、そのカメラマンがそのとき読んでいたのが吉村昭であった。
吉村昭は読んだことがなかったので、さっそくわたしも読んでみると非常におもしろくて、それ以来わたしの好きな作家の一人になった。
彼の小説は江戸時代から昭和にかけてのエポックメーキングな事件を、史実にもとづいて物語にしている。戦艦武蔵が有名だ。
ただ年代や場所をあまりにも詳細に書き綴っているので、なんだか歴史の史料を読んでるような場面もあって文章が硬い。
でも、きょうから読みはじめた「羆嵐(くまあらし)」はなかなかテンポと迫力がありおもしろい。現在、北海道の六線沢にてヒグマと戦っているところです。ズキューン(村田銃の音)