昨夜、高速夜行バスに乗り、きょうもまた東京めぐり。そして夜はTIPの文章作成ゼミ(4回目)。
←皇居ランのあと、シャワールームで
午前中はくもりなので、まず皇居の周りを2周走る。
そのあと竹橋の国立近代美術館で「プレイバック・アーティスト・トーク展」と常設展を観る。
プレイバック展では、日本の現代絵画でいま活躍中の12人の作品展示と、それぞれの作家が以前この美術館で行なったアーティスト・トークのVTRが放映されている。
現代絵画って、抽象的なものから具象的なものまで、あるいは平面的なものから立体的というかインスタレーションのようなものまで、その表現の幅が非常に広い。
自分の好き嫌いだけで観ていくと、ほとんど面白くないものばかりで、「金返せ」ってことになる場合が多い。
でも、きょうの展覧会は作品のとなり(のVTRの中)で作家が作品解説をしてくれるので、とてもよくわかって面白かった。
全員のVTRを観たわけじゃないけど、ほとんどの作家が話題にしていたのは「物質感と空間感」についてである。
すなわちキャンバスとか絵の具という物質を使って、平面の中に空間つまりイリュージョンを産み出すことが、絵画の仕事だといっていた。
ちょっと考えれば当たり前のことなんだけれど、それぞれの方法論が作家によってみんなちがうのが興味深い。
そういう細かい技術的なことをいちいち説明するのは無粋だと思っていたが、現代絵画の人たちはけっこうそれを語るもんだ。
そのおかげで作品をより身近かに感じることができて、今回はアーティスト・トークって大切なんだと思った。
新宿に出て昼食にラーメンを食う。すごいボリュームに面食らう。味はまあまあ。
そのあとニコンサロンとコニカミノルタプラザへいく。
コニカミノルタのギャラリーAでやっていた小柴立祐さんの「Bajau~Life above tha sea~」はとても良かった。
フィリピンのバジャウ族の水上生活を撮った写真だが、密着度がすごい。ちょっと行った程度ではこんなに撮れないと思う。
←金村さんっぽく、6×7のプロポーションで
そのあと、新宿3丁目のPhotographers' Galleryで金村修写真展「ヒンデンブルク/オーメン」を観る。
金村氏の写真は相変わらずだが、ギャラリーの壁面の上から下までぎっしり全紙プリントが貼ってあって、その枚数だけでも圧倒される。なんかもう酔いそうになった。
雑な焼き込みが彼の持ち味といえばそうなのかも知れないが、わたしはもう見飽きてしまった。いったいいつまでやるのかな。
こうなったら死ぬまで続けてほしい。金村教祖さま。
さいごに、四谷4丁目のTotem Pole Photo Galleryで關口寛人写真展「babies」を観る。
彼の写真はつねに弱い立場の人に向いている。ルポルタージュ的な手法で撮る社会派のカメラマンだ。
本人さんがいたので少しお話をしたが、とても若いのに落ちついた感じの人だった。
いったん八重洲口までもどり、今夜の夜行バスの停留所を確認し(いつものバス会社とはちがうので)、そのあとTIPゼミへいく。
←皇居ランのあと、シャワールームで
午前中はくもりなので、まず皇居の周りを2周走る。
そのあと竹橋の国立近代美術館で「プレイバック・アーティスト・トーク展」と常設展を観る。
プレイバック展では、日本の現代絵画でいま活躍中の12人の作品展示と、それぞれの作家が以前この美術館で行なったアーティスト・トークのVTRが放映されている。
現代絵画って、抽象的なものから具象的なものまで、あるいは平面的なものから立体的というかインスタレーションのようなものまで、その表現の幅が非常に広い。
自分の好き嫌いだけで観ていくと、ほとんど面白くないものばかりで、「金返せ」ってことになる場合が多い。
でも、きょうの展覧会は作品のとなり(のVTRの中)で作家が作品解説をしてくれるので、とてもよくわかって面白かった。
全員のVTRを観たわけじゃないけど、ほとんどの作家が話題にしていたのは「物質感と空間感」についてである。
すなわちキャンバスとか絵の具という物質を使って、平面の中に空間つまりイリュージョンを産み出すことが、絵画の仕事だといっていた。
ちょっと考えれば当たり前のことなんだけれど、それぞれの方法論が作家によってみんなちがうのが興味深い。
そういう細かい技術的なことをいちいち説明するのは無粋だと思っていたが、現代絵画の人たちはけっこうそれを語るもんだ。
そのおかげで作品をより身近かに感じることができて、今回はアーティスト・トークって大切なんだと思った。
新宿に出て昼食にラーメンを食う。すごいボリュームに面食らう。味はまあまあ。
そのあとニコンサロンとコニカミノルタプラザへいく。
コニカミノルタのギャラリーAでやっていた小柴立祐さんの「Bajau~Life above tha sea~」はとても良かった。
フィリピンのバジャウ族の水上生活を撮った写真だが、密着度がすごい。ちょっと行った程度ではこんなに撮れないと思う。
←金村さんっぽく、6×7のプロポーションで
そのあと、新宿3丁目のPhotographers' Galleryで金村修写真展「ヒンデンブルク/オーメン」を観る。
金村氏の写真は相変わらずだが、ギャラリーの壁面の上から下までぎっしり全紙プリントが貼ってあって、その枚数だけでも圧倒される。なんかもう酔いそうになった。
雑な焼き込みが彼の持ち味といえばそうなのかも知れないが、わたしはもう見飽きてしまった。いったいいつまでやるのかな。
こうなったら死ぬまで続けてほしい。金村教祖さま。
さいごに、四谷4丁目のTotem Pole Photo Galleryで關口寛人写真展「babies」を観る。
彼の写真はつねに弱い立場の人に向いている。ルポルタージュ的な手法で撮る社会派のカメラマンだ。
本人さんがいたので少しお話をしたが、とても若いのに落ちついた感じの人だった。
いったん八重洲口までもどり、今夜の夜行バスの停留所を確認し(いつものバス会社とはちがうので)、そのあとTIPゼミへいく。