Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

旅のスタイルとその準備

2012年06月29日 | Life
いよいよ旅の季節である。
今年は来週末から約1週間モンゴルへ行く。
わたしの旅のスタイルはほとんど行き当たりばったりで、行き帰りの航空券しか持たない。
宿泊場所は現地でさがす。移動手段もバスかタクシー。とにかく現地で考える。
ことばなんてわからなくても身ぶり手ぶりでなんとかなるものだ。
そう思っているので、いつまでたっても英語すらしゃべれない。ダルビッシュの聞く英語教材でもやってみようか。
まあそんなわけで、準備といっても大した準備などない。
仕事で修学旅行に同行するときの装備と基本的には同じで、むしろカメラ機材は仕事よりも少ないくらいだ。
すでに航空券は取ってあるので、あとは行くだけ。


(この写真は13年まえにモンゴルへ行ったときに撮ったもの。もちろんフィルムです)

今週のはじめから為替レートの動向を注視していたが、きょう現在1ドル=79.34円でじりじりと円高が進んでいる。
これだけ政局ががたついているのに、日本円が強いということがわたしには理解できない。
世界の混乱ぶりにくらべたら日本の方がまだまし、ということか。
とりあえず滞在費として少し多めにドルを買う。モンゴルの地方ではカードは使えないからね。

いつもなら旅のカメラはライカ+コンデジなのに、今回はめずらしく一眼レフ機をもっていく。
ナーダムで走る馬を撮りたいからだ。
メイン機はニコンD7000、サブ機はニコン1 V1を考えている。
以前にも書いたように、この2台はバッテリーが同じで共用できるのがよい。
ただしライカのようにグローバルな充電器じゃないので、100Vに降圧する変圧器をもっていかねばならない。これがけっこう重い。

ニコン1のレンズは10ミリ(27ミリ相当)しかないので迷わないが、D7000の方にどのレンズを付けるか、ただいま思案中。
望遠系が必要なので、18-200ミリか70-200ミリか迷っている。
重くても画質を優先するなら後者なのだが、そうすると標準系も必要になってくるのでさらに重くなる。
70-200ミリなら一脚も必要かもしれない。
一脚を入れるには小ぶりのキャリーバッグではムリだから、ワンサイズ大きなスーツケースに変更なるだろう。

という具合いにレンズ1本で装備がずいぶん変わってしまう。
わたしの旅は身軽なのが信条なので悩んでしまう。いっそのこと望遠レンズはあきらめるか。

家を買う理由ってなんだ

2012年06月27日 | Life
先日、知人の付き添いである分譲マンションのモデルルームへいった。
1時間も一方的にしゃべったあと、さいごに「みじめな老後をおくりたいのですか」と担当者は知人にいった。
それは脅しなのか。おまえ何様やねん。
知人の手まえ、口には出さなかったが、わたしは怒り心頭であった。

(この写真はイメージです。上のモデルルームではありません)

住宅を購入する理由のトップ3は、「いま低金利なので」「賃貸よりお得」「老後の安心」というものだ。
このもっともな理由に反論することはむずかしい。
なぜならこれは売り手が買い手の不安材料、つまり「痛いところ」につけ込んだ口上であるからだ。
年金制度が事実上破綻している昨今の状況や、それをカムフラージュするような消費税増税など、庶民の心休まる話題は少ないのだから、「国に頼るより自衛するしかない」と考えるのは自然な心理ではないか。
不動産売買はそこを巧みに突いてくる。

だが1990年はじめからバブル崩壊まで、他人の不動産を転売することで荒稼ぎしてきたヤツらのいうことを、簡単に鵜呑みにすることはできない。
「いまが一番の買い時」などという口説き文句がもっともあやしい。
占い師でもないのに、そんなことだれにもわからない。
そもそも「家を買えば本当にしあわせなのか?」という疑問がわたしのなかにはある。
35年も住宅ローンを組んで、払いおわったらもうほとんど資産価値のない物件になっているわけだから、それなら賃貸住宅でもいいではないか。
それに35年間、その家(土地)に縛られるなんてうんざりである。
ヤツらはなにかあれば転売できるというが、まず売値が買値よりも高くなることはないし、その諸費用もバカにならない。
結局、多額の借金を背負うことになるのは目に見えている。

こんなことを書いているわたし自身は自分の家を買っているので、まったく説得力のない話であるが、その購入理由は「ペットを飼うため」なのだから仕方がない。
一生ここに住む気などさらさらなくて、なにかうまい仕事さえあれば、カナダとか南フランスとかニュージーランドに住みたいと本気で考えている。
さしずめ自分の写真が世界で認められ、美術館にでも所蔵されるようになれば夢ではない。

あなたも赤外線写真にハマッてみる?

2012年06月26日 | Photography
先週からある仕事で頭を悩ましている。
くわしい内容はそれが完成したあとで書くとして、簡単にいえば作品のキャプションづくりである。
自分の作品なのだから好きに書けばいいようなものだが、依頼主から「こんな感じで」という注文があって、それに沿うように書こうと考えれば考えるほど筆が進まない。

本日、梅雨の中休み。
居間の窓から美しい光が差し込んでくる。と、居ても立ってもいられない。
その仕事を放り出して、カメラをもってバイクにまたがる。
伊丹市にある昆陽池(こやいけ)公園へゴー!
1時間くらいで到着。
ここは野鳥観察で有名な公園で、1年を通じていろんな鳥が見られるらしい。
なので、きょうは鳥をアクセントに入れてみようと思う。



どうですか。
なんか白鳥が入ると幻想的な風景がより強調されますね。(自分でいうのもなんですが)
なかなかこっちに来てくれないので、10分くらいねばってようやく1カットだけ白鳥の入ったのが撮れました。
光の当たり方と白鳥の入り方のタイミングがうまく合ったと思う。

さて「わたしも赤外線写真を撮ってみたい」と考えているあなた。急いだ方がいい。
フィルムで撮るなら、現在、手に入る赤外線フィルムはEfke「IR820」、ローライ「Infrared 400S」、イルフォード「SFX」の3銘柄。
いつ製造中止になってもおかしくない絶滅危惧種的フィルムだ。
そのうえ、フィルム現像はともかく、暗室作業をする場所とそのスキルがないとプリントはつくれない。
モノクロ暗室の経験のない人がいまからはじめるには、かなり時間がかかりそう。

一方、デジタルで撮るなら赤外線だけを通すIRフィルターを使えば、比較的簡単に写すことが可能だ。(フィルムで撮る場合もIRフィルターは必要です)
多くのデジカメは赤外線をカットするフィルターが内蔵されているのでうまく撮れないが、リコーのGRデジタルやシグマDPシリーズならけっこう美しい赤外線写真が撮れる。
なかでもライカM8は赤外線カットフィルターがないので最適のカメラである。
もう生産されていないが、中古市場ではようやく20万円を切る値段で出てきた。それでも高いね。
暗室用具1セットをそろえるか、それともM8を買うか、思案のしどころである。

カメラ機材がそろった人は澤村徹氏のブログに赤外線写真の撮り方がくわしく書いてあるので、ぜひ参考にしてほしい。
澤村さんはカメラオタクなのに写真が上手いので、ちょっと気になる存在です。

5100か3200か、それが問題だ

2012年06月21日 | Camera
カメラ選びのポイントはいくつかあるが、まず性能が高いことをあげる人は多いと思う。
でも、それなら性能の高くないカメラをあげよ、と聞かれると困ってしまう。
ウェブ上に氾濫するレビューや口コミ情報を読めばわかるように、どの記事も重箱の隅を突っつくようなことばかり書いてあり、本当の意味でそのカメラの欠点を指摘するものはない。
つまり、いまのカメラはどのメーカーのどんなモデルでもよくできているのである。

ならば、つぎなるポイントはというと、デザインをあげたいのだが、これもどのメーカーも似たり寄ったりである。
フィルムを使うカメラよりも、電子部品で組み立てられるデジカメの方がデザイン的な制約は少ないように思うのだが、素人にはわからない難しさがあるのだろうか。
なかなか個性的なデザインのデジカメは見当たらない。
フィルム時代のカメラにはずいぶんとおもしろいデザインのカメラがあったのになあ。

そうなるとあとは費用対効果、コストパフォーマンスがポイントということになる。
狙い目は1年くらいまえに発売されたモデルで、うまく探せば定価の半分くらいで手に入るからお買い得感が高い。(それでもお店は儲かるのだから、もともとの原価はいくらなのかと思う)



先日、知り合いのQさんから「MZ-3みたいなデジカメがほしい」とメールが来た。
MZ-3というのはペンタックスのフィルムカメラで、小ぶりでとても使いやすいカメラだ。
彼女は現在これを使っている。
何度かメールをやりとりして、希望の条件を絞り込んだ結果、ニコンの一眼レフ機がいいのではないかと提案する。
で、きょう、ヨドバシカメラへじっさいのカメラを見にいった。

わたしの目算では、ついこのあいだ発売になったD3200を奨めるつもりであったが、そのとなりにD5100がお得な値段で置いてあった。
ちょうど1年ほどまえに出たモデルだ。
D3200より少し大きい(55グラム重い)ので、「MZ-3みたいな」という希望からはやや外れるけど、わたしが仕事で使っているD7000と中身は同じなので、画質的にはまったく遜色ない。
むしろアクティブD-ライティング(階調の拡張機能)が「オート・より強め・強め・標準・弱め・しない」を選べるのがいいと思う。
D3200は「する・しない」のどちらかしか選べない。

さらにRAWモードではD3200は12ビットなのに対し、D5100は14ビットで記録するので、単純にいえば現像時の調整幅が広い。
もっとも彼女がRAW現像までするのかは疑問だが。
あとはバリアングル(可動式)の液晶モニタが賛否の分かれるところか。
D5100に付いているこのバリアングル液晶モニタはライブビュー撮影を好む人には便利かもしれないが、ファインダーを覗きたい人には無用だ。
ただバリアングルが左開きになったために、液晶モニタの左側にあったボタン類が右側やべつの場所に移動している。
慣れれば問題ないかもしれないが、ニコンのほかのモデルとまったくちがうので、わたしには扱いにくい。
さらに細かいことをいうと、液晶モニタの視野角がD5100の方が10度広く、170度である。
これは上位機種と同じスペックなので、D3200だけが10度狭いということになる。

とまあ、このように重箱の隅を突っついたところで、写真表現にはほとんどなにも関係ないから、あとは持った感じとか、カラーバリエーションとか、フトコロ具合いで決めるしかない。
はっきりしていることは、どちらでも良い写真は撮れるということだ。腕しだいで。

つよく願えば夢はかなう

2012年06月20日 | Life
今月のはじめに山の中を走る24キロマラソンにエントリーしていた。
高低差400メートルもある過酷なコースから「残酷マラソン」という名まえがついている大会だ。
が、そのちょうど1週間まえにさいごの追い込み練習をおえ、帰宅してトイレに行くとまっ赤な血尿が出たのでおどろいた。
何事もほどほどが大切だと思いしり、大会は欠場することにした。
それ以後、きつい付加をかける追い込み練習は避け、LSD練習にきりかえている。(LSDとはロング・スロー・ディスタンスの頭文字で、長い距離をゆっくりと走ること)



きょう、大阪マラソンの事務局から抽選結果がきた。
「当選」である。
今回のエントリー数は15.5万人で、そこから3万人が選ばれた。まさに奇跡的!
大会は11月25日(日)で、この夏の練習が命運を分ける。
残酷マラソン欠場後、練習量が減っていたけど、これでまた気合いが入ったぞ。
ま、ほどほどにします。