先日、仕事でごいっしょしたカメラマンのIさんは、笑顔を絶やさない好青年でした。幼稚園児の撮影では撮影の技術以前に、顔の表情や声のかけ方が大切で、そのカメラマンと園児との心理的な距離によって、撮れる写真が大きく変わってきます。その意味でIさんの笑顔はとても素敵だと思いました。
昼休みにすこし待ち時間があったのでいろいろ話をしていると、彼はふだんは婚礼を撮っているそうです。結婚式は人生にたった一度のハレの舞台ですから、失敗はゆるされない撮影です。それこそ新郎新婦との心理的な距離感をできるだけ近づけて撮らねばならない。なので、わたしの知っている婚礼を撮るカメラマンはみなさん例外なくいい笑顔をもっています。自然な笑顔というのはカメラマンの必須アイテムなのです。
Iさんは婚礼のほかにもブツ撮りの仕事もしてるというので、若いのにいろんな仕事をされているなあと感心しました。あしたはその撮影があって、クライアントがスタジオに来てその場で画像を確認するらしく、「緊張する」と言ってましたが、彼の話っぷりはどこか楽しげでもありました。この人は写真を撮るのが本当に好きなのだなとわかります。さまざまなタイプのカメラマンがいるけど、やはり仕事の撮影でも楽しんで撮れる人が一番いい仕事をするような気がします。
さいごに彼のおじいさんからもらったというカメラの話になりました。そのカメラはライカのⅢfというもので、わたしも以前使ったことのあるカメラです。いわゆるバルナック型とよばれる小さくてかわいいカメラです。小さいといっても35ミリフィルム(今でいうフルサイズです)を使うカメラで、かつて戦場でキャパが使っていたし、写真の神さまとよばれるブレッソンだって使っていました。小さくてシンプルな機械だけど、性能は非常にいいカメラなのです。
Iさんはそのカメラの独特なフィルムの入れ方をおじいさんから教えてもらっていました。つまり自分でも使ったことがあるということです。なんかバルナックライカを持っているというだけで親近感を抱いてしまいます。
昼休みにすこし待ち時間があったのでいろいろ話をしていると、彼はふだんは婚礼を撮っているそうです。結婚式は人生にたった一度のハレの舞台ですから、失敗はゆるされない撮影です。それこそ新郎新婦との心理的な距離感をできるだけ近づけて撮らねばならない。なので、わたしの知っている婚礼を撮るカメラマンはみなさん例外なくいい笑顔をもっています。自然な笑顔というのはカメラマンの必須アイテムなのです。
Iさんは婚礼のほかにもブツ撮りの仕事もしてるというので、若いのにいろんな仕事をされているなあと感心しました。あしたはその撮影があって、クライアントがスタジオに来てその場で画像を確認するらしく、「緊張する」と言ってましたが、彼の話っぷりはどこか楽しげでもありました。この人は写真を撮るのが本当に好きなのだなとわかります。さまざまなタイプのカメラマンがいるけど、やはり仕事の撮影でも楽しんで撮れる人が一番いい仕事をするような気がします。
さいごに彼のおじいさんからもらったというカメラの話になりました。そのカメラはライカのⅢfというもので、わたしも以前使ったことのあるカメラです。いわゆるバルナック型とよばれる小さくてかわいいカメラです。小さいといっても35ミリフィルム(今でいうフルサイズです)を使うカメラで、かつて戦場でキャパが使っていたし、写真の神さまとよばれるブレッソンだって使っていました。小さくてシンプルな機械だけど、性能は非常にいいカメラなのです。
Iさんはそのカメラの独特なフィルムの入れ方をおじいさんから教えてもらっていました。つまり自分でも使ったことがあるということです。なんかバルナックライカを持っているというだけで親近感を抱いてしまいます。