Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

沖縄から平和を願う

2011年05月31日 | Life


きょうからH中学校の修学旅行で沖縄に来ている。
台風二号が行ってしまったので、気持ちいいくらい晴れわたっている。
平和祈念公園で集合写真を撮り、アブチラガマでスナップ写真を撮る。
真っ暗なガマの中でピントを合わせるのが一苦労。

名護市にあるホテルに宿泊してるが、わたしの部屋はツインルームでとても広い。
なんだか広すぎて落ちつかない。
仕事で来てるのにこんなに贅沢していいのか。
インドから帰ったばかりで、余計にそう感じてしまう。

そろそろ生徒さんは就寝時間。
さあ、静かになるのは何時かな。
打ち合わせはそのあとだ。

3D写真に未来はあるのか

2011年05月28日 | Camera
いま一番お気に入りのインクジェット用ペーパーはハーネミューレ社の「ファインアート・バライタ」という紙だ。
ものすごく高価な紙だが、色の再現性が広いうえに質感がとてもすばらしく、PX-5500とのマッチングは最高。
写真のクォリティーがぐっと上がる。
きょう、ヨドバシカメラへこのペーパーを買いにいったら、在庫切れであった。
きのうの授業で生徒に教えたので、先に買われてしまったか。
しかたないので取り寄せてもらう。

2階のカメラ売場でパナソニック製の3Dカメラを見る。
これは富士フィルムやソニーの3Dカメラとはちがい、今までのカメラに3D用レンズを装着すれば立体写真が撮れるというものだ。
だが裸眼で立体視できる富士フィルムに対し、こいつは専用のメガネをかけないと立体には見えない。
さっそくメガネをかけて、大きなテレビモニタに映し出された画像を見てみる。
たしかに前後の奥行きは感じるのだが、まるで舞台の書き割りのようで、ぺたんとした平面の絵が前後に何枚か重なっているようにしか見えない。
開発した人には申しわけないが、わたしにはまったくリアリティが感じられない。
写真表現に3Dなんて必要ないし、むしろ2Dだからおもしろいということを理解していない。
写真を撮らない人がつくっているのだと思う。
(富士フィルムの3Dカメラは2年前に発売になって、去年のうちに早々と生産を終了している。売れなかったのが理由だろうが、X100をつくる会社のポリシーを感じてしまう。)

ヨドバシを出て、キヤノンギャラリー→ニコンサロン→アーツギャラリーで「大阪写真月間150人の写真展」を見る。
3会場合わせて50人くらいの作品を見たなかで、上手い写真はたくさんあったが、はっと息をのむような作品には出会わなかった。
一坪ほどの展示スペースにせいぜい5~10枚の写真では、自分の世界を表現するのは難しいのかもしれない。
やはり作品を見せるには40~50枚は必要だろう。

LUMIX G(3Dレンズ)

ノウハウなんていくらでも盗め

2011年05月27日 | Class
きょうの授業の前半はいろいろなレンズの使い方の話をする。
はじめにわたしが仕事で使っている機材の紹介。
そのあと、これらのレンズを使ってわたしがどんな写真を撮っているのか、プロジェクターで見せる。
いろんなものを撮っているけれど、標準・広角・望遠のそれぞれのズームレンズがあれば、まずどんな現場でも困ることはない。
ただ、ときにはボケ味のきれいな単焦点やマクロなどの特殊なレンズも必要な場面があるので、一応持っていると心強い。



さて広角レンズの使い方であるが、広角は文字どおり画角が広いのでいろんなものが画面に入ってくる。
初心者が使うと主題のわからない散漫な絵になりやすい。
それを防ぐためには、できるだけ主題に近づいて撮る必要がある。
主題に近づくと当然その主題は大きく写り、それに比べて背景は小さく写る。
広角レンズが「遠近感が強く出る」というのはこのためである。

ところがこの遠近感がクセもので、カメラをアイレベル(被写体とフィルム面が平行になるよう)に構えないと、被写体の形が歪んでしまう。
たとえば人物を上から見下ろす(ハイアングル)ようにして撮ると、頭が大きくて足の短いプロポーションになる。
そういう絵が求められているのならかまわないが、ふつうの撮影ではNGだ。
そこで人物ポートレイトやブツ撮りなどでは形を歪まさないように、標準から中望遠レンズを使うことになる。
あとはどこまでピントが必要か(つまり被写界深度の深さ)を考えて絞り値を選ぶ。
とはいえ、じっさいの現場では会場の大きさや教室の広さによって、このレンズでしか撮れないという場合も少なくない。
さあ、バイトの金が貯まったら、キミがつぎに買うレンズは広角ズームだ。



授業の後半にインドの写真のスライドショーを見せる。
時間にして5分足らずの短いものだが、楽しんでもらえたのならうれしい。
上映後、なにか感想や質問はあるかと聞いたが、だれも反応しなかったのはちょっと残念だ。
もしわたしが生徒で、先生の撮りおろしのスライドショーを見せてもらったなら、どんな機材でどんな風に撮影してるのか、あれこれ聞いているだろう。
なぜインドなのか? ほかにどんな国を撮っているのか? おもしろいエピソードは?・・・つぎつぎと聞きたいことが出てきそうだ。
だが今年の生徒さんはずいぶんと控えめで、授業中もあまり質問をしてこない。
そんなにわかりやすい説明をしてるとは思えないのだが。
わたしとしては膨大な時間と金をかけて写真を撮っているわけだから、そのノウハウを明かしたくない気持ちもあるが、生徒の立場でいえばせっかく高い授業料を払って学んでいるのだから、盗めるものはなんでも盗まなければ損だ。
そのために外部講師を呼んでいると考えれば、もっとあつかましくてもいいと思う。(自分でいうのもなんだが)

だけどホントのことをいうと、どんなにノウハウを明かしたところで、同じ写真は撮れない。
写真というのは「どこに立つか」が勝負だからね。
生徒たちよ、いくらでもかかってきなさい。

M8のグローバルな充電器

2011年05月26日 | Camera
出発前に書いたとおり、インドへはライカM8とパナソニックLX5を持っていった。
M8のバッテリーはだいたい300カットくらいでなくなってしまうので、予備を2個と充電器も持っていく。
LX5の方はそんなに出番はないだろうと考えて、予備のバッテリーを1個だけ持ち、充電器はなし。
結果的にはその予備も使うことはなかった。
LX5のバッテリーは非常によく持つことがわかる。



ところで、M8の美点はたくさんあるが、充電器のことを少し書く。
この充電器、横60ミリ×縦115ミリ×厚み65ミリ(差し込みプラグの長さを除く)という巨大な大きさで、日本のライカユーザーには不評だ。
そのおかげかどうか知らないが、M8.2が出たときにコンパクト型がつくられて、別売もされている。
初期型がどうしてこんなにバカでかいのかというと、世界中のいろいろな国で使えるように変圧器が内蔵されているからだ。
差し込みプラグも3つ付いていて、簡単に取り外しができる。
だから今回のインド旅行でもこの充電器だけを持っていけばよかったわけで、普通のデジカメの充電器ならば、それこそ別の変圧器を持っていかねばならない。
わたしも何種類かの変圧器を持っているが、けっこう重いものだ。
充電器と変圧器の2つ持つのか、変圧器の入った(ちょっと大柄な)充電器を1つ持つのか、どっちがいいか。
旅なれた人なら当然後者だろう。(ほかに電気の必要なものを持たないという意味で)
ちなみにインドは左のユーロタイプ230Vのプラグで、日本のプラグは右のUSタイプ110Vだ。



[きょうの夕食]
・豚カツのおろしポン酢
・タラのソテー、アボカドとトマトのざく切りソース※
・春キャベツのコールスロー

※アボカドと湯むきしたトマトをざく切りにし、玉ねぎのみじん切りも入れる。
塩・こしょうして、レモン汁をかけて混ぜ合わせる。
きょうの「おしゃべりクッキング」で若林先生が教えてくれたもの。
ホントはいわしのオイル煮だったけど。

PX-5500のプリンタドライバーがヘンだ

2011年05月24日 | Life
朝一番につぎの授業の資料プリントをつくる。
毎年だいたい同じことを教えているので、去年のプリントを使えばいいのだが、そうもいかない。
1年たつとしゃべりたい内容が微妙に変わっているので、それに合わせたプリントが必要になってくるのだ。
今年はできるだけ文字の説明は少なくして、写真や図によって直感的にわかるような資料にしている。

資料づくりのあと、インド旅行で中断していたジョギングを再開する。
きょうは久しぶりなので、ゆっくりと8.5キロを52分で走る。



シャワーを浴びストレッチのあと、いよいよインドの作品プリントをつくる。
先日からエプソンのプリンターの調子が悪く、原因不明のエラー表示が出てプリントできない。
なのでエプソンのウェブサイトからもう一度ドライバーをインストゥールしなおすことにした。
ところが、Mac用のプリンタドライバーはMac本体のソフトウェア・アップデートによってダウンロードしなければ、エプソンからは配布していないらしい。
なんだかよくわからないけど、ドライバーの再インストゥールができない。
そこで今度はまえに使っていたiMacとつないで移行アシスタントによってアプリケーションファイルごと移行することにした。
だが、2時間もかけて設定やらアプリケーションやらを移行したのに、結局プリンターは動かない。
いったい何がどうなっているのやら。

しかたがないので、エプソンのサポートへ電話して症状を訴えた。
するとシステム環境設定の「プリントとファックス」を開き、PX-5500の「オプションとサプライ」の中からドライバーのバージョンを確認するように指示される。
じっさいのバージョンは「Vr.8.39」なのに、そこには「Vr.1.0」となっていた。
で、「1.0」のドライバーを一度削除して、最新のバージョンを入れなおすとプリンタは正常に動作しはじめた。
じつは最新バージョンはすでにPCのなかに入っていて、それを指定してやってなかったのが原因らしい。
オペレーターのいうとおりにやれば、あっという間に解決したが、もう一度同じようにせよといわれるとたぶんできないだろう。
PCというのは不思議なモノだ。
とりあえず6枚ほどインドのプリントをつくる。



[きょうの夕食]
・鶏ササミと春菊のサラダ
・シマチョウと椎茸のピリ辛炒め
・鶏もも肉のからあげ
・鴨肉のパストラミのバルサミコ酢がけ