高倍率ズームは便利だが画質がよくないと言われていたのはもう二昔まえの話。ニコンZ5といっしょに買ったニッコールZ 24-200mm f/4-6.3 VRは、どの焦点距離でもとてもよく写るレンズである。しかも570グラムという軽さで、もうこれ1本あれば何でも撮れる万能レンズといってもいい。
とにかくZシリーズに最適化しているので、気持ちいいほど隅々までピントが来る。PCでピクセル等倍にしても恐ろしいほど解像している。画づくりとか色の出方はニコンらしい感じで、これは好みの分かれるところだが、わたしは昔からニコンの力強い画が好きだ。
85ミリを使用(Mモード、1/250秒、F9、ISO100)
↑ピクセル等倍(手前のネットにピントが来てます)
160ミリを使用(Aモード、1/400秒、F8、ISO100)
↑ピクセル等倍(中央のシングルポイントAF。連射は使っていません。めっちゃピント速いです)
200ミリを使用(Aモード、1/500秒、F8、ISO100)
200ミリでも70センチまで寄れるので、マクロレンズ的な使い方もできます。
とりあえずこのレンズがあれば、たいていのものは撮れると思う。あとマウントアダプターFTZがあるので、超広角も単焦点もOK。その試し撮りはまた今度。