Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

フレーム選びはたいせつ

2015年01月06日 | Life


友だちのLさんが今月末に東京でグループ展をやるらしい。
そこに出品する写真のフレームを買いに、いっしょにヨドバシカメラへ見にいく。
写真のフレームっていろいろあるけど、中に入れる写真とうまく合わせるのは意外にむずかしい。
彼女はA4サイズの見本プリントを持参して、それをフレームに合わせながら見え方をチェックしている。

わたしのフレームの選び方はかんたん。
「シンプルで、写真の見え方をじゃましないもの」
素人さんの写真展などで、フレームを手づくりした作品を見ることがあるが、フレーム自体が主張しすぎて肝心の写真がよく見えないことがある。
写真の内容にもよるだろうが、やはりフレームは清潔感のあるすっきりとしたものがいいと思う。

それとマットの幅と色もたいせつだ。
市販のフレームはマットの幅が狭いものが多い。しかもタテ・ヨコ兼用なので、窓をド真ん中に切り抜いてあるのも問題だ。
写真を真ん中にあるように見せるためには、すこしだけ上にずらして切り抜かねばならない。写真美術館などのスタンダードは天の幅45パーセントに対し、地は55パーセントくらいだ。
色に関しては白色か、すこし黄色ののったクリーム色が無難だと思う。
黒色はカッコよく見えるけど、結局フレームとおなじで、マットが主張してしまって、写真のじゃまになることが多い。

[わが家のコレクション]

 土田ヒロミ「新・砂を数える」
 大石芳野「少年パパニー」
 飯塚達央「雪月花風」
 松園量介「Kepakemapa」
 これはわたしのポストカードです。あしからず。

Lさんは木製で黒縁のスクェアなフレームを買う。
シンプルだけど、なかなかオシャレな感じで、写真が映えそうだ。

長距離ランで天啓をうける

2015年01月05日 | Life


そろそろ正月モードを仕事モードへ切り替えなければならない。
手はじめにきょうは大阪城公園へ走りにいく。健康管理を怠るといい仕事ができないのは常識。わたしにとってランニングはもはや仕事のうちだ。
家から大阪城公園まで5キロ弱。往復で10キロほど。大阪城のお堀を2周すると9キロだから、合計で19キロの長距離練習である。
とにかく長い距離をゆっくりと走り込むことが、いまのわたしの課題なのだ。



走っているといろんなことを考えるのだけど、きょうは2月の「写真茶話会RR展」開催までにしなければならないことを考えていた。
今回は個展ではなくグループ展なので、自分の作品だけつくっていればいいというわけにはいかない。参加メンバーのほとんどが写真の展覧会をするのははじめてだからだ。まず展示用の写真をどこでプリントするのか、その大きさはどれくらいにするのか、仕上げはどうするのか、そもそもどんな仕上げ方があるのか等々、わからないことだらけだと思う。
でも作品の仕上げや展示の方法がまずいと、せっかくの写真が台なしになってしまうし、展覧会全体のクォリティも下がってしまう。なので、わたしはできる限りほかの人たちのプリント制作に協力しようと考えている。情けは人のためならず、なのである。



とはいえ、わたしにもさいごの難関が待っている。それは作品のタイトル決めだ。
メンバーの一人であるSさんがいいタイトルを付けてくれたのに、きのう主宰者SIGN氏から「あれはダメですよ」と却下された。オーマイガーッ!
走りながら、ああでもないこうでもないと考えたが、ペースが上がってくるともうなにも考えられなくなった。
が、大阪城公園から家に帰る途中で、急に頭のなかにことばが浮かんだ。おお、これこそ天啓! きっといける。どんなタイトルかは見てのおたのしみ。



ランニングから帰ってクールダウンし、近くのスーパーへ食糧を買いにいく。あいかわらず葉もの野菜が高い。それに最近シイタケも高くなった。勘弁してほしい。
午後からRR展の案内状を置いてもらうギャラリーを調べる。
大阪市内はだいたい心斎橋に集中しているので、今週末にでも一気に回ろうと思う。梅田周辺はまた来週に。それから神戸と奈良のギャラリーはほかのメンバーに頼もうと思う。

三が日にしたこと

2015年01月03日 | Life
元日:午前中、ニューイヤー駅伝を見て、午後から初詣を兼ねて近くの神社までランニング。おみくじで大吉を引き当てる。幸先よし。



二日:きのうからの雪で外は白銀の世界。みんなで記念写真を撮る。夕方、大阪にもどり、高校時代の友だちと会う。家族、とりわけ親の介護に話がおよぶ。みんな、そういう年代になってきた。



三日:写真茶話会のメンバーから預かった画像データを調整して見本のプリントをつくる。



Iさんの作品は全部で17枚。そのうち3枚はリコーのコンデジで、のこり14枚はオリンパスの4/3機で撮ったものだ。リコーの画像データは画素数が足りないうえに画質的にきびしい。暗部に偽色がかなり出ていてその補正に手こずる。本番プリントでA3ノビサイズに伸ばすのはきついかもしれない。
オリンパスのデータはなぜだかわからないが、解像度が「314dpi」というヘンな数字で、それをいちいち300dpiにするのが面倒だった。彩度が高いのはオリンパスらしいが、わたし好みの画ではない。画質的には問題なし。

Jさんの画像データを見て、画素数がまったく足りないのでおどろく。300dpiで出力するならキャビネサイズにもならない大きさだ。これで展覧会用の大きなプリントをつくるのは不可能。とりあえず画素数を補完して無理やりA3サイズに伸ばしてみる。あしたこれを本人さんとSIGNさんに見てもらうことになっている。写真の選択をしなおすべきかもしれない。ああ

Kさんのデータは問題なし。写真はソニーRX100で撮ったものだが、モノクロ画像がすばらしい描写なので、ほとんど調整することなく(すこしだけハイライトを触った)、そのままで美しいプリントができた。色調を純黒調と温黒調の2種類で出力したので、本人さんの好みを聞いてから大伸ばしプリントを発注しようと思う。

←幸福感を表現するにはオリンパスがよろしい♡

これまで写真茶話会では写真の内容についてアドバイスを受けてきたが、写し方の指導やカメラの操作に関する話はほとんどなかった。よくある写真教室やカルチャークラブとはそこが決定的にちがうところであった。
だが、展覧会に向けて大型プリントをつくる段階になってはじめて、じつは撮影時のカメラの設定がまずかったということがわかった。しかも本人さんが気づいたのではなく、わたしが発見したわけだ。まあ素人さんにはあり得ることだけど。今後、カメラの設定など基本的な技術指導は必要なのかもしれない。