10日扇ノ山:1310mへ
8:00宿を出発、登山口までは🚎で扇ノ山の広い裾野を2時間走る。
寒気の南下で天候は不安定、外は雨が降ったりやんだり、
にわか雨があるとの予報、合羽を履いてバスへ乗り込む。
故加藤文太郎氏
扇ノ山・氷ノ山との出会いは、「孤高の人:新田次郎著」が描いた加藤文太郎を介してだ。
日本海に面した兵庫県美方郡浜坂町に生まれ、勤めのある神戸市内~実家に帰るとき
この山を越えていったとある。
十五才の時神戸にきて、昭和十一年の正月、槍ケ岳北鎌尾根で三十一歳で死んでいる。
「不出世の登山家だ。日本の登山家を山に例えたとすれば富士山に相当するのが
加藤文太郎だと思えばいい」
今回その山域に踏入る。
10:00 河合谷高原登山口
ブナ林が続きます。
大ズッコ(ピークの事)
幸せそうに ↑ ↓
竹の開花?(120年に一度とも)
テング巣病は、病原菌に冒された竹の枝先が異常繁殖し、
「天狗」の「巣」のようになってしまうもの。
英語ではwitches' broom(魔女のほうき)という。
ブナの🍂 🍃 🍂を踏みしめて
11:35 山頂、避難小屋で昼食(密だった)
KTD
扇ノ山:1310m
アスピーテ型の火山、溶岩台地の周囲には多数の滝がある。
雨滝は日本の滝百選にも選ばれている。【日本山名辞典より】
アスピーテ型とは、 噴火のときねばりけの少ない溶岩が流れ出してできた、
傾斜がゆるくて、高さも低い火山のこと。
楯を伏せたような形をしているので、楯状火山ともよばれる。
ふるさとの森登山口へ降ります
根曲竹(チシマザサ)の群生する道、急登でした。
🍄 🍄 🍄
13:10 ふるさとの森登山口
2kmの林道歩きが待っています。
ブナの🍂 🍂
灰色に見えるのは落葉の終わったブナ
名もない滝
赤や黄色の紅葉、陽ざしがあればもっと楽しめたけど・・・・・。
🍄 (食用ではないらしい)
🚎で宿舎に戻る。
*
行程:標高差250m、約8.4㎞、3.5時間
8:00 宿舎 = 10:00 登山口 ⇒ブナ林 ⇒10:25 大ズッコ
⇒11:35~12:00 扇ノ山 ⇒13:10 下山口(林道) ⇒13:45 ふるさとの森
=15:30 宿舎
歩き足りないので宿舎の周囲「響きの森」を散策しました。
氷ノ山とモミジ
ナナカマド
ミツマタ
宿舎の夕食です
(^o^)ノ < おやすみー>
11日氷ノ山へ宿舎から🚎5分で登山口
「氷の越コース」をピストンです
6:00 宿の🚎で登山口へ
6:15 登山口、小雨が降ってます(まだ暗~~~い)
夜が明け、昨夜降った雪でこの通り
7:15 氷ノ越(鉢形山を経て扇ノ山へ続く縦走路の分岐です)
雪はなく、青空も見えます
ブナの樹氷
7:40 西側の眺望、東山(とうせん)です
木の根道、滑ります、登ります(下山が心配)
獣も登ってます
8:00 元気出ます
8:10「仙谷分岐」
甑(こしき)岩
8:20 甑岩、左へ巻きます
(振り返ると)扇ノ山
KTD
8:40 氷ノ山(須賀の山):1510m
”すが”とは霧氷の事。(菅も同様)
樹氷、霜、氷のように水分が凍ったものに付された方言。
鳥取では須賀ノ山、兵庫では氷ノ山と言っていた。
海老の尻尾
ソールの損耗激しい、そろそろ更新でしょうか?
9:00 下山です(笹はチシマザサ=根曲竹)
正面に鉢伏山
(最後の)氷ノ山
ネズコ
10:20 氷ノ越
旧伊勢道:伊勢神宮ではなく元伊勢神宮への信仰の道です。
元伊勢神宮とは、伊勢神宮が現在地に着座するまでに遷座した時に、
各地に分祀して残された元伊勢と云われる神社の事で、
丹後国、現京都府福知山市大江町に着座している。
霧氷
ツキノワグマもいます。
ブナの多い、餌場のある山ですから。
蛙の手・・・楓に
11:00 (響きの森)登山口戻ってきました
**
行程:標高差500m、7.2km、4.5時間
6:15 響の森登山口 ⇒7:15 氷ノ越 ⇒8:10 仙谷分岐 ⇒ 甑岩
⇒8:40~9:00 氷ノ山 ⇒(往路下山) ⇒11:00 響の森登山口
宿舎で入浴、オプションの昼食を食べて帰途に着きました。
🚎 🛍 🍜 🚅 🚉
*
下界は晴れてます
GOTO戦利品=.万円
兵庫県名産品:靴下2枚、三田(さんだ)ハム、山のさち(姫竹)、柚子みそ
鳥取県:宿舎でビール二本、消費してきました。