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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

高尾山~南高尾山稜縦走

2013年01月05日 | 東京都の山

1月4日(日) 『晴れ、最低気温・氷点下』との予報、”シモバシラ”が呼んでいる。

初登りは、高尾山~南高尾山稜を歩いてきました。

  :清滝駅(閑散?)

8:50 京王高尾山口駅、8:55 清滝駅へ。”月も見える晴天。

  :寒そうでした。

  :6号路

今日は号路を行く。(いつもは稲荷山コース)

   :琵琶滝

9:10 琵琶滝、寒い。

琵琶滝の裏から「上級者コース」へ、道は険しいが、すいているのがいい。

  :衣装も新しくなっていた。

  :高尾山にもこんな場所がある。

   :晴天です。

   

蛸地蔵です。

  :薬王院

9:50 薬王院の「善男・善女希望」の皆さんです。

10:00 女坂を登って高尾山頂です。(意外と人は少ない)

  

今回は相模湾に浮かぶ江の島まで、肉眼で確認できました。(初めて)

 (小さい写真は ”クリック” すると大きくなります)

            

*相模湾           *大山            *丹沢山塊         *大室山

      

次はシモバシラ、北側のまき道を行きました。  

ロープの張られた「保護地」よりも反対側の杉林に多く見られました。  

   :一丁平

10:35 まき道から一丁平へ、ここも富士山の展望地、御覧のような富士山です。

  :小仏城山分岐

10:50 大垂水峠分岐へ、ここからははじめて歩くコースだ。

  :関東ふれあいの道

相模湖を俯瞰しながら(実際には杉林が邪魔して見えない)歩く「湖のみち」と呼ばれる。

   :杉林の尾根道

大垂水峠まではほぼ下り、杉林の尾根道を歩く。

   :お馴染みの道標

  :陽向のシモバシラ

笹を刈ったところからシモバシラが顔を出していた。

  :大垂水峠

杉の伐採地の急斜を降りると、小さな沢に出る。

バイクの排気音が聞こえてきた、11:20 大垂水峠に。

  :歩道橋上で昼食(陽当りがよかったので)

歩道橋を渡ると「南高尾山稜」の入口、少し早いが”コロッケサンド”の昼食。

  :下は甲州街道(20号線)

甲州街道と平行(新宿方面)して歩く、大洞山への登りで大きなシモバシラを発見!!

      

   :大洞山頂

11:55 大洞山(536m)山頂、正面に富士山、相模湖が俯瞰できる。

  :南アルプスが頭だけ見える

   :コンピラ山頂

12:05 山頂にリュックかけが設置されているコンピラ山(515m)ユニークだ。

このルートは小さなアップダウン(負担にならない)を繰り返す。

 

まき道も設けられているが、全てピークを登って、降りてきた。 

 

   :中沢山入口

   :山頂の観音像 

12:24 中沢山(494m)へ、山頂には観音像が安置されていた。

   :見晴らし台

見晴らし台からの富士山、徐々に小さくなっていく。(手前は津久井湖)

  :泰光寺山

13:10 泰光寺山(475m)頂、周囲は杉林で展望なし。

   :三沢峠

13:30 三沢峠、ここは①梅の木平 ②津久井湖へ降りる ③草戸山から高尾山口への分岐。

     草戸山方面へ向かう。

   :城山湖(相模原市)

右側に今日3つ目の湖、「城山湖=人造湖」が見える。

  :草戸山頂

13:50 草戸山(365m=町田市最高峰)へ(相模原市と町田市境にあるみたい)

杉林を下り、草戸峠へ。

  :高尾山を臨む

草戸山からは、町田市と東京都の境の尾根道をひたすら歩く。

  :いい天気

小さな(10m程度)アップダウンを繰り返しながら、時間の歩程とある。

   :四辻

14:45 四辻の分岐へ、高尾山口ではなく、JR高尾山駅(2.3km)へ進んだ。

   :行き止まりか?

尾根道を抜けると視界が開ける、左右は山を崩し、霊園(高尾)になっていた。

   

左側:進行方向                         :右側

   :高尾霊園入口

高尾霊園を抜けると住宅地へ、ここを歩いて高尾駅へ向かう。(何の案内もなし)

   :高尾駅南口入口

15:15 高尾駅南口に着いた。

          

*大洞山から        *コンピラ山から      *中沢山前のピークから *最後の富士山 

         

セピア色の世界です。 題して「明日に備える」でしょうか?

**********   

             行程:標高差476m、約17km、歩行約5時間 

             8:50 京王線高尾山口駅 ⇒8:55 清滝駅 ⇒9:10 琵琶滝 ⇒9:50 薬王院

              ⇒10:00 高尾山頂 ⇒10:35 一丁平 ⇒10:50 大垂水峠分岐 

              ⇒11:20~11:35 大垂水峠 ⇒11:55 大洞山 ⇒12:05 コンピラ山 

              ⇒12:25 中沢山 ⇒13:10 泰光寺山 ⇒13:30 三沢峠 ⇒13:50 草戸山

              ⇒14:45 四辻 ⇒15:15 JR高尾駅

                                                     **********

 

    

 

 


おせち料理・・2

2013年01月03日 | 日記

おせち料理・・・2です。

”おしながき”からおせち料理の主旨にそって中味が吟味されているか精査しました。

ちなみのお重の商品名は、

(七箱のお重 『宝祥』):家庭に幸せをもたらすと言われる縁起の良い宝物の紋章だそうです。

お重ひとつひとつを七つの宝物の意味合いを持たせ、家庭に幸が届きますようにと願いをこめて盛り付けたとあります。

それでは紹介します、料理の前にある”印”は私のジャッジです。

【◎=合格、〇=及第点、●=どうなのかな】

宝珠:家庭に幸福をもたらすよう願いを込めています。

 ◎紅白かまぼこ   ◎海老塩焼    ◎子持ち昆布美味漬   ◎海老しいたけ  

 ◎花豆煮    ●山吹きんかん    〇紅白甘露若さぎ  ◎海老の磯部焼  

 ●博多湯葉巻   ●エリンギさんしょう煮    〇伊達巻

隠れ笠:災いから身をかくす(逃れる)ことができるようにとの願いが込められている。

 ◎海老黄金煮   ●豚八幡巻   ●鶏の赤ワイン蒸し   ●菜の花福良漬け   ◎鰆こうじ焼

鍵:大切な物を安全に保管することができるとの理由から、家内安全の祈願をあらわしています。

 ◎焼鮭なますいくら添え   ◎田作り   ◎金箔黒豆   ◎栗きんとん

巻物:知識徳義の宝庫とされる巻物には、良き道標に出会えるようにとの願いがこめられている。

 ◎数の子美味漬け   〇鳴戸いか   ●火取り小川サーモン   ◎酢ごぼう 

 ●牡蠣の子舟つくり   ●穴子黄味寿司

小槌:金銀財宝に恵まれるようにとの願いが込められている。

 〇蟹新丈   〇うに二見焼   〇つぶ貝旨煮   〇帆立貝さんしょう煮   ◎にしん昆布巻

丁字:香辛料を現している。香辛料は貴重なものであったことから、宝物を指す一つの言葉になった。

    大切な財産=家族が幸せであるようにとの願いが込められています。

 〇五色サーモン   〇酢取りたこ   〇きびなご尾州巻   ◎鯛南蛮漬け   〇鯵と野菜の昆布〆

巾着:大切な物をなくさない、良き事が溜まっていくようにとの願いが込められています。

 ●フルーツチーズ   ●くるみハニー仕立て   ●ローストビーフ   ●恵那マロン

おせち料理は、食べることに意味があるのか?何を食べることに意味があるのか?

    考える機会になったでしょうか?もちろんすべておいしかったことには、異論はありませんが。

 

 


おせち料理

2013年01月02日 | 日記

 年が明けました、「おせち料理」の”薀蓄”を紹介します。

温故知新といいますが、明治は遠くなりにけりの感はいなめません。

*** 歳神様をお迎えし、おせちとともに始まる一年

一年のうちで最も晴れやかで、最も大切な行事といえば、正月を迎えることだろう。

そのめでたい新年を寿ぐ(ことほぐ)宴になくてはならないものといえば、おせち料理。

古来、おせちとは農耕を司り、年の始めにやってくる歳神様をお迎えするために、

 五穀豊穣を祈願してお供えをし、それをいただいたのが始まりといわれる。

注:日本は農耕民族だったのだ

各家庭で作られることのすくなくなったおせち料理だが、やはりそこにはきちんとした作法がある。

お重(注:たしかにあったよね!我が家にも)の数は四段とされており、これは日本の四季を表しているという。

またそこに詰める料理の数は、奇数(吉数)が良いとされる。

   :我が家のおせち(朝)

◎御雑煮には、鳥が入っている。

基本的な四段重ねの一段一段を紹介する。

►一の重・・・祝い肴:

 一の重には、正月にふさわしい料理を詰める。

 基本となるのは「三つ肴」や「三種肴」と呼ばれる三種だ。

 子孫繁栄とニシンの子であることから「二親健在」にも通じる数の子、

  イワシが田畑の肥料だったことからその名がつき豊作祈願を込め田作り、

   黒くなるほどまめに働けるようにという意味を込めた黒豆、

   (関西では、根を深く張ることで家が代々つづくようにと、たたきごぼう)。

 その他、紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとんなどの口取りを詰める。

►二の重・・・焼き物:

 縁起の良いとされる海の幸を中心とした、焼き物を詰めるのが二の重だ。

 主として「めでたい」の語呂合わせからタイ、出世祈願から出世魚であるブリ、

  春を告げるサワラ(鰆)

   長いヒゲをはやし腰が曲がるまで長生きできるようにという長寿祈願でエビが入れられる。

    なかでも伊勢エビは、鏡餅の飾り物としても使われ、「伊勢」神宮の神威にもあやかる縁起ものだ。

 最近では、ウナギが入れられる場合もあり、これは「うなぎ上り」といわれることから出世を祈願したもの。

►三ノ重・・・煮物:

 海の幸に続いて、三ノ重は山の幸が中心となる。

 これを煮たものを主に入れるが、煮る時には汁が残らないよう、時間をあっけてじっくりと「煮しめる」。

 これには、家族が仲良く結ばれるように、という思いが込められているのだ。

 使われる食材は地域によってさまざまでるが、これにもやはり縁起が良いとされる食材が用いられる。

 大きな芽が出るクワイ、「よろこぶ」や「子生」に通じる昆布巻、子芋がたくさんつくることから子宝祈願を込めた八つ頭など。

►与ノ重・・・酢の物:

 「四」という数字は「死」にも通じる忌数字のため、一般に「与の重」とされる。

 最後の与の重は、さっぱりした酢の物がメインだ。

 お祝いの水引をかたどった紅白なます、

  邪気を払い不老長寿の象徴とされる菊をかたどった菊花かぶ、

   穴が開いていることから先が見通せるようにと祈願する酢蓮などだ。

►おせちの重箱の正式は「五段」とされる場合もある。

 この場合は主に五の重を空のままにする。ここに歳神様から授かった「福」を詰めるのだ。

単におせちと一口にいっても、そこにはそれぞれに込められた先人たちの『深い思い』があった。

  :おせち料理(昼)

◎我が家のおせちの重は「sugerlady」御用達だ。

 内容の精査はしていないが、多分上記の内容で中味が詰まっていたと思う?

 いや「なます」はあったかな?

【おまけ】祝箸はなぜ両端が細いのか・・・

 箸の形には2種類ある。ひとつは片端だけが細くなっているもの。

 毎日の食事や不祝儀のときには、この箸を使う。

 もう一つは、両端が細くなっている「祝箸」。

 祝箸には春一番に芽を出す柳が、使われており、

  「家内喜(やなぎ)」という字があてられるほど、邪気を払う神聖なものとされている。

 片端は自分で使い、もう一方は神様が使うために、両端が細くなっている。

  :夕食

◎おせちの残りと、寿司の夕食でした。

『先人の知恵』 その意味を、おせちを食べながら、親から子へそして孫へ、伝えながら・・・

 お正月から御馳走さまでした。

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