”ものの考え方”についての一考察です。
同じことを見聞きしても、人によってまるで違うとらえ方をする。
そんな愉快な作り話がある。
▼ある企業が発展途上の地に靴の輸出を計画し、市場調査のために社員2人を派遣した。
1人は「まったく見込みがありません。
住民はだれも靴を履きません」と報告してきた。
もう1人はこう言ってきた。
「無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴を持っていません」。
▼『笑いのこころユーモアのセンス=岩波書店』から拝借した話だが、
2人が部下ならあなたはどちらを買うだろう。
後者の、悪くいえば能天気、良く言えば前向き思考は捨てがたい。
(京都嵐山民芸店にて見つけた”靴=陶器です)
今の日本に欲しいのは後者のような元気者では、などと思ってみる。
視界は不良でも、ものごとを良い方に、明るい方にとらえる「力」をお互い鍛えたいものだ。
活気と前向きを。 (1月4日:天声人語より)
プラス思考・マイナス思考の話です、あなたはどっちですか?