●国家
というものは、その時代ごとに「最も金を喰う部門」をもっている。江戸時代でいえばオ大奥。近代になると海軍である。 At 武士の家計簿@磯田道史さん での一節です。
しかし、それぞれが存在することによる経済波及効果は大きく、大奥なら、そこにいる者の雇用からそのものへの調度品の消費
大奥に関わる諸大名の費用
海軍・・・ まだ読み進めていないから、よくわからないけれど、確かに関わるコストは多そう・・・。
そんなこんなで
ちょうど、昨日のブログでは現在の経理部 のことを書きましたが
いままさに、その発祥(・・・とまではいかないけれど)の江戸時代の 御算用者(ソロバン係)のお話を興味深く読んでいます。
一昨年まで勉強していたファイナンスの世界で「機会費用!」というのがありました。
投資をするにあたって、というか投資の機会を利用するとしたら発生するであろう費用・・・
それとは異なりますが
この武士の家計簿では
「武士の身分費用」が出てきます。
戦国から江戸・・・時代のながれのなか、平和になってくるにしたがって
武士の身分費用の負担増! が武士身分の窮乏化を招き、やがて明治維新のときの、武士身分の放棄における、スムーズな流れの一要因になった。
とありました。
身に着けるものへの出費を極力制限してでも、身内や周りのものへの対面を保ち、交際費などへの出費に回さざるをえなかった武士身分
(いや、別に身に着けるものへの出費は適当でも、旨いものが食べれればいいんですけど・・・という現在の私・・・ は余計ですが)
とにかく、その(ある意味相当な)無駄と労力・・・を下級武士に至るまで強いられていたわけです。
そして、そのような無駄は一介の武士は言うに及ばず、藩全体にも及び
その藩の無駄遣いの計算・・・の一方で、傾きつつある藩の財政の建て直し、の任務を江戸末期の 御算用者 が担っていたわけですね。
でもやっぱり、そのような大掛かりな無駄遣いがあったればこそ
相当数の 御算用者 も存在していたわけで、
うーむ
いまの 会計基準やらなんやらの無駄遣いへの対応! と意味合いはちがうけれども
あまり変らないかもな 現在の 御算用者
と思うわけです。
同じ無駄なら交際費のほうがいいですが、、、(汗)
しかし、この御算用者
出世するものは 藩主の書記官にまで登り詰める といいますから・・・
数字をつかむもの・・・まぁそれはそれで重要・・・ですね。
しまった、また時間がなくなった。
というものは、その時代ごとに「最も金を喰う部門」をもっている。江戸時代でいえばオ大奥。近代になると海軍である。 At 武士の家計簿@磯田道史さん での一節です。
しかし、それぞれが存在することによる経済波及効果は大きく、大奥なら、そこにいる者の雇用からそのものへの調度品の消費
大奥に関わる諸大名の費用
海軍・・・ まだ読み進めていないから、よくわからないけれど、確かに関わるコストは多そう・・・。
そんなこんなで
ちょうど、昨日のブログでは現在の経理部 のことを書きましたが
いままさに、その発祥(・・・とまではいかないけれど)の江戸時代の 御算用者(ソロバン係)のお話を興味深く読んでいます。
一昨年まで勉強していたファイナンスの世界で「機会費用!」というのがありました。
投資をするにあたって、というか投資の機会を利用するとしたら発生するであろう費用・・・
それとは異なりますが
この武士の家計簿では
「武士の身分費用」が出てきます。
戦国から江戸・・・時代のながれのなか、平和になってくるにしたがって
武士の身分費用の負担増! が武士身分の窮乏化を招き、やがて明治維新のときの、武士身分の放棄における、スムーズな流れの一要因になった。
とありました。
身に着けるものへの出費を極力制限してでも、身内や周りのものへの対面を保ち、交際費などへの出費に回さざるをえなかった武士身分
(いや、別に身に着けるものへの出費は適当でも、旨いものが食べれればいいんですけど・・・という現在の私・・・ は余計ですが)
とにかく、その(ある意味相当な)無駄と労力・・・を下級武士に至るまで強いられていたわけです。
そして、そのような無駄は一介の武士は言うに及ばず、藩全体にも及び
その藩の無駄遣いの計算・・・の一方で、傾きつつある藩の財政の建て直し、の任務を江戸末期の 御算用者 が担っていたわけですね。
でもやっぱり、そのような大掛かりな無駄遣いがあったればこそ
相当数の 御算用者 も存在していたわけで、
うーむ
いまの 会計基準やらなんやらの無駄遣いへの対応! と意味合いはちがうけれども
あまり変らないかもな 現在の 御算用者
と思うわけです。
同じ無駄なら交際費のほうがいいですが、、、(汗)
しかし、この御算用者
出世するものは 藩主の書記官にまで登り詰める といいますから・・・
数字をつかむもの・・・まぁそれはそれで重要・・・ですね。
しまった、また時間がなくなった。