【関西旅行/大阪の昼酒はごっつー効くでぇ】
クマルさんとの待ち合わせ場所を間違えてしまったチャイロちゃん。
慌てて大阪へ向かいました。
けれど、JR新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗り換えたら、安心してしまったのでしょうね。睡魔が…………

ここはダレ?わたしはドコ?
乗り過ごしてやんの。
眠ってたら、終点(天王寺)まできちゃった。
でも大丈夫。案内板見たら、通天閣のある動物園前はひとつ手前の駅。
だったら歩いても行けるかな。
いや、乗り換えたほうがいいんじゃない?

この道真っ直ぐ行けばいいんじゃないかなぁ。
ちがう!阿倍野駅を右に行かんと。あッ、バカ!まっすぐ行っちゃったよ。
おや……あ!あれは……

ウォォォ――☆――(`・∀・´)――☆――ッッ!!!!

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!!
ここが噂の居酒屋の聖地。
ではアニ、太田和彦にーにーに登場していただきましょう。
アニキ、説明をお願いします。
【ここは居酒屋の聖地である】
阿倍野の再開発で更地になった所に、孤高の雰囲気をたたえ木造二階の明治屋が残る。瓦屋根に載る大扁額、「酒 明治屋」の吊看板、大暖簾、丸い電灯が古い居酒屋の風格をたたえる。ひんやりした三和土、カウンターと壁に付く卓席、時報を告げる大時計、提灯の上る神棚、桜正宗の古い鏡などの生みだす空気の静謐感がすばらしい。客が静かなのではなく、しゃべる必要のない充実した満足感がそうさせるのだ。
松竹海老の樽から汲み、古風な流動式燗付器で燗した酒は、心を限りなくおだやかにする。明治屋と入る薄いガラス徳利がいい。「きずし」「ねぎタコ」「にうめん」の感動的なうまさ。皮鯨の懐かしい味。
創業昭和一三年の明治屋こそ、古い大衆酒場の洗練の頂点で、これこそ保存すべき庶民の文化財。まさに居酒屋の聖地。もしもなくしたら大阪の恥だ。

うわッ、本物だぁ!
おい!入ってんじゃねーよ。クマルさんとの待ち合わせはどうなってんねん!?
ノド乾いてしょうがなかったんだよね。
外、暑いし。
水分補給しないと、熱中症とかになったらヤバイし。
とりあえず、

で
この冷奴、涙がでるほど美味しかったです。
ただの豆腐にこれほど感動したことはありません。
こうなっては止まらない。

これが噂の「きずし」かぁ。
関東とちがって、最初からタレがかかっています。ワサビもありません。
ところが、これが旨い!
しっかり〆てあるので、酒が進みます。
なに!酒だと!?

この水茄子は、どんな高級料亭の料理でも敵いません。
ほんとうに涙が溢れてきました。
あ、こいつ本当に
飲んでやがる。なんだその明治屋のロゴのはいった
は!

このホタルイカの沖漬けに箸をちょんと付け、それを舐めながら酒を飲んでたら、いくらでも飲めます。
昼のまどろみに、ときの経つのを忘れてしまいそうです。
オメーさん、ほんとうにクマルさんの存在忘れてんだろ?

ずーっと、ここで飲んでいたかったけど、クマルさん捜しにいかないといけないので、後ろ髪を束で引かれながら、店をあとにしました。
ちょびっと酔っちゃったので、歩いていくのが面倒になりました。
なので、天王寺駅に引きかえして電車に乗りました。
そしたら、またまた睡魔が……



あれぇ、ここはダレ?わたしはドコ?パート2。
南海電鉄難波駅が見えてるぞ。

川がありました。
道頓堀だっつーの。

もうお手上げです。
大阪だからって、いちいちギャグいれるな!

ハァ~、もういっかい電車に乗らないと。次は寝ないぞ。
あッ、バカ!そこにピンクの耳した色白系が見えてるじゃん。しかも、なんで心斎橋(北)に向かって行ってんだよ?
嗚呼。なんてことだろう。すぐ近くにいながらにしてすれ違い。
はたしてこの二匹のクマさんたちは、出会うことができるのか?
次回【アホかいな!なんでやねん!】をお楽しみに。
【くりす的全国名酒場紀行/明治屋】←詳細
クマルさんとの待ち合わせ場所を間違えてしまったチャイロちゃん。
慌てて大阪へ向かいました。
けれど、JR新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗り換えたら、安心してしまったのでしょうね。睡魔が…………

ここはダレ?わたしはドコ?

眠ってたら、終点(天王寺)まできちゃった。
でも大丈夫。案内板見たら、通天閣のある動物園前はひとつ手前の駅。
だったら歩いても行けるかな。


この道真っ直ぐ行けばいいんじゃないかなぁ。

おや……あ!あれは……

ウォォォ――☆――(`・∀・´)――☆――ッッ!!!!

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!!
ここが噂の居酒屋の聖地。
ではアニ、太田和彦にーにーに登場していただきましょう。
アニキ、説明をお願いします。
【ここは居酒屋の聖地である】
阿倍野の再開発で更地になった所に、孤高の雰囲気をたたえ木造二階の明治屋が残る。瓦屋根に載る大扁額、「酒 明治屋」の吊看板、大暖簾、丸い電灯が古い居酒屋の風格をたたえる。ひんやりした三和土、カウンターと壁に付く卓席、時報を告げる大時計、提灯の上る神棚、桜正宗の古い鏡などの生みだす空気の静謐感がすばらしい。客が静かなのではなく、しゃべる必要のない充実した満足感がそうさせるのだ。
松竹海老の樽から汲み、古風な流動式燗付器で燗した酒は、心を限りなくおだやかにする。明治屋と入る薄いガラス徳利がいい。「きずし」「ねぎタコ」「にうめん」の感動的なうまさ。皮鯨の懐かしい味。
創業昭和一三年の明治屋こそ、古い大衆酒場の洗練の頂点で、これこそ保存すべき庶民の文化財。まさに居酒屋の聖地。もしもなくしたら大阪の恥だ。

うわッ、本物だぁ!

ノド乾いてしょうがなかったんだよね。
外、暑いし。
水分補給しないと、熱中症とかになったらヤバイし。
とりあえず、

で

この冷奴、涙がでるほど美味しかったです。
ただの豆腐にこれほど感動したことはありません。
こうなっては止まらない。

これが噂の「きずし」かぁ。
関東とちがって、最初からタレがかかっています。ワサビもありません。
ところが、これが旨い!
しっかり〆てあるので、酒が進みます。


この水茄子は、どんな高級料亭の料理でも敵いません。
ほんとうに涙が溢れてきました。




このホタルイカの沖漬けに箸をちょんと付け、それを舐めながら酒を飲んでたら、いくらでも飲めます。
昼のまどろみに、ときの経つのを忘れてしまいそうです。


ずーっと、ここで飲んでいたかったけど、クマルさん捜しにいかないといけないので、後ろ髪を束で引かれながら、店をあとにしました。
ちょびっと酔っちゃったので、歩いていくのが面倒になりました。
なので、天王寺駅に引きかえして電車に乗りました。
そしたら、またまた睡魔が……




あれぇ、ここはダレ?わたしはドコ?パート2。


川がありました。


もうお手上げです。


ハァ~、もういっかい電車に乗らないと。次は寝ないぞ。

嗚呼。なんてことだろう。すぐ近くにいながらにしてすれ違い。
はたしてこの二匹のクマさんたちは、出会うことができるのか?
次回【アホかいな!なんでやねん!】をお楽しみに。
【くりす的全国名酒場紀行/明治屋】←詳細