Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

天下統一

2008-08-15 13:55:33 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
【関西旅行/大阪城は悲しい色やねん】
※注:カテゴリ【旅ぃ~ゆけ~ばぁ】で御覧の方々へ。前回の日記は【ビバ☆オヤジ酒場】に入れてあるので、順番通りにはなっていません。
『【関西旅行/え!ここが大阪?けれど食べて納得、これぞ大阪】』←ここをクリックして順番に見ることをお薦めします。



にじむ街の灯を ふたり 見ていた

桟橋に停めた 車に もたれて

泣いたらあかん 泣いたら せつなくなるだけ

Hold me tight 大阪 Bay blues


「俺のこと好きか」 あんた聞くけど

Hold me tight そんなことさえ わからんようになったんか・・・?

大阪の海は 悲しい色やね

さよならをみんな ここに捨てに来るから・・・


ぐまごろざまー!!(註:くまごろ様と言っている…らしい)

なんだよチャイロ系ちゃんつーのは名前じゃなかったのかよ?



 本来ならば聖マリア大聖堂にクマルさんが行きたがり、大阪城はチャイロちゃんのテリトリーのはずなのに……嗚呼、またしてもふたりはすれ違い。こんなにも近くにいるのだけれど、運命とはなんと過酷なものなのでしょう。
 チャイロ系ちゃんは懲りずにまたもや通天閣に向かったもよう。今度はたどり着けるかな?(といっても、クマルさんは居ないけどね)

COMPLETE Best SelectionCOMPLETE Best Selection(2006/03/22)上田正樹REZA商品詳細を見る

上田さん、すいません。勝手に曲使用しました。『悲しい色やね』

前回チャイロ系ちゃんが替え歌で使用した曲は、
ゴールデン☆ベストゴールデン☆ベスト(2004/06/02)BORO商品詳細を見る

で『大阪で生まれた女』歌詞2番。

その後のふたりは、来週UPしま~す。の予定。かも。

ながほり

2008-08-15 10:54:05 | ビバ☆オヤジ酒場
【関西旅行/え!ここが大阪?けれど食べて納得、これぞ大阪】

 心斎橋から間違えて電車に乗ってしまったチャイロ系ちゃん。松谷町を過ぎた辺りでどうも変だということに気がついたようです。そこで玉造の駅で下車したチャイロちゃん、なぜか改札を抜けて表に出てしまいました。
 そこは異国を思わせる雰囲気で、なぜか大阪の街とは思えません。それもそのはず。近くには大阪女学院大学や、聖マリア大聖堂があるからなのでしょう。少し歩けば、そこはもう大阪城。




不思議な街です。和洋折衷?
耳に流れ込んでくる曲は、どこかで聴いたことのある曲です。
あッ!こ、この曲は……
ジャズ&ボッサジャズ&ボッサ(2008/06/25)ロン・カーター商品詳細を見る

の「NO MORE BLUES」だ。
大阪でこの曲といったら……
ああッ!!

あれは……

偶然見つけてしまいました。

わざとらしい。


これこそは、先日大阪市中央区島之内2-6-5から移転してきた、新装「ながほり」ではあ~りませんか。(2008年6月に移転。『太田和彦の全国百名居酒屋』#21初回7/24放送で新しい「ながほり」が紹介されました)

店内は携帯NGなので、今回は撮影しないで食べて飲むことに専念しました。
気になるかたは。『太田和彦の全国百名居酒屋』#21「やまなか・ながほり」~大阪で旨い日本酒を飲むなら~を御覧下さい。同じものを飲んで、同じものを食べました。
では、
シンキング・オブ・ユーシンキング・オブ・ユー(1998/12/16)寺井尚子商品詳細を見る

から「DONNA LEE」でも聴きながら、アニの説明を聞くことにしましょう。

ではセンセイどうぞ。

【居酒屋実力ナンバーワンさらに深化!】
 大阪居酒屋実力ナンバーワンと不動の定評をもつ「ながほり」は、料理の領域拡大と、素材や調味料の徹底した本物追求で、さらに格段に深化した。例えば名前だけではさほど食指の動かない「野菜のあんかけ」は、浪速野菜など六種の野菜の個性が鮮やかに際立ち、山椒をきかせた熱々の甘酢あんは、残った皿をなめたくなる驚天動地の品。主人・中村重男さんは一流ホテル料理長や全国の有名シェフとも交流深く、いまや日本を代表する料理人だろう。
 でありながら「ウチは居酒屋です」とあくまで酒に合うことを忘れていないのがじつに頼りになる。料理の特徴はずばり「力強さ」。それは、にこにこ顔ながら信念を貫き通す男のまっすぐな魅力にも通じる。かつて名刺に刷り込んでいた「師高倉健」は実現した。0八年に引っ越す予定という新店がいよいよ楽しみだ。
(註:これは引っ越し前に書かれたものです)
太田和彦の居酒屋味酒覧 第2版―精選173太田和彦の居酒屋味酒覧 第2版―精選173(2008/01)太田 和彦商品詳細を見る


「野菜のあんかけ」、ぶったまげました。青山椒がピリリと効いて、眩暈がするほど美味しかったです。ヒトが見ていなかったら、間違いなく皿を舐めていたことでしょう。
番組で太田センセイが食べた塩ウニは、ほんと濃厚な味で、安い塩ウニばかり食べているぼくは、これが殿様が食べるウニかと、貧富の差を思い知らされました。あの塩ウニさえあれば、奥播磨(純米吟醸)は何杯でも飲めます。無論、何杯飲んだか分からなくなるまで飲みました。
明石の蛸も美味しかったです。
個人的には、魚の肝を何種類か合えたもの(名称忘れました。呑みすぎ?)が、とても気にいりました。これをアテにまた数杯飲めます。
ミズのおひたしも、箸休めには最高のものでした。
12人掛けの一枚板のカウンターで、背筋を伸ばして飲む酒は、東京湯島の「シンスケ」に居るようで、なにか真剣勝負でもしているようです。
心地よい酔いで店をあとにしました。
今度新潮社から出版される太田センセイの新作本では、特にこの「ながほり」についてチカラを入れて書かれたようです。と、ご本人が仰っていたので確かでしょう。発売されたらぜひ買って読んでみたいものです。

ところで、ぼくほこんなにのんびり飲んでいてよかったのでしょうか?
依然クマルさんの行方は分からないのに。
こんなときは、アレだよね。


おいおい。



こらこら。



無断で入ってんじゃないよ。



つーか、苦しいときの神頼みかよ!

酔い醒ましに大阪城のお堀でも歩いて駅(森ノ宮)に向かいますか。
気分いいから歌でも歌って。
♪たどりついたら 一人の部屋 裸電球をつけたけど 又、消して クマルさんの顔を思い出しながら 終わりかなと思ったら 泣けてきた
終わらせるな!
東京で生まれた女やけど 大阪の街を出よう……♪(BORO『大阪で生まれた女』を引用しました)


つーか、そこまで行ったらフツー大阪城見学するだろう!

 何故ならば、チャイロ系ちゃんがお堀に酔っぱらって落ちそうになりながら歩いているとき、クマルさんは……

くりす的全国名酒場紀行/ながほり】←詳細