気都倭既神社 高市郡明日香村上(かむら)172 PK-可
明日香村に流れる冬野川の守護神である。社の鎮座している地域は茂古森と呼ばれる拝殿はなく一段高いところに祠が二つ。一つは明治末年に合祀された春日神社 けつわけの「けつ」は食物を意味し、豊受の「ウケ」、ケツミコの「ケツ」と同じだとも言う 645年の大化改新で中臣鎌足(藤原鎌足)が飛鳥板蓋宮で暗殺した蘇我入鹿の首に追われて、ここまで逃げ込み「もう来ぬだろう」といったことに由来すると伝えられている。鎌足が腰をかけたと伝えられる石も残る。
入り口
左・本殿 右・春日神社
本殿
春日神社
灯籠
屋根つきの石龕を組み、身の丈30cm程の小さな地蔵立像