ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

自分の幸福度

2017年01月12日 | その他
地元で行われた障がい児とその親の集まりに参加した際のこと。

小学校に入学するまで気がつかなかった発達障がいのお子さんを持つママとお話しました。

「ダウン症の人っていいですよね。自分のことを幸福だと思えるようで。
うちの子は「学校なんか爆発しちゃえばいい。」とかしょっちゅう言っていて
ネガティブなことばかり言ってます。聞いているほうもつらくて。
私は本人が幸せだと思えればそれでいいって思ってるんですけど。」

みたいなことをおっしゃっていました。

確かにダウン症の人は自分のことを大半の人が幸せだと思っているというアンケート結果が出ています。
そして、私自身ムスメを見ていて「幸せそうだなぁ。」と思う瞬間は多いです。

例えばブログでも書きましたが、バレエの練習を見学した時。
みんな真剣に取り組んでいる中、みんなよりワンテンポ、ツーテンポ、スリーテンポ遅れていても
気にせず1人満面の笑みでバレエを楽しんでいました。

例えば運動会。
かけっこで一番ビリでもニコニコ笑顔。

例えばお正月。
トランプで一番負けても上機嫌。

彼女の頭の中に「勝敗」という概念がないようです。
これから成長するにつれ、少しそんな概念が芽生えてきたら

「悔しい!」と涙したりすることもあるのかもしれませんが・・・

とにかく今は自分が楽しい!と思えればそれでヨシ!という感じで羨ましく思うこともしばしばです。

誤解を恐れずに言ってしまうと、
知的レベルが低いからこそ自身を幸福だと思えるのかなと。

先のお子さんは小学校入学まで健常の子と変わらず過ごしたくらいの知的レベルがあり、
それだけに、「なんで自分はほかの子と同じように出来ないんだ!」という苦悩をずっと続けてきているのかなと。
他と比べることなく、自分は自分のままでいいのだと思えるといいなと思いますが、
IQが高いだけにそんな風に開きなおることも出来ないのかもしれないし。。。

一般的にはIQが高いほうがいいと思いますが、
時にそれが苦しみになることもあるのだなぁと感じたお話でした。


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コメント (2)
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