SWEET LOVE SHOWER 2022！！その2

お気に入りのバンドGO!GO!VANILLASは相変わらずパワフルで、ロックで、ノリノリで最高でした。ライブを見ながら、ぴょんぴょんと飛び跳ねて、盛り上がるムスメを見ていると、同じものを楽しむことが出来る幸せをしみじみと感じてしまいました。若い子達に混ざって、思う存分楽しませてもらいました。多分ですが、あの場で見ていた人の中で一番楽しんでいた最高齢ではないかと・・・(笑)

そして盛り上がり過ぎた50代のおばさんは、終わってからしばらく放心状態でした。ムスメも同様で、親子共々パワーチャージして復活するまでに思いのほか時間がかかってしまいました(笑)

お昼ご飯を食べて徐々に復活し始めたところで、もう一つのお目当てバンド、スーパービーバーを観にステージ前方へ。ムスメはバニラズが終わってからはお疲れモードでもう既に一日終わったような様子で、ビーバーも前方には行かない・・・と消極的だったのを説得してステージの方へ連れ出しました。始まるまでぐずぐずテンション低めだったムスメですが、いざ始まったら我々より盛り上がってジャンプしたり、踊ったりしていたのが笑えました。音楽の力はすごいなぁ・・・

そこからまたムスメも元気を取り戻し、「WANIMAも見たい～！」と自分から前に行きたがり、積極的に楽しんでいました。

お気に入りバンドだけでなく、よく知らなかったバンドの演奏も前方に行って聴いていると、会場の一体感を味わえて、すごく楽しめました。声を出して歌うことは禁止されていましたが、手を振ったり、ジャンプをしたり、十分に盛り上がることが出来ました。

そして、こんな風に楽しんでいる時間がいつまで続くか分からないと思うと、もう心の底から「今」と楽しまなければ！！と言う気持ちになり、とてつもない尊い時間に思えて、幸せ過ぎて泣きそうになりました。

フェスはやっぱり体力消耗するし、年齢的にも今後何回も行けるものではないと思うので、それだけに今回行けたことはすごく大事な宝物になりました。もしかしたら来年も行けるかもしれないけれど、行けない可能性も十分にあるという年齢になっています。病気をすることもあるだろうし、自分は元気でももしかしたらばぁばの介護でフェスどころじゃなくなっているかもしれない。そんな状況の中で楽しむフェスというのは毎回毎回奇跡に思えます。

ひとつひとつ大事な経験として心の中に刻んだ一日でした。

SWEET LOVE SHOWER 2022！その1

もうすぐ夏休みもおしまいです。いろいろと夏休みの思い出が出来ましたが、最後の最後にビッグイベントが待っていました！！

SWEET LOVE SHOWER！！

通称「ラブシャ」と呼ばれる山中湖で開催されるロックフェスです。2年連続で中止となって、今年ようやく開催されることになっていました。

5月にフェスを初体験して以来、次に行くとしたらこのラブシャかなと思っていました。まず、山中湖という場所が魅力的。気持ちがいい空気の中でロックを楽しめるなんて最高過ぎます。そして、そのラブシャにお気に入りバンドが出演するとなっては行かないわけにはいきません！！

3月に何とか山中湖方面まで運転できたし、きっと大丈夫！！

5月に一緒に行った職場のお友達も誘い合わせて、いざ山中湖へ！！緊張の高速運転もなんとか出来るようになってきました。

お気に入りバンドGO!GO!VANILLASは午前中のトップバッターなので朝イチの到着を目指しました。

初めてで様子が分からないので駐車場を予約していきましたが、行ってみると海の家みたいに路上での呼び込みがたくさんあって、朝に行けばどこかしら停める場所はありそうでした。もう街中で盛り上がっていました。

5月のJapanJamが行われた蘇我スポーツ公園とはまた違った雰囲気の「山中湖交流プラザきらら」。前日に大雨が降ったらしく、めちゃくちゃぬかるんでいる所があり、全部がこんなにグチョグチョだと厳しいなぁ・・・と思っていましたが、ひどいぬかるみはがあるのは一部分で、ステージ周辺はきれいな芝生が広がっていました。

そして湖畔というだけで、のんびりとした景色が広がり、開放感があります。残念ながら富士山は見えませんでしたが、十分に非日常を味わえる場所でした。

夕暮れになるとこんな景色も見られました。

もうこれだけで幸せです。

お天気が心配でしたが、なんとか雨にも降られることもありませんでした。ほぼずっと曇り空でしたが、それが逆に涼しくてよかったです。時折陽がさすことがありましたが、そうなると途端に暑くなっていたので、むしろ曇りくらいの方が過ごしやすくて助かりました。

日が暮れると少し肌寒いくらいにもなり、本当に気持ちがいい気候で音楽を楽しむことが出来ました。

嬉しかったこと。

初めてタープを張って、ジュースを飲みながら川を眺めのんびりしていると、一人の女性が、

「これ、女性だけで立てたんですか？」

と話しかけてきました。

「え？あ、はい。私ともう一人の友人と女性二人で立てましたよ。」

と答えると、

「女性二人だけで立てたんですかッ！いやぁ、すごいなぁ。うちなんか男四人もいて全然立てられなかったんですよ。」

と驚かれました。私は自分のタープを張るのに必死でまったく周りを見ていなかったのですが、お話を聞くと、どうやら私たちが来る前からタープを立てるのに苦戦をされていたそうです。そして後から来た私たち、つまりおばさん二人と子供しか見当たらないグループが、タープを広げ始めて気がついたらもう立っていて驚かれたらしい。その頃ご自身はまだ苦戦されていたそうで・・・全く気が付きませんでしたが、見られていたんですね・・・

「すごいちゃんと張れてますねぇ～。どうやってやるんですか？」

なんて聞かれて、

「ここにまずペグを打っておいてポールを立ててから調節するんですよ・・・」

とか偉そうに説明する私。

初めてだったし、全然下手くそで、次回はもっとピーンと張りたいと思っていますが、アウトドアを知らない人から見たらちゃんと出来ていると思われてたんだ！！と知り、なんかすごく嬉しかったです。もちろん、上手な人から見たら、笑えるほどどうしょうもない張り方だとは思いますが、誰だって最初は初心者！これからもっと上手になるぞぉ～！

早くまたキャンプに行きたくなりました。

台風の翌日

なぜ青梅の滞在に決めたかと言えば、翌日晴れたら、近くの河原でデイキャンプが出来るかもしれないという目論見があったからです。

そして翌日、雨は上がり、ホテルからすぐ近くの河原を覗くと既に何グループかデイキャンプを始めていました。これは出来そう！！

前の日に積んでいた荷物を降ろしていざ河原へ！！

私の今回の目標の一つが購入したタープを立てる事でした。

テント泊は出来なかったのでテントは持っていきませんでしたが、まだ一度も開けていないタープはデイキャンプには必須アイテム。ちゃんと車に積んでおきました！！

立て方はYouTubeで勉強しておきました。

立てやすい場所を見つけて、いざオープン！！

ペグがちゃんと刺さらずに抜けたり、ポールが倒れたり、なんやかんやと初心者丸出しでしたが、なんとか立てられました～～！！！

嬉しい～～！！

初めてのタープ！！可愛い～！！

テンション上がりました！！

持ってきた椅子などを広げてちょっとしたキャンプ気分を味わいます。

残念ながら炭などは買っていなかったので、バーベキューは出来ず、持ってきたお菓子を食べるのみでしたが、私としてはタープを立てただけで大満足！！

ムスメは川でチャプチャプやっているだけで大満足だったようです。いつまでも川で遊んでいました。

暑かったですが、酷暑と言うわけでもなく、普通の夏の暑さだったので、全然耐えられました。川の水は冷たく、とても気持ちがよかったです。

いやぁ～、結果的にはいい休日が過ごせました。ムスメも

「言葉で言い表せないほど楽しかった～！」

と言っていました。

なかなか思い通りにはいきませんでしたが、こんな行き当たりばったりな旅、ある意味とても思い出に残るいい旅となりました。

繭蔵

山中湖に行かない決断はしましたが、そのまま中止もつまらないので、友達とどうするか相談です。

いろんな案が出ましたが、結局青梅に空いているホテルがあったのでそこに滞在してみることにしました。青梅なら何度も行ったことがあるしなんとかなりそうです。

そこで思い出したのが、以前から行きたいと思っていた「繭蔵」という青梅にあるカフェ。電話をしてみると営業しているらしい・・・と言うわけでいざ出発！！

到着してみると、そこにはとても素敵な建物が建っていました。

約100年前に「青梅織物協同組合」の倉庫として建てられたものだそうです。期待感が高まります。

店内も天井が高く開放感ある作りでとても居心地がよい空間でした。スタッフの方々の対応もとても暖かかったです。

そして、いちいち可愛い。

出てきたおしぼりも可愛い。

店内に漂うカレーの香りに誘われてチキンカレーを注文しました。

ムスメはキッズプレート。

このキッズプレートは唐揚げ、エビフライ、ハンバーグ、カレー、パスタと子供が好きなもの全部が乗っかっていて、ムスメは大喜びでした。

大人がオーダーしたチキンカレーももちろん最高でした。付け合わせで出てきて切り干し大根のサラダ（？）が香辛料を使っていて、エスニックな風味でとても美味しかったです。お野菜がたくさん使われていてヘルシーなのも嬉しい。

このカフェの楽しみはもうひとつあって、二階にハンモックがあるのです。食後に二階に上がり、ハンモックでゆらゆら。他のお客さんもいなくて、最高の空間でした。

キャンプに行けずテンションが下がっていた私ですが、繭蔵に行けて、元気を取り戻しました！！

キャンプが出来ない・・・

7月に濃厚接触者となってしまい、予定していたキャンプを泣く泣くキャンセルしたのですが、あんまりガッカリする私を見かねて友達が「夏休み中に行こう！」と言ってくれて、8月の13日に山中湖方面でキャンプを予定していました。

そしたらなんとぉ～～～、台風上陸！！

それまで快晴なのに、13日だけ大雨・・・

あり得なくないですか？？

もう神様を恨みました。。。

実は何回か行っているキャンプですが、ほぼ全部雨が降っています・・・

小雨だったり、大雨だったりいろいろですが、台風は初めてです・・・

日頃の行いが相当悪いんでしょうねぇ。

ただ、翌日はお天気が回復の予報だったので、頑張って行くつもりでいました。さすがに台風の中テントを張るのは厳しいので、もうコテージに切り替えて、コテージでバーベキューなどをして少しキャンプ気分を味わおうかなというプランに変更です。

そして当日。

何度も何度も天気予報を確認しましたが、富士五湖の方の「大雨注意報」は消えず。土砂崩れ、突風、竜巻にご注意くださいとの文字・・・もう恐怖です。私の小さい車が突風に煽られてひっくり返るとか、大雨で前が見えず山道でスリップとか、悪い想像ばかりをしてしまいます。

当日の朝、かなり逡巡しましたが、結局行かない決断をしました。

なかなか実現しないキャンプ。

行けないとなると余計に行きたくなるものです。

絶対にリベンジしたいと思います！！

ぼんやりしてきちゃったなぁ。。。

うちの母、80歳も越して、ずいぶんぼんやりしてきちゃっています。今までは、ムスメの世話をお願いするという感じでしたが、今はムスメに、

「ばぁばの事、頼むね。」

と言っています。記憶力は完全にムスメの方が頼りになります。母は新しい情報はもう全然頭に入らないようです。それでも、じっと家に籠りきりも心配なので近所のおつかいなどを頼んでみたりしています。

ある日、仕事前に、近所の銀行への預け入れ、食パンとバナナの購入を頼んでおきました。絶対に忘れるので、紙に書いて渡しました。

仕事から戻ると通帳が置いてありました。入金をお願いしていた銀行の通帳ではなかったので、「この通帳じゃないよ。」と伝えると、

「あら？そうだった？」

っとバッグの中をゴソゴソ。

すると出てきました。お願いしていたところの銀行の通帳。入金して欲しい現金も一緒に・・・入金、されていなかったです。。。

「銀行は行かなかったんだね。食パンとバナナは買ってきてくれた？」

と聞くと、

「買ったと思う。。。」

との返答。そこで探してみましたが、どこを探しても見当たらない。。。おつかいもしなかったみたいです。

ただ、出かけてはいる様子。

「何しに出かけたの？」

っと攻め口調にならないように気を付けながら聞いてみました。

「え～と、お昼食べて帰ってきた。。。」

と返答。

「・・・そっかぁ。」

結局その日は頼んだことはひとつも達成されてなかったわけです。今までそんなことは一度もなかったので、ちょっとガッカリ。

多分母自身も私の反応を見て「頼まれたことを出来ていなかった。」という事実に落ち込んでいたと思います。

これからこんなことがちょいちょいあるのかもしれません。認知症にだいぶ足を突っ込んでいる気配です。81歳にもなればこれも自然なことです。

それでもまだ一人で出かけたり出来るし、一応会話も成立するし、なんとかこのままもうしばらく頑張ってもらいたいものです。

ムスメのおもしろ語録

先日、寝る前に私が眠すぎて、ムスメが寝る前に寝入ってしまいました。ムスメの、

「電気消すよ。」

と言う声をおぼろげに聞いたような聞かなかったような・・・

翌日、その話をしていて、

「母さん、眠っちゃってたかなぁ・・・」

と私が言うと、ムスメが

「うなは、ずいてたよ。」

と言いました。

意味、分かります？

本来は、「肯いては、いたよ。」と言うべきところです(笑)

ムスメの感覚では「うな」と「ずく」は切り離せると思ったのでしょう。

「うなはずいてたよ。」という言葉、聞けば聞くほどなんだか面白くて笑ってしまいました。

これは私の中では忘れずにいたいムスメ語録なので、書き留めておきます😊