ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

ぼくが生きてる、ふたつの世界

2024年10月03日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
半日お休みを取って「ぼくが生きている、ふたつの世界」という映画を観ました。










いい映画でした。
聾唖者の両親の元に生まれた息子を吉沢亮さんが演じます。幼い時は耳が聞こえない母親の代わりに通訳をして母親を助けるのですが、成長と共に障害がある親を恥ずかしく思ったり、疎ましく思ったりし始めます。

だけど、母親はどんなにひどい言葉を言われても、決して怒りません。常に優しいのです。そして同じく聾啞者の父親もすごくいいキャラクターです。前向きで優しくて穏やかで、母親にとっても息子にとっても心の支えとなっています。やさぐれてた息子に「東京へ行け」と背中を押したのも父親でした。

あまり書くとネタバレになるので書きませんが、最後の駅のホームでのシーンは本当に素晴らしく、涙が溢れました。

この映画はコーダの話ではあるけれど、両親が聾唖者でなくても誰にでも起こる普通の話でもありました。それ故に、共感するところもたくさんありました。

見終わった後、心がじんわりと暖かくなる映画でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロッキンジャパン ひたちなか その②

2024年09月24日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
拠点を決めてグッズを買ったりしているうちにお待ちかねのエレカシの時間!!今回抽選で前方エリア15列目が当たっていました。

意外と近い!!




メンバーが登場した途端、興奮し過ぎて涙出ました!!

セットリストはみんなが知ってる代表曲がメインでしたが、あの気迫、情熱、歌声、動き、ユーモア、全部大好き過ぎて夢のような時間でした。

午後3時10分からだったのでかなり暑かったですが、そんなもの関係ないってくらい汗だくで盛り上がりました。もちろん隣で還暦のお友達も拳を振り上げていました。楽し過ぎました。

この日はその後もスーパービーバー、エルレガーデンとお気に入りバンドが目白押しでした。

スーパービーバーは8月のラブシャでも観たのに、毎回彼らの全力投球の姿に感動し、力をもらいます。心に響く歌詞も多く、また泣きました。

最後はエルレガーデン。めちゃくちゃかっこよかったし、セットリストも最高でした。大好きな曲がいっぱい聴けて幸せ過ぎました。

最後は花火が上がりフェス終了・・・





楽しかったぁ~。

今回初めて子無しのフェス参戦でしたが、正直な所、かなりラクでした(笑)
「暑い~」「疲れた~」「おしっこ~」と言う人が居ないのは想像以上にラクでした(笑)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロッキンジャパン ひたちなか!!

2024年09月23日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
8月の最後にラブシャで盛り上がったばかりなのに、9月15日にまたまたロックフェスに参戦してきました!





何故かと言えば大好きなエレファントカシマシが出るから!!ソロで「宮本浩次」としてのフェス出演は結構あったのですが、エレカシとしては貴重!!これはもう!!行くっきゃない!!絶対行きたい!!ってことで、ムスメに

「エレカシが出るフェスがあるんだよ~!」

と言うと

「えぇ・・・目がバッキバキで怖いから行きたくない・・・」

と言うじゃありませんか。確かに・・・宮本さんのあの迫力は子供向けではないかも(笑)
えっ・・・っという事は・・・

「大人だけで行ってもいい?」

「日帰り?」

「うん、日帰り。」

「じゃぁいいよ。」

っという事で、職場の仲間3人での参戦となりました!
そのうちの一人はなんと還暦!!そして初フェス!!なんと私が最年少というなかなか愉快なおばさんトリオです(笑)

スケジュール的に午前中は若いバンドが多いので、午後からの参戦と決めてましたが、その時間帯の勝田駅行きの電車、エレカシのTシャツを着た同年代と思われる人たちで溢れかえっていました(笑)おばさん、おじさんになってもみんなエレカシが大好き!!

上野駅から特急で行ったのですが、駅弁を食べたり、ちょっとした旅行気分♪気分が上がります!!

初めてのひたちなかのロッキンジャパン参戦でどんなフェスなのかドキドキでしたが、行ってみると広大な土地が広がっていて、開放感たっぷりの公園でした。当日は最高気温35度の猛暑日で、かなり暑かったですが、木陰もあり、吹く風も心地よかったです。そして日が落ち始めると気温もグンと下がりさらに快適になり、思ったよりラクでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョコレートな人々

2024年09月11日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
チョコレートな人々」という映画を観ました。
テレビでドキュメンタリーは見たことがあり、その時に感じたことはこちら
このドキュメンタリーの内容に、さらに別のエピソードも加わって映画になりました。

何年も前から久遠チョコレートの存在は知っていますが、改めて夏目社長の揺ぎ無いポリシーに共感し、感動しました。障がい者の賃金の安さに衝撃を受けて、どうにかしてそれを解消しようともがく夏目社長の姿は本当に尊敬しかありません。

何か障害があった場合、それを排除するのは簡単だけれど、どうやったら出来るのかと考えることが大事だとおっしゃっていて本当に心底その通りだと共感しました。

障害が重度の人は無理だと決めつけず、どうやったら出来るかと考え、工夫する力に感動します。なるほど!!と納得させられます。

また、そこに甘えずに、一流のものを作り出すという心意気も凄まじいです。「しかたない」と決してあきらめない。だけど、映画の中では「無理なのかな。」とつぶやいたり、納期が間に合わず怒ったりするシーンもあり、夏目社長も聖人ではなく、人間なんだって思えました(笑)だからこそ、久遠チョコレートをここまで大きく出来たのは並大抵のことではないと感じさせられます。

ムスメも中学生になり、就労のことなど少しずつ考えたりすることもあります。久遠チョコレートのようなポリシーを持った企業がもっと増えていて欲しいと願っています。

改めて、また皆さんが丁寧に作ったテリーヌチョコを買いにお店に行きたくなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェスの翌日

2024年09月08日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
フェスの翌日の朝は晴れました!!

ということでバルコニーで朝食。
外で食べるご飯は本当に美味しさが増しますね。
鹿もいましたよ。





桟橋に出てみると、見事な富士山が見えました!!




いつ見ても、富士山はかっこいいですね。

桟橋に立つとジャンプしたくなるムスメです(笑)




名残惜しいですが、帰宅です・・・

台風接近中でどうなることかと思いましたが、終わってみればやっぱり最高に楽しかったです。晴れた方がもちろん気持ちがいいし、いいに決まってますが、雨だからこそ熱くなるという要素も確かにありました!!ぬかるみだらけで、みんな泥んこで、びしょ濡れで、だけどここにいるみんなが音楽が大好きで、もうそれだけで「最高!!」って思えるのです。濡れようと、汚れようと、3時間渋滞にハマろうとも、やっぱり楽しい。それがフェスでした!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sweet Love Shower その➂

2024年09月04日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
最後のVaundyまでしっかり楽しんで、めっちゃ満足して駐車場へ。


正直、会場よりも駐車場の方がぬかるみが凄かったです。足を泥に取られて、本当に田植えのようでした。

そしてここからが大変だったのですが、巨大な駐車場は帰ろうとする車の列、列、列。駐車場渋滞で、約2時間、1ミリも動きませんでした・・・駐車場出られたのは0時でした・・・

ムスメが疲れて寝てくれればよかったのですが、そうゆう時に限って眠らない。そして不機嫌・・・

最初の30分くらいはなんとか列に入って出ようと思ったのですが、ここはもう早く出ようとするのは諦めよう。ってことで、一旦列から離脱して再度駐車して、エンジン切って、車外へ出て、トイレに行ったり、自販機でジュース買ったりしているうちにムスメも徐々に機嫌が直ってくれました。

コテージに戻れたのは午前1時近かったです・・・ここは2キロを歩いて行った方が得策だと知らされました。ムスメもずっとベンチシートに居たからそんなに疲れてなかっただろうし。2キロくらいなら歩けたなぁ。いやはや、勉強になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sweet Love Shower その②

2024年09月03日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
当日は予報通り小雨。なんとかなりそうな気がします。

会場まで2キロなので歩いて行こうかという案もありましたが、やはり終了後は疲れているだろうということで車で向かいました。

巨大な駐車場に車を停めて、いざ会場へ!









台風接近中でさすがに入場者も少ないのかなと思いきや、います、います。雨なんか関係ないっていう強者たち!!若者だけじゃなくて、私のような中年も、子連れも!!みんなの熱が雨によってむしろ熱くなっているとさえ感じました。

会場は「田植えフェス」と言われるだけあって、もうグショグショです。




今回は対策バッチリで来たので、泥沼なんかへっちゃらです。

前回屋根付きのベンチシートを予約していて、とってもよかったので、今回も購入していたのですが、まさかこんな天気になるなんて。ホントにベンチシートがあってよかった・・・

入場してすぐにベンチシートへ。
っと、そこから全く動こうとしないムスメ・・・

お気に入りのバンドの出番になると雨対策バッチリでステージ前方へ行くのですが、いくら誘っても「ここにいる」と言って前方に行こうとしません。結局、ムスメを置いてステージに行くという・・・どこかに勝手に行っちゃう子ではなくて本当によかった・・・ベンチシートからもステージが観れるので、濡れずに盛り上がってはいましたが。




前日同様、小雨になったり、止んだり、突然豪雨になったり、変わりやすい天気でしたが、汚れようと、濡れようと、音楽を楽しみたいという気持ちがみんな同じだというだけでなんか熱くなりました!









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sweet Love Shower 2024 !!

2024年09月02日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
夏休みの最後のお楽しみはロックフェス!!「Sweet Love Shower」

しかし、最大級でかつノロノロの台風10号が接近中!!
2~3日前から暇さえあれば天気予報をチェックしましたが、何回見ても状況は変わらず・・・大雨予報・・・開催されるのだろうか??

フェスの前日から山中湖に行く予定だったのですが、その日はなんとか天気がもちそう。当日は大雨予報だけれど・・・とにかく行っちゃえばなんとかなるでしょう!!行っちゃえ~~~!!という感じで山中湖へ!!

去年10月にキャンプで行った小田急フォレストコテージへ。会場から2キロの場所だし、ホテルに宿泊するよりはリーズナブル。
さすがにテント泊は無理なのでコテージに予約を入れていました。現地に到着するといきなり豪雨・・・先行き不安です・・・

でも!山の天気は変わりやすい。とんでもない豪雨が降ったかと思ったら、急に止んたので、雲の隙間を狙って桟橋へ。富士山は見えませんでしたが、景色は楽しめました。






コテージは当たり前ですが、テントに比べてとっても快適!
天気が良ければバルコニーでバーベキューでもやりたいと思っていましたがあいにくの大雨・・・室内で焼きそばを作りました。

そうこうしながら、公式HPを確認すると・・・明日は開催されるとのこと!!よぉ~~し!しっかり対策していくぞぉ!

天気予報もコロコロと変わり、なんと翌日は小雨予報!!

楽しみぃ~~!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成長したなぁ。

2024年07月17日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
私が一番大好きなバンド、エレファントカシマシが9月のロックフェスに出演することが発表になりました!!これはもう!行くしかない!!
ムスメに、

「エレカシが出るフェスがあるんだよ~!!」

と興奮気味に伝えると、

「えぇ、行きたくない。目がバッキバキで怖いし・・・家でゴロゴロしてたい。」

という予想外の返答。

「え!行かないの??」

すっかり行くつもりだった私は驚きましたが、

「っという事は、母さんだけ行ってきてもいいのかな?」

と聞くと、

「日帰りならいいよ。」

との返事!!ムスメからのお許しが出たので、職場の友達と大人だけで参戦することになりました!!

追加アーティスト誰かなぁ??と最終発表日にチェックするとなんとぉ~~~もう一つの大好きなバンド、エルレガーデンではないですか!!これはもう、大変な事態です!!発表を見た時、興奮し過ぎて過呼吸になってしまいました(笑)




そこでムスメにまたまた興奮気味で

「追加アーティストがエルレだったんだよぉ!!エレカシとエルレが一緒に見られるんだよぉ!」

っと言ったら、

「あのさ、楽しんできてね。」

っと大人の対応されました(笑)

いや、本当に成長したなぁと思います。
母が居ない間、YouTube三昧でそれはそれでムスメにとっては極楽なのでしょうが、一人で過ごせちゃうなんてラクになったものです。

9月15日、楽しみでなりません!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関心領域

2024年07月06日 | 映画 本 アート 音楽 お店 フェス など
久しぶりに映画を見ました。

アウシュビッツ収容所の隣に住む家族の映画「関心領域」です。

数々の賞を受賞したこの映画を観てみたいなぁと思いつつなかなか時間が取れず公開からだいぶ時間が経ってしまいました。

先日、ムスメが学校の宿泊訓練で夜いなかったので、急に思い立って、仕事の後に観に行ってきました。久しぶりの映画、しかも久しぶりのレイトショーです。なんとなくそれだけで解放感を感じていたのですが、映画自体はとても恐ろしい映画でした・・・

広大な庭と豪邸、プールではしゃぐ子供たち、豪華な食事。その壁を隔てた隣の大きな建物からはいつも煙が上がっていました。壁の向こうで何が行われているか、考えないようにしているようにも見えましたし、本当に無関心のようにも見えました。映画の中では残虐なシーンは全く出てこないのですが、立ち上る煙や、叫び声、銃声が常に聞こえているので、それだけで想像力を掻き立てれ、音楽も相まって恐怖心が増してきます。

人間は自分の関心から外れたことに対してこんなにも平常心でいられるのかと思い、そこに恐ろしさを感じます。それは何もこの時代のこの家族に限ったことではなく、今現在の私自身もそうなのだと言われているような気持になります。

解放感を感じながらの映画鑑賞の帰り道はずいぶんといろんな事を考えさせられる時間となりました。決して楽しい映画ではありませんが、忘れてはいけない、心に留めておくべき映画でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする