We arrived at Targu Mureş in Romania to play at the festival harmonia e cordis!
パリからミュンヘン、ミュンヘンからルーマニアのクルージュ・ナポカ空港から車で二時間、遠っ!ついに目的地トゥルグ・ムレシュに到着。
ここは作曲家ジョルジ・リゲティが生まれたトランシルヴァニア地方と言って、第一次世界大戦まではハンガリー領だったというところで、住民の80%がハンガリー人らしい。
表記もルーマニア語とハンガリー語の両方。住民はどっちも喋る。
エネスコ通り
George Enesco street
バルトーク通り
Bêla Bartok street
ということで、私の知っているルーマニアよりは、かなり落ち着いた?!ヨーロッパ寄りの印象。オーストリアとハンガリーは長年同国だったのだから、西欧的雰囲気が流れ込んでいても不思議はない。トルコと半世紀同国だったブルガリアとは随分雰囲気が違う。しかしここにもジプシーが街を闊歩中!でもあれ、カラフルな民族衣装&長い髪にぐるぐるとリボン飾り!めっちゃかっこいいんですが、、、ブルガリアのジプシーさんはもっと普通の格好だったし、それによく見ると、ここのジプシーさんは色が白い!それに、普通にマックで食べたり、レジャーに行ったりしている!ブルガリアではまずジプシーがブルガリア人と同一行動しているのを見かけないのだが?アタ曰く「ここのジプシーはブルガリアのジプシーとは違う系統だよ。どこから来たのか知らんけど。ブルガリアのジプシーは完璧なインド系の顔だろう?二派間で抗争も起こるらしいね、よう知らんけど」なんや、よう知らんのか。。。私はジプシーにとても興味があって惹かれるので、誰かジプシーに詳しい方教えてください。
しかし宿泊場所に連れて来られた私達は驚いた。なんと広いテラスから見渡す限りはプールだらけで、アミューズメントパークのようなそこは、朝5時までめっちゃくちゃうるさいどんちゃん騒ぎ音楽が鳴り止まない!これじゃあ一睡も出来ませんがな!翌日優しきオーガナイザー、イシュテバンさんに頼んで街中の古風なペンションに変えてもらいましたが、「いやー、皆さんあそこがほんとに好きなんですよ、、、楽しんでもらえると思ったもので、、」とちょっと悲しそう。さっすが、やっぱりバルカン唯一のラテン国家!ここはやはりルーマニアだあー!!
次の日からのペンション。おー、またまた昭和な外観。
in a small hotel in Targu Mureş
娘もバルカン諸国ではいつもベビーシッターなんて必要なし!ブルガリアやルーマニア巡りでいつも会うお馴染みの生徒さんたちが、代わる代わる遊んでくれるんですね。楽しいー!娘もこんな感じでお利口さんにコンサートを聴いています。
While a concert... thank you Isteban for all this nice experience !
小さいのに何故かエネルギーに溢れたこの街を堪能し、あの激うるさいプールにも毎日通って毎晩コンサートも聴き、(子供がだいぶ大きくなってきたので、こういうことも出来るようになってきた!)名残惜しみながら次の目的地、ニュルンベルクに近いドイツのヘルスブルッフへ向け出発!(「個から宇宙へ」続く)
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