Voici un super article sur le journal « France-Antilles » sur le concert du 28 Mars 2022, avec L’orchestre de flûtes français /Mie Ogura/Max Cilla » 🤩🎶
3月28日(月)に行われたパリ郊外・ヴィルジュイフ音楽院でのコンサートにつきまして、素晴らしい記事が「フランス・アンティーユ紙」(フランス・海外県の主要紙) に掲載されました。🎊
非常に的確にこのコンサートの意図を汲み取って下さり、(しかも論理からじゃなく、その時発せられた「音」から感じたことを本心でまとめて下さっているのが分かる) しかも詩的な美しい表現で書いてくださった。
この初対面の記者さんの文章は、そのまま私がこれまでの人生で音楽に賭けてきたことをずばり、深い次元でそのまま言い当てて下さっており、このコンサートのために長い間渾身でやってきた作曲と編曲へ努力、またこれまでの人生でやってきたことが報われたのだと感じました。
こんなに嬉しいことはありません!!
ご要望がありましたので、記事の日本語訳を載せますね。以下↓
ミエ・オグラとマックス・シラが平和への願いを表現
二人のアーティストの出会いほど素晴らしいものはない。。。ミエ・オグラ=ウルクズノフとマックス・シラ/ 日本とマルティニーク、二つの世界。一緒に演奏することが平和と喜び、積極性、希望へのメッセージをもたらした。
~二つの文化「カリブと日本」の融合に聴衆が魅了された
3月28日(月)、フランス・ヴィルジュイフ音楽院「春のコンサートシリーズ」にて、マルク・ハジャール指揮24人のフルート奏者によるフランス・フルートオーケストラ(ピエール=イヴ・アルトー芸術監督)は、日本人音楽家ミエ・オグラ=ウルクズノフとマルティニーク島の偉大な伝統フルート奏者、マックス・シラを迎えた。
二人の奏者はそれぞれの持つレパートリーを再訪し、かつアンティーユ諸島の音楽からジャズへ、クラシックから太古のリズムへと縦横無尽に歩を進める。
それは彼らが自身の世界から旅立つ絶好の機会であり、この名高い管楽器を通して、このコンサートをウクライナの平和へ捧げた。
ことに感激したのは、黒いドレスを着た即興/ジャズの女王、ミエ・オグラがカリブ音楽の父、マックス・シラの音楽をマルク・ハジャールの棒の下、即興演奏したのを聴いた時である。
そこでは日本の満開の桜の下、ロシェルの住民の回想を経て、ひとつの楽音は陽光にきらきらと照らし出された。
(注釈1:ミエ・オグラの楽曲のタイトル名「黒いドレスを着たタブーの女王~安藤福子へのオマージュ」~に引っ掛けた表現。この舞台で着ている黒いドレスがそれである)
(注釈2:マックス・シラの楽曲のタイトル「ロシェルの住民」「回想」_植民地であったマルティニーク島砂糖きび栽培奴隷地区であるロシェル地区の住民の哀しみを昇華する祈りの曲_に引っ掛けた表現。)
それは大勢の聴衆に、平和へのメッセージとなり届いた。
それはミエ・オグラが二つの音楽的世界を繋ぐために身を挺した、寛容性に溢れた時間であった。
しかし彼女は音楽遺産の継承についても言及を忘れてはいない。
ミエ「私たちが一緒に演奏したのは初めてだけれど、それは素晴らしかった。彼の音楽を初めて聴いた時、これは次の世代に伝える価値があると思ったんです。」
~情熱的な出会いと調和
ミエ・オグラ、いかなる先入観も持たず、全てを融合させられるアーティスト。
彼女は私たちに、普遍的な証言を贈っているのだ。
二人の即興演奏はマックス・シラに微笑みをもたらす。
マックス「私たちの伝統音楽がジャズやクラシックと融合し得たことを、私はとても幸福に思っている。」
マックス・シラ、彼の美しい世界観に基づく音楽。親愛なるカリブのフルートの偉大な父は、ここに充足し満たされたのである。
この情熱的、調和的な出会いは、パーカッション奏者ドミニク・トーリオとティンバル/ティブワ奏者シモン・ヴィル=ルノン、また24名によるフランス・フルートオーケストラ(ピエール=イヴ アルトー芸術監督)によって、伝統という「壁」を取り払われた。
彼らのアンサンブルは、デリケートなオーケストレーションにより美しい感動をもたらした。
マックス「私は、古典的なマルティニーク、カリブ海の音楽の基礎を築いてきました。」
木製の伝統フルートで創られるマックス・シラの楽曲、その含蓄、そのクオリティーは世界中の反響を今日また、獲得することとなった。
PS マックスさんのCD評が書かれた日本語のサイト、見つけました。こちらです!MAX CILLA / LA FLUTE DES MORNES Vol.2 | EL SUR RECORDS
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