6emeです。仕事帰りにはちょっと遠いです。料理がイノベーティブ風で面白いので参考のため寄ってみました。ワインバーの側面もあるので、ちょっと苦手ではありますが、ビールを飲む事にします。若くてお洒落な女性ばかりです。ちょっと気になっていた事があったので聞いてみました。ミオバールのスープ仕立と感じが似ている話をすると、フランスから帰られ、これからどうするかと言うときにミオバールで短期間ホールサービスをされていたそうです。オーナーから若いシェフにフランス料理のテクニックを教えるようにと言われたそうで、その影響もあるのではとの事です。納得出来ました。ミオバールが急に美味しくなったのはそう言う事なんですね。ミオバールにはLibero風の別系統の味もあったのですが、料理人さんが退職されたので真相は闇の中って感じです。
・ハートランド
・パン
・菊芋のポタージュ カカオニグ
・スジガツオの炙り 一夜干し大根
・金目鯛のポシェ
・お皿
底の深いタイプのお皿を用意されています。
・ハートランド
蒸留酒を扱わないお店なので、お口を整えるためのビールです。個人的な感覚なのですが、飲み物はミネラルウォーター、ウーロン茶、バーボン、グラッパあたりが料理の味を正確に認識できる飲み物でないかと思っています。私が思っているだけなので聞き流してください。
・菊芋のポタージュ カカオニグ
菊芋ですから、味は保証付きです。菊芋はいろんな料理人さんが頻繁に使われている人気食材です。ちょっと前までは豚のエサだったのですが、料理人さん達がスーパー食材だと気付いたようです。観光客の方に菊芋と言ってもわからないのですが、エルサレムアーティチョークと説明すると、あーーって理解されていました。国を問わず、みんな大好きなのでしょう。
・パン
自家製パンです。美味しいですね。
・スジガツオの炙り 一夜干し大根
スジガツオの砂ずりのコリッとした脂の食感と身のしっとりした舌触りはいいですね。浅漬けした蕪、セルフィーユ、松の実、揚げたケッパーでまとめ上げています。テクニックも凄いけどセンスとバランス感覚も凄いです。イタリアンのシェフがフレンチの技に魅了され、イタリアンとフレンチの悪いところをスポイルしたイノベーティブがありますが、それに和のセンスを取り入れたスタイルです。フレンチのシェフがイノベーティブ風の料理をするのは新しい流れかも知れません。ヌーベルキュイジーヌとも違います。
・金目鯛のポシェ
今回はキンメの骨ダシ フュメドポワソンです。ダシを詰めて味がしっかり出ているので、グラスドポワソンって感じです。キンメ自体が美味しい魚なのですが、ポシェしてキンメの身質のよいところだけが感じ取れる作りです。次回はお肉料理もどんな感じなのか食べてみます。
・ハートランド | 770円 |
・菊芋のポタージュ カカオニグ | 1200円 |
・スジガツオの炙り 一夜干し大根ハ ーフ | 800円 |
・金目鯛のポシェ ハーフ | 1500円 |
計(税込み)388円 | 4270円 |