2017年4月4日 母が空飛んでやって来る

2017年04月04日 | 風の旅人日乗
この日記にも何回か書いた
映画『男と女』


©︎ Un homme et une femme

高校生の時に
リバイバルを観て
大人の恋の物語に
完全にシビれた

いやもうホント
指先までジンジンにシビれた

フランスという国にも
シビれた

今でも結構頻繁に
夜中にDVDを観ては
ひとりシミジミしている

その映画ができるまでのことを
ほぼ日の記事で初めて知った。

このインタビュー記事で
明らかにされる
この映画ができるまでの
実話自体に

もうホント、シビれちゃう

あの
ダバダバダまで
フランシス・レイが
日銭を稼いで夢を追いかける
流しのミュージシャンだったなんて


監督のクロード・ルルーシュは
知っている人も多いと思うけど
この映画の成功の後
ヨットレースを
テーマの真ん中に据えた
映画を企画して

実際に
「13日の金曜日号」という名の
ものすごく斬新なリグの
3本マストのレース艇を造り
大西洋横断レースを舞台とする
映画の撮影を始めた



でもそのヨットが
その大西洋横断レースで
優勝を逃し
2位になってしまったもので
クロード・ルルーシュは
映画も完成させず
そのヨットも手放した


こんな豪胆な人生に
憧れはあるけど

今のジブンは
できることをキチンと
一つ一つこなしていこう

きっといい日も来るさ


さて本日は
83歳になった母の
彼女にとって大冒険の日

自分で計画して
タクシーとバスを乗り継いで
空港まで行き

チケット発券カウンターに行って
シルバー割引でチケットを買いたい旨を
申し出て
空席があればそれに乗って

空席がないと言われれば
他の会社のカウンターに行くなどして
プランB
プランCへと
柔軟に考えを切り替えて

九州から羽田まで
空を飛んで来る
という大冒険

父に頼り切って生きてきた
母83歳を
羽田で出迎えるときは
よく頑張ったねと
抱きしめてあげよう

ふーむ

親子って
入れ替わるんだな

それまでに
ヘボ息子は頑張って
仕事片付けなきゃな


映画『男と女』ができるまでについての
興味深い話は
ほぼ日刊イトイ新聞の
このページ

2017年4月3日 セーリング見学

2017年04月04日 | 風の旅人日乗
月に一度の
特殊ヨット練習日

ジブンは
相撲で激しく投げられた
わけではないのに
片方の肩と腕を少し痛めており

今週末は
仕事のセーリングだし
再来週には
サバニの沖縄糸満合宿も
控えておるし
今シーズン全体を
フイにしたくもないので
大事をとって見学

見学などせずに
セーリングした方が
ためになるには決まっている

しかし
人生には
足踏みも必要なことを
人生のベテランは知っておるのだ

現に今日も
いい勉強をしたぜ

それにしても昨日
走りながら撮った写真
いい写真じゃないか



小さな葉山町の
森の中の道なのに
未知なる宇宙に繋がる
ワームホールみたいだぜ