2016年9月30日 恐竜vsほ乳類

2016年09月30日 | 風の旅人日乗
いま読んでいる本が
やけに面白い

恐竜vsほ乳類

いわく
『実は、ほ乳類の全歴史の
およそ6割以上にわたる期間、
一貫してある強力なライバルが存在していた。
それは、恐竜である。』

いわく
『ほ乳類の歴史の実に3分の2は、
そうした絶対の覇者である恐竜に
怯えて暮らす下積み生活の
歴史だったのだ』

これを書いている
ほ乳類約一名は
次に上野の国立科学博物館に
行ったら
もっとちゃんと
恐竜コーナーを見なければと
思うようになった。

あの方たちは
長年のライバルだったんか・・・

それにしても

長かったほ乳類の
『下積み生活』

虹を見たければ
雨を楽しめ

なんても
誰かが言ってたな
誰だったっけな

そんなことを考えていた朝

モンゴルで
岡山理科大学の調査チームが
過去最大級の恐竜の足跡の
化石発見のニュース発見


©岡山理科大学

足跡の大きさは1.06m

ティタノザウルス類のものらしい


©恐竜図鑑

ティタノサウルス類の中には
体重90トンもあるものもいたらしい

その頃のほ乳類たち
踏み潰されたりしたんだろうなあ



2016年9月29日 夕暮れ浜ラン

2016年09月29日 | 風の旅人日乗
朝3時から机の前に座り

途中スタバとか図書館に
行きがてらの休憩あったものの

夕方5時までパソコンに向かい

慌てて浜ランに出る



浜ランに出る前はいつも

Push hard. or die と

自分を脅迫しなけりゃならん

いつになったら
走るの楽になるんだろうね

秋になって
ハイビスカスくん至って元気

本日咲き終えた一輪



一週間先くらいまで
蕾軍団待機中


2016年9月28日 33年前の昨日とは

2016年09月28日 | 風の旅人日乗
33年前の昨日は

オーストラリアが
初めてアメリカズカップに勝った日

アメリカズカップが
初めてアメリカを離れた日



オーストラリアIIの
話題になった秘密のキールのことは



実はその決勝の数ヶ月前に
ニュージーランドで
第1次武者修行をしていたジブンは

そのキールを白と青で塗り分ける迷彩塗装を
オーストラリアで施した
ニュージーランド人の塗料会社重役本人から
詳細を聞かされ
彼はスケッチまで描いてくれたので
かなり正確に知っていた




そのアメリカズカップから5年後

ジブンはそのオーストラリアチームの面々と
スウェーデンで
12メータークラスの世界選手権に
出ていた



そのあとにも
いろんなことがあって
いろんなことを忘れたけど



その世界選手権で
デニス・コナーのチームの
わずか前に最終下マークを周り

回航後すぐにタックしたデニスに対して
最初のカバータックをしたときに

ジブトリマーだったジブンは
プライマリーウインチ下の
プーリーにあるべきスピネーカーシートを
ウインチドラムに巻き込んでしまい
それを解決するまで次のタックができなくなった

デニス・コナーからアメリカズカップを奪い取った
オーストラリア艇では
ナヴィゲーターだったグラント・シマーは
そのレースでは我々のタクティシャンだったが
逃げようとするデニスをカバーすることができなくなり
当然 火のように怒った

スマヌスマヌとアセりながら
2本のシートの絡みを取る間に
グラントの予想とは反対に
我々の行く方向に風が振れ
そのために我々のリードは圧倒的になり
楽々と決勝にコマを進めることができた

カズに感謝しなきゃな
なんてグラントにレース後に慰められたが
もし逆方向に風が振れたら
大変なことになっていたわけで
あのシーンを思い出す度に
今でも冷や汗
うーん
脂汗だな
が出る

あの時のスピネーカーシートの
色・柄・太さ・手触りを
今でも細かく思い出すことができるくらいだ

でもおかげで今でも
グラントと会えばすぐに
おしゃべりを始められる

グラントは今
オラクルチームUSAで
とても重要な任務に就いている


えっと
なんの話だっけか

ま いいか
今日も暑い日だな
うれしいな

それはそうと

新しいテスト艇で
セーリングを始めたばかりの
チームニュージーランドもすでに
フォイリングタックを
普通にやっておるな

2016年9月27日 マカリイに思う

2016年09月27日 | 風の旅人日乗

©GITANA MOD70 Edmond de Rothschild


昨日の森戸海岸



昨日夕方の浜ランの後の
夕暮れ



ジブンって
いいところに住んでるなと
しみじみ思う

いろんなことに感謝

幸せだなあ



東の空にも夕焼け
不思議だね



へこたれずに頑張ろ
って思うぜ

ここのところ
仕事上
エキサイティングな話が
あとからあとから
続いておるしな

さて本日


目を覚まし
窓の外を見ると満天の星

南の方向に
南中直前のオリオン座

それからすると3時くらいかなと
見当をつけてから
時計を見ると
2時57分

いい感じじゃんジブン

起き出してコーヒーをいれて
森戸の浜に出て星の勉強

浜には弱い風が東から吹いていて
海は凪

東の空に上がったばかりの薄い月
10月1日が新月だからな

北斜め上に双子座のカストルとポルックス

その南側にプロキオン=プアナ

南側にシリウス

そしてベテルギウス 

ミンタカ
航海に特に重要な星だ

リゲル

アルデバラン

そして個人的に好きな
M45=プレアデス星団=昴=マカリイ

空の隅から隅まで雲なく
その下で浜にただ一人

美味しく入ったコーヒーを飲みながら
マカリイから思い起こしたあることについて
しばし考えごと

いい時間だこと

さあて
今日もいい一日にしよう


©GITANA MOD70 Edmond de Rothschild





2016年9月26日 ついに というか 早くも

2016年09月26日 | 風の旅人日乗
ついに


©Maserati Multi70

というか早くも


©GITANA MOD70 Edmond de Rothschild

来年から
長距離オフショアレースも
フォイリングで競われるようになりそう


©GITANA MOD70 Edmond de Rothschild

もうほんと
セーリングの世界は
ドキドキさせられることが
続くなあ


昨日の船の科学館
チームニシムラ主催
セーリング体験イベント



166名もの方が来ていただき
時間切れのために13名の方に
申し訳ないことをしたものの



153名の親子に
セーリングを体験していただいた



この一歩一歩が
形として実る日が来ることを信じて



チームのクルーのみんな
いつも本当にありがとう



2016年9月25日 葉山 鎌倉 船の科学館 鷺沼 台場 葉山

2016年09月25日 | 風の旅人日乗
昨日よりもさらに
バタバタになりそうな一日の始まり

バタバタだけど
それらの案件ひとつひとつが
とても大切な人生のパーツだぞ

誠心誠意をココロに刻んで
ひとつひとつのことに100%のチカラで
対峙するのだよジブン

頼んだよ


©Katsuhiko Miyazaki / Kazi


浜ラン終了
初秋の森戸海岸



さあて
行動開始

2016年9月24日 バタバタ

2016年09月24日 | 風の旅人日乗
早朝から
バタバタと慌ただしく過ぎた日

懸案案件一件落着の日

前から欲しかった自転車も
ついに購入の日

出会えて感謝の面白い本も
読み終えた日

夕方重要電話入り
あちこちに電話やメールしまくって
明日の予定を
バタバタと組み直した日

あー
忙しかった

けど
楽しかった
の日



2016年9月23日 マランゴニ味噌汁

2016年09月23日 | 風の旅人日乗

©︎Groupama Team France

味噌汁を
しばらく置いておくと
味噌が沈んでいって
上澄みと濃い味噌溶液とに分かれる

そうなっちゃった味噌汁の姿は
ちょっとわびしい

味噌を改良するなりして
かき混ぜなくても
ずっときれいな味噌汁でいる
味噌汁はできないものかと
思っておった

生まれてこのかたずっと
あれは重力の問題なんだと
思っておった

しかしあれは
気体と液体の境界面である
「自由表面」
で起きる
マランゴニ対流
という科学現象なんだそうだ

表面張力によるものなんだそうだ


自由表面の
上と下をうまく使い分けて成立する
フォイリングのお勉強をしていたら
味噌汁の秘密にまで
行き着いてしまい
しばし呆然としている夜明け前の
ワタクシ

わびしくない味噌汁の実現には
抗マランゴニ対流味噌の発明を
待たねばならぬのか


いやいや
そんなことはどうでも良いのじゃ


今日は東京・茅場町まで行き
とても楽しみな打合せ


この全長50メートルのヨットも



自由表面を走ることになる

味噌汁と同じように
マランゴニ対流の影響を受けるのかな


2016年9月22日 去年はほとんど空の上

2016年09月22日 | 風の旅人日乗
秋分の日

去年の今日は
モーリシャスからドバイに行って
ドバイから北京に行って
北京からホノルルに移動した日

ほとんど空の上にいたなあ。

エミレーツ航空の
綺麗なCAのお姉さんに
ヒマラヤの上空あたりで
ワッチキャプテンと一緒に
記念写真も撮ってもらったなあ



あの綺麗なお姉さん
なんであんなに親切だったんだろう?

今年は雨の葉山で読書だ

すげーいい本を見つけた


2016年9月20日 ケープホーン

2016年09月20日 | 風の旅人日乗
フランク・カマと一緒に
フォイリングでケープホーンを回る

めでたい夢を見る


©Cape Horn Julbo Sail Session


朝3時
耳元で聞こえる
強い雨音で目覚める

うしし
今日の朝ランはサボれるかな


来年の
ボルボオーシャンレースのコース


©Volvo Ocean Race

南アフリカからアジアへのレグが
オーストラリア大陸の東を回って
香港に至るレグになり

サザンオーシャンを走る距離が
過去最長になるとともに
コース全長も
これまでで最長になった

次回以降の話だけれど
ボルボオーシャンレースが
マルチハルのレースになる可能性がある

そうなれば
当然フォイリングマルチハルになるんだろう


©Cape Horn Julbo Sail Session

最新の科学でデザインされた船に乗り
冷静に風を読み波を読み
科学の知識だけでなく
恐怖心にも打ち勝つ
強い心をも持つ未来人は
セーリングの世界から出てくるのだろう

うーむ

こうしちゃおられん


©Cape Horn Julbo Sail Session

2016年9月18日 鎌倉 プール 墓参り

2016年09月18日 | 風の旅人日乗
秋雨前線と台風で
すっきりしない天気が続く

あの日の天気は奇跡だったな

Actus17


©Katsuhiko Miyazaki / Kazi


©Katsuhiko Miyazaki / Kazi


世の中いろいろあるけど
セーリングから裏切られたことは
一度もない

これからもそうだろうし
おいらから裏切ることもするまい


©Katsuhiko Miyazaki / Kazi


本日午前中は
雨の中
鎌倉にプールとお墓参り

午後
友人家族から
早めの夕食のお誘い

2016年9月17日 1000マイル走って2分49秒差 Normandy Channel Race

2016年09月17日 | 風の旅人日乗
Normandy Channel Race 2016


©Normandy Channel Race

参加できるのはクラス40のみ

1000海里を走る二人乗りヨットレース


©Normandy Channel Race


©Normandy Channel Race


©Normandy Channel Race


©Normandy Channel Race


©Normandy Channel Race


©Normandy Channel Race

実走距離1000マイル以上を走り切って
トップ艇は
4日17時間41分54秒でフィニッシュ


©Normandy Channel Race

2位艇の所要タイムは
4日17時間44分43秒


©Normandy Channel Race

その差 2分49秒

1000マイル走って
2分49秒の差


1位スペイン人チーム
2位イギリス人チーム

フランス人セーラーたちの
歯ぎしりの音が聞こえるぜ

2016年9月16日 東京居残り

2016年09月16日 | 風の旅人日乗
午後2時まで
必死に仕事したあと
必死の思いで浜ラン

シャワーを浴びて
葉山者なりのおしゃれをして
東京へ


東京に出たら
ほとんど必ず
ここに参拝する



ニ礼二拍手一礼



門仲で
とても大事な
打ち合わせをしたあと

地下鉄に乗り

勝鬨橋端の
セーリング仲間が経営する理髪店で
頭の形を様子よく仕上げていただく

セーリング仲間と
楽しく食事をしたあと

深夜の水路を抜けて
海に出る



水面から見る東京は
とてもいい



川と海の匂いが混じる
水路を独占的に走る



いいな



ふと
時計を見たら

あれ

もう日付けが変わって
午前零時をかなり回ってる

横須賀線の終電のあと

今夜ジブンは

葉山まで帰れそうにない