7月25日、始発バスで三重県方面へ。
仕事の前に、お伊勢参り。
今回は初めて外宮から。
くりぬいた節は、こんなふうに埋めるんだね。
正宮
風宮(かぜのみや)。週末のヨットレースでみんなにいい風が吹きますように。
それから内宮へ。
参拝客でにぎわう表参道を少し外れると、凛とした空気の空間。神がこの気の中に宿る。
風日祈宮(かざひのひのみや)。週末のヨットレースでみんなにいい風が吹きますように。
風日祈宮橋からの眺め。
この森の中で一番好きな場所のひとつ。
あと2ヶ月でこちらが正宮になる。
お参りを済ませ、
急ぎ足で
向かう先は、
お約束の、おかげ横町の
このお店。
天照大神に献納できるのは、この銘柄のみ。
神様のおこぼれを、2杯ほど、いただく。
この日の宿は、その名も名高い伊勢の檜扇(ひおうぎ)荘。
総ヒノキ作りとのことで、建物全体から爽やかな匂いが漂う。
このあたりの海で取れる美しい檜扇貝からの命名なのかな。
部屋やお風呂や食事処から、
穏やかな英虞湾の風景を堪能する。
翌金曜から日曜早朝まで海の上で格闘したあとは、
夜が明けるのを待って名古屋から新幹線に乗って、
東京に戻る。
そのままお台場に行って、チームのみんなと一緒に
たくさんの人たちにセーリングを体験してもらう活動
Team Nishimura Project 親子体験セーリングイベント
(協力・HELLY HANSEN)の7月回の開催。
今回も11名ものスタッフが集まってくださり、
49名の大人たちと子どもたちに初めてのセーリングを楽しんでもらった。
HELLY HANSENさん、いつもありがとうございます。
29日の午前中は、
ニュージーランドで建造が進んでいる
こんなヨットについてメールでやりとりして、
午後からは東京に出て、
慣れない靴を履いてホテルで緊張の仕事打ち合わせ。
営業下手としては、苦しい汗をかきながら耐える時間。
30日はシーボニアのヨットで現場仕事。
これはまあ、得意分野なので無条件に楽しい。
7月31日。7月最終日、始発のバスに乗り、
朝一番の上野発の特急に乗って福島県小名浜に行き、
こんな船で、
写真:みちのく北方漁船博物館
セーリングを体験させてもらった。
photo/K.Ando, Kazi
長い舵柄で操船も体験。
photo/K.Ando, Kazi
ハワイの伝統航海カヌーの
ステアリングを思い出すような重さ。
ここでも、ハワイの伝統カヌーや沖縄のサバニと同様に、
たくさんのボランティアスタッフの方々の愛情と献身が、
photo/K.Ando, Kazi
千石積みの弁財船を精巧に復元したこの純木造船を、
実際に海を走ることができる船として
維持していくことを可能にしていた。
photo/K.Ando, Kazi
この方々の、この船に注ぐ愛情と献身に、
尊敬の念を禁じ得ない。
photo/K.Ando, Kazi
photo/K.Ando, Kazi
この船が今後も浮かぶ船でありつづけ、
次世代の日本人にもこの船を見せることができるよう、
自分にできる範囲のことでしかないけれど、
チカラになりたい。
本日8月2日はこれから鎌倉に出て、
この11月に予定している長距離航海についての打ち合わせ。
明日3日は相模湾を横断する海路で伊豆半島・下田に向かい、
明後日8月4日、同じコースで再び三浦半島に戻ってくる予定。