Kazuhiro Nishimura Sailing Diary
今日はもう
一切仕事しない
サボってやる!
と朝一番に決めたのに
朝から
長~い
重~い
仕事電話
そのあと本当に
ストライキに入る
鎌倉に行って
墓参りしたあと
緑豊かな山あいの
寺に行く
心を鎮めて
山あい寺を降りる
休みの日の時間は
あっと言う間に
過ぎちゃうな
海にスワンは
自分には不思議な
光景だったけど
イギリスでは誰も
驚いてなかったことに
驚いた
ニューヨークの地下鉄の中では
ギターを抱えて
突然歌い出す人がいる
周りの人たちは
驚かない
おいらは
ひどく驚いたよ
マイケル・ジャクソンに
成り切って
ムーンウォークしながら
歌ってる人もいた
立ち止まって
そのパフォーマンスを
楽しむ人たちで
混んでるホームが
さらに混んでいた
世の中は
自分が知らないことだらけ
ということを知っておいた方がいいなと
思いました
京急バスと電車を乗り継いで
浦賀駅から傘をさして
人通りの少ない道を辿って
マリーナに向かう
少し強めの冷たい北風が
吹いている
マリーナで
来月のレース&クレージング
の運営打ち合わせ
参加者の皆さんに
楽しんでもらいたいがための
いろいろ考えていた
アイディア胸中にあるものの
自分には手に負えない
手を出すべきではないと思われる
事情あるを感知
今回は裏方に徹することにする
雨が止むのを
待っていたものの
止まないので
覚悟を決めて
雨具を着込んで
12時に浦賀出港
逗子を目指す
21~15ノットの北東風
ジェノアを揚げ
剣崎を回りこむまでは
昨日のレースの
敗因などをつらつら考えつつ
ダウンウインドの
ステアリング練習
城ヶ島の内側に入るよりも
セーリングで外側を走るほうが
速そうだったので
そのままセーリングで
城ヶ島の南を走り抜ける
相模湾北上の
クローズホールドのレグに入る
ジェノアのリーチあたりが
もう伸びてしまって
かなり変形している
なるほどね
行きにプロッターに入れた
佐島沖の定置網の位置が
どんぴしゃりだったという
当たり前のことに気を良くして
朝からの不機嫌が
少し 治る
今日もその定置網では
漁船が作業している
ここのところ
京急系列のスーパーで
よく見る佐島産の鮮魚は
この網で獲っているんだな
葉山沖まで来たところで
時間の余裕を確保できていたので
オートパイロットを使って
シングルハンド・タッキングの
練習
3回目以降からは
すごくじょうずなタッキングができて
自分を褒め称える
逗子からの帰り道
コンビニでビールを買っていいよと
自分で自分に褒美をつかわす
雨は最後まで止まなかったけど
今日も
いいセーリングだったなぁ
セーリングだけには
裏切られたこと
ないなあ~
船洗い
片付け
セールカバー掛け
オーニング掛け
すべて終わって
16時半
マリーナを後にする
あちこちに電話しいしい
2時間ほどかけて
森戸海岸に到達
長い物には巻かれた方が
世の中うまく収まる
なんてことも
苦労し過ぎて
覚えてしまっちゃったい
本日の写真は
ニューヨーク特集っす
チームニシムラ
キールボートレース参加班は
浦賀集合
若いメンバーも加わり
楽しいレースを楽しませて
いただいた
若いメンバーの
キールボートセーリングの
スキルも上がった
一方
東京・お台場では
別班チームメンバーが
こどもたちに
セーリングを体験させ
かつ
セーリングを教える
本年度初めての活動
その別班チームメンバーに
合流するために
キールボートレースチームは
レース終了後
急いで東京に向かう
今日は
120名もの親子に
セーリングを
体験してもらったとのこと
昨シーズンから試行している
セーリングスクールの
スクール生たちも
順調に上達しているようす
ご苦労様でした
ありがとうございました
みんなの尽力を
形あるものに
そろそろまとめなければ
と
密かに焦ります
レインボーブリッジの中に
東京タワーが入ってた
日付けが変わった直後に
葉山到着
シャワーを浴びて
軽く食べて寝て
朝7時半
逗子マリーナに到着
出港準備して
下架してもらい
逗子マリーナ出港
三浦半島に沿って南下中
明日のレースの回航マークの
位置のイメージをつかむため
城ヶ島の沖をあえて通る
いろいろコースを
研究したあと
12時少し前
浦賀ヴェラシスマリーナに
到着
本日
実は
法事なのだ
回航している場合ではないのだ
写真撮るのも忘れて
急いでマリーナを
後にする
日本時間早朝
ニューヨークでの作業終え
そのまま地下鉄に乗って
JFK空港に向かう
ニューヨークの地下鉄の
路線は
数字かアルファベットで
呼ばれている
ブルックリン地区から
JFK空港方面に
行くには
路線Aに乗る
あの
ジャズのスタンダード
A列車で行こう!
の
Aトレインだ
マンハッタンの対岸にある
マリーナから
ちょっとだけ苦労して
Aトレインが走っている駅に
たどり着く
空港方面への
プラットフォームに
降りる
いろんな路線が
乗り入れている
複雑な駅
Aトレインに乗るのに
正しい駅なのか
空港方面に向かうのに
正しいプラットフォームなのか
ほぼ間違いないと思うものの
少し
不安
見ると
プラットフォームに
男女2人セットの
ニューヨーク市警の警官
不安を解消したかったのと
あの曲のタイトル
take the A train
を
現地で口にしたかったのとで
その2人に質問する
JFK空港に行くには
このプラットフォームで
Aトレインに乗ればいいのですか?
軽い質問だったつもりなのに
警官2人は
地下鉄にまったく詳しくなく
思いがけず事態は紛糾した
男子警官が
周囲の一般市民に聞いてくれたりして
このプラットフォームが
その目標にとって正しいことが
確認できた
じゃあ
ここからAトレインに乗ります
ありがとうございました
とお礼もでき
take the A train
というフレーズを
もう一度使うことができた
ま
その後
すべてのAトレインが
空港に向かう訳ではない
という例外にも遭遇しましたが
今は無事に空港に着いて
全日空機の
搭乗案内アナウンスを待ちながら
日記を書いている
上のところまで書いて
全日空機に乗って
13時間半
成田到着
今は成田エクスプレスの車中
葉山は遠い
さ
もう少し作業して
帰りますか
日付けが変わってすぐ
ピア6にあるマリーナを出る
映画の
めぐり逢い
と
めぐり逢えたら
で
胸キュンになった
エンパイアステートビルが
真っ赤に
ライトアップされているのが
寝ぼけまなこに映る
23日前に
英国プリマスで
見送った
アマチュアセーラーとの
再会が迫る
日本人として
初めて大西洋横断
シングルハンドレースに
挑戦し
みごと完走を果たそうとしている
北田 浩スキッパーだ
おめでとうございます!
ニューヨークにようこそ
自由の女神とツーショットを
撮ってから
マリーナに入港
記者会見が
始まった
葉山ではモスワールド開幕
それを見られないことと
トレードしてやって来た
ニューヨーク
このニューヨーク滞在を
意義深いものにしなきゃ
自分に申し訳が立たない
昨日は
セーリング絡みで
あるお願いをするために
マンハッタンの
パークアベニューにある
日本領事館に行ってきた
今日も呼んでいただいたので
本日も再度お邪魔して
領事にお会いしてくる
いくつになってもさ
人生はステップバイステップ
忍耐なのさ
昨日の
日本領事館からの帰り
五番街が近かったので
機会があれば行きたいと
思っていたところまで歩き
ちょっと寄り道した
「ティファニーで朝食を」
で
オードリー・ヘップバーンが
ハンバーガー片手に覗き込んでいた
ティファニー本店の
ショーウインドウ
オードリー・ヘップバーンが
立っていたところに立ってみようと
思っていたのに
ショーウインドウは
2つあって
どっちだったか分からない
困っていたら
ワタクシ以上の
ヘップバーン ファンらしい
ポッチャリさんが
騒がしくやってきて
わざわざハンバーガーを
どこかで買ってきて
服装もサングラスも
本物に似せて
それを食べながら
ママに写真を撮らせている
ここまでやるのが
ファンなんだなぁ
でも
ショーウインドウに向かって
やって欲しかったなあ
それ
昨日
IMOCA60の仕事を
マンハッタン島の南端で
終えて
そのまま地下鉄に乗って
ブルックリンに帰るのも
なんだったもんだったから
タイムズスクエア経由で
セントラルパークに
行った
セントラルパークに
行って案内板を見ていたら
唐突に
昔 原宿にあった
セントラルアパートのことを
思い出した
セントラルパークが出てくる
ある愛の詩
とか
オータム・イン・ニューヨーク
とかの映画も
思い出した
日曜日で
たくさんの人が
草むらに寝そべっていたので
真似したら
疲れていて
そのまま1時間近く
寝てしまった
昨夜
一所懸命考えごとを
しながら
一人孤独に
プリン体を
ちょっと気にしながら
ビールを飲む
ホテルの人から
ブルックリンでは
ビールを売っている
薬屋さんを教えてもらう
ビールを買うときも
ワインを買うときも
日本酒を買うときも
ウイスキーを買うときも
ウォッカを買うときも
泡盛を買うときも
同じ値段なら
アルコール度数が高いほうを
つい選んでしまう
自分でも嫌になるけど
それがワタシ
仕方ナシ
昨夜選んだビールも
アルコール度数7.2度という
超高コストパフォーマンス
そのアルコール含有率と
ホップ採集の様子を描き込んだ
緑色のラベルデザインに
惹かれて
シカゴの醸造会社のIPAを
選んだ
ガッツンとくる苦味が好きな
オイラには
頰ずりしたくなるほど
愛おしいビール
ニューヨークは嫌いだけど
この
シエラ・ネバダ産のホップを使ったという
IPAは
EXTRA IPAと謳っているだけあって
本筋の爽快な苦さ
バドワイザーとか
クアーズライトとかだけ飲んで
「アメリカのビールってさぁ」
なんて
浅い知識で
語っちゃいけないんだな
さぁて
これから本日は
IMOCA60の友人に
今回の仕事上
教えてほしいことがあるので
マンハッタン島のマリーナまで
行ってくる
東京の隅田川沿いや
天王洲あたりや
横浜の山下公園あたりの
景色が
シブンでも意外なほど
大好きなシブンには
マンハッタン島の景色は
数少ない
ニューヨークの「いいね」ポイント
ただ
9.11の
あの光景を
思い出してしまうのが
つらい つらい
犠牲者の方々の魂に
お参りをしてこようと思う
フレデリック・フォーサイスの
「ジャッカルの日 」の中で
主人公のジャッカルが
ニースかどこかの
コートダジュールで
カフェで飲んだ飲み物の
高額さに驚きながら
もっともっと稼がなきゃ
老後がままならん
もっとぼく
頑張らなきゃ
と
暗殺スナイパーとしての
決意を新たにする場面が
あった
と思う
記憶違いかも
知れんが
ニューヨークのホテルの
宿泊代の驚愕の高さに
おいらはそのときの
ジャッカルの気持ちが
分かったような気がしたよ
たとえ宿代が高くても
ニューヨークじゃあ
座間味島のように
浜に転がって寝るわけには
いかないものなあ
日本時間で
5月21日に日付けが変わった頃
のことじゃ
マンハッタン島が
見える
写真では分からないけど
ディズニーチャンネルで
ジェシーたちが住んでる
島だな
さてと
中身の濃い
一週間にしなければの
昨日午後は
仕事バタバタ片付けて
昨日に続き
次世代を連れて
葉山新港へ
すげーなぁ
こんな
カーボンブームが折れるくらいまで
バングを引くんだなぁ
すげーなぁ
早く仲間に入りてぇなぁ
レースが見られないの
本当に残念
マリーナからの帰り道
しばらくお別れの
富士山が見える夕暮れの
景色をゆっくりと楽しむ
さあて本日は
これから
始発のバスに乗って
成田空港へ
一週間だけ
ニューヨーク
最初の一晩以外
ホテルも取ってない
さあ
この一週間
うまく生き延びられるか
もうすぐね
日付けが変わる
あ
変わった
これでオイラは
嘘つきになった
昨日中に
終えなきゃいけない仕事
多分大丈夫って言ったのに
今日になったじゃないか!
嘘つき
理由はひとつ
やっと東京から葉山に戻ったのに
葉山新港に呼び出されて行ったら
国内外のトップセーラーたちと
うっとりするヨットたちの
山
フツウは
もう帰れなくなる
もう帰りたくなくなる
こんな強烈な誘惑に
勝てるセーラーが
いたら教えてほしい
至福の時間と空間
机の前になんとか戻ったときには
こんな時間
やばいすわ
“ 船にどの船頭が乗るかという話です。
最後に操縦するのは歌い手ですね。”
すごいなあ
矢野顕子
船のことまできちんと
理解している
レーシングヨットのセーラーとして
まったく完璧に理解できる
たとえだ
いったいなんの話だ?
と興味を持った方は
こちらへ
夜中に
そんなことに感心している
オイラの本日は
東京で
本日までにやらねばならない
船5隻のお片付けと
葉山で
本日までにやらねばならない
書き物を
どのようにして両立させるのだという
試練の一日だ
やばいすわ
東京に出る前の
激ランのあと
見える人には見える
富士山
おはよう
お台場での作業
終了^_^
さあ次は
葉山に帰って
パソコン仕事だぜ