3月27日 月曜日。
先週土曜日の25日、ボルボ・オーシャンレースのブラジルでのインショアレースが、リオデジャネイロで行われ、『ABN AMRO1』がまた勝った。総合ポイント差は圧倒的なまでに広がっている。
先日、AMRO1のスキッパー、ムースとメールで話をした。
来月ぼくが乗ることになっている、サンフランシスコ~横浜間の太平洋最短記録挑戦艇についての相談だ。
その艇から「乗らないか」という誘いは来たものの、乗るべきかどうか迷いに迷い、相談のメールを、ホーン岬を越えてリオデジャネイロにフィニッシュしたばかりのムースに出したのだ。
「いい機会だと思うぞ、楽しんでおいで」という返事に、やっと吹っ切れ、乗ることに決めた。
ムースはニューヨーク~イギリス間の大西洋横断最短記録を持っている。負けないぞ。
それにしても、ボルボ・オーシャンレースにおける『ABN AMRO1』の強さは圧倒的だ。すごい船、すごいクルー、そしてすごいスキッパーが揃ったのだろう。
5月の頭に、アメリカのボルチモアまで、再び『ABN AMRO1』に乗りに行く。太平洋の後の楽しみだ。
4月第2週発売の『ターザン』(マガジンハウス社)には、ムースとABN AMROを中心に取材した記事が掲載されます。是非、御一読を。