2014年5月31日 ブルー

2014年05月31日 | 風の旅人日乗
年始からバタバタ、バタバタ
バタバタ、バタバタ
しているうちに、
2014年の12分の5が、
もう過ぎちゃった。

こんなふうに日々が過ぎ去り、
そうして、死んでいくんだなあ、
おれ。


スペインのウエブ雑誌を
夜中にぼんやり見ていたら、
ムール貝が、
ヨットのキールを食べちゃった
という記事が載ってた。



2003年のAmerica's Cupに挑戦した
マイクロソフトの、
ビル・ゲイツじゃないほうの
もう一人の経営者ポール・アレンの
チームの、2隻のうちの1隻。



あれから11年。
ヨットとしてはまだまだ若いのにねえ。

ブルーを身にまとってハツラツと走っていた
頃の姿が目に浮かぶ。



誰からも愛してもらえないし、
誰からも振り向いてもらえないし、
きちんと浮いているの、
わたし、もう、疲れちゃった、
って言っているみたいだ。




2014年5月30日 ルナロッサ始動

2014年05月30日 | 風の旅人日乗
エミレーツ・チームニュージーランドから
アダム・ミナポリオが加わった
イタリアのルナロッサ(プラダ)が



第35回America's Cupに向けて
具体的な活動を開始した。

フォイリングカタマランGC32の



2014年ヨーロッパサーキットに参戦する。

このチームはすでにこの艇で練習も開始し、



フォイリングジャイブもできるようになっている模様。



防衛チームのオラクルも、
GC32のサーキット参戦も視野に入れながら、
ファントムとモスによって



セーリングチームを鍛える
フォイリングキャンプを、そろそろ開始する。

2014年5月29日 次世代に教わる。

2014年05月29日 | 風の旅人日乗
先週末の、
チームニシムラプロジェクトの
特別プログラムとしての、
『0から学ぶセーリング』。

初めてのセーリングで、
セールに風がきれいに流れているという
サインを見つけ出そうとしたり、



行きたい方向とは反対方向に梶棒を動かすことを
身体に覚え込ませようとしたり、



こどもたちにとっては
難解な立体幾何であるもやい結びを
目で見なくても手探りで結べるまで練習したり、

自分にできなかったことを
できるようになるまで
一所懸命に、ひたむきに、
挑戦しているこどもたちを見ていて、



自分自身のことについて、
ハッ! と思い当たることがあり、
秘かに最近の自分を恥じた。

仕事でも、セーリングでも、
不得意とする分野を克服することから、
ここのところのオマエさんは、
逃げよう、逃げようとしてなかったか。


自分に告白いたします。
「はい、そのとおりです。
アレコレ言い訳を作っては、
不得意なモノゴトから逃げていました。」


ウーム。
こどもたちを教えているつもりだったのに、
こどもたちから教わってしまったぞ。



常に前向きに挑戦し続けること。

挑戦していれば、
できなかったことも、できるようになる。

挑戦しなければ、
できないことは、ずっとできないまま。



貴重なことを教えてくれて、
ありがとうね、
ちびっこセーラーたち。



2014年5月27日 ヴェラシスカップシリーズ2014第1戦 レース記録動画

2014年05月27日 | 風の旅人日乗
弊社がシティーマリーナヴェラシス様とチームを組んで
企画と運営を担当させていただいている
ヴェラシスカップシリーズ2014。

今年が最初のシーズンとあって、
まだまだ進化させていきたい点も
多々ありますが、
これまでの日本にはなかった
ひと味違うクラブレースに
育てていきたいと考え、
海外のセーリング文化の中で
学んできたことをヒントにしながら
工夫を重ねていきます。

そのヴェラシスカップシリーズ2014の
第1戦、浦賀保田往復レース(5月17・18日)の
記録動画を
Youtubeにアップしました。


2014年5月27日 Sir Ben

2014年05月27日 | 風の旅人日乗
サー・ベン・エインズリーの
英国からのAmerica's Cup挑戦が、
ほぼ本決まりになったらしい。

ベースキャンプは、
ポーツマスかサウサンプトンに
建設されることになるという。



1851年に、
アメリカ号からカップを奪われたままの
イギリスが送り出す、
久し振りの強豪チャレンジャー
になりそう。

2014年5月26日 お礼参り

2014年05月26日 | 風の旅人日乗
朝起きてすぐ、
昨日のセーリングイベントが
事故なく無事終わったことのお礼に
森戸神社へ。



午前中に行なった特別プログラムも
思った以上に成果を上げ、
こどもたちも、
次回をとても楽しみにしている様子。



午後からの一般の部も、

88名の親子に、



セーリングを初めて体験してもらった。


下の写真は88名分の申し込みリストを持つ、陸上担当部隊。




今回参加のチームメンバーたちと、
特別プログラム参加のちびっこたち。




後片付けを終え、



チームメンバーは夜間活動に移る。



チームメンバー最長老と最年少の語らい。



最年少は、あと2ヶ月でいよいよ
アルコールを口にすることができる。

来月もまた、楽しく、
日本のセーリングファンを増やしましょう。
よろしくお願いします。


2014年5月23日 森戸神社

2014年05月23日 | 風の旅人日乗
なんちゃって朝ランのあと、
森戸神社にお参り。



ここには子授かり祈願のやしろがあって、
そこで祈願して無事子どもを授かった
親御さんたちが、その子の名前を書いた
丸石を奉納している。

この国の未来を信じている若い人たちが
こんなにたくさんいらっしゃるのだ。

そのことを頭から離さずに、
政治家の人たちはしっかり頑張らなにゃあ、
イカンよ。

朝から重いことを考えてしまったぜ。

2012年5月22日 35th America's Cup

2014年05月22日 | 風の旅人日乗
本日はパソコン相手のデスクワーク。
でも。
あまりに爽やかな朝の天気がもったいなくて、
仕事にかかる前に海に出て、
ちょっとだけコーヒーを楽しませてもらう。



本日の昼休みには、
日本セーリング連盟の
アメリカズカップ委員会の
2013年度の活動報告を書かねばならん。


防衛チームのオラクルUSAのコーチ、
フィリップ・プレスティはすでに、
フライング・ファントムやGC32を乗り込み、



次回第35回アメリカズカップに向けて
どのようにトレーニングを展開するか、
アイディアをまとめつつある様子。

次回のプロトコルはまだ発表されていないけれど、
相対的に艇開発の要素の重要性が下がり、
セーラーの能力のガチンコ勝負
の様相を呈すると、
予想される。


2014年5月20日 Emirates Team New Zealand

2014年05月20日 | 風の旅人日乗
エミレーツ・チームニュージーランドが、
今年スタートするVolvo Ocean raceへの
参加を断念して、
次回アメリカズカップに集中することを表明。


Photo copyright Chris Cameron / Camper

かつて3000万ユーロだった
ボルボオーシャンレースのキャンペーン費用は
半分になったけれど、
それでも、1500万ユーロ。
安くはない。

昨日夜は横浜で、夢のある話。

本日は広尾経由で、表参道。




今朝5時前の、まったりした葉山沖。




腕立て伏せのときに見える
晩春の葉山の、
防水ケース越しの海の中。

2014年5月17日 ヴェラシスカップシリーズ2014第1戦 浦賀保田往復レース

2014年05月17日 | 風の旅人日乗
本日明日と、
ヴェラシスカップシリーズ2014 第1戦
浦賀保田往復レースの運営。
参加艇の皆さんを、
目一杯楽しませてあげたいぞ。

こちらは、今日明日と
葉山新港で開催される
モスのスプリングレガッタに
ギリギリ間に合って昨日進水した
古谷さんのフォイリングモス。



なんという幅の狭さだ!