2020年1月11日 小倉 関門海峡

2020年01月11日 | 風の旅人日乗
昨日は
宗像大社と宮地嶽神社のあと

少年時代を過ごした
福岡県の芦屋町に
行ったのだが





その町で
お二人の海のレジェンドから
お電話をいただいた

まずは
日本のアマチュアサーファーの
レジェンド
ダイロクさんから

パラオからハワイまで
アリンガノマイスに乗っていく
日本のパドリング界の
若手第一人者に
面会させていただく話

楽しそうな話だ

そのあとには
日本の外洋ヨットの歴史を
切り拓いたレジェンド
堀江謙一さんから

芦屋町の海を見に行く
途中のことだったから
とても驚いた

なぜなら
ジブンで
堀江謙一さんの
大航海のことを知ったのは
芦屋町の芦屋小学校一年生の
ときだったから

新聞の
第一面に載った
その大きな記事の記憶も
画像として
(ほとんど漢字読めなかったので)
うっすら覚えているけど

もっとくっきりした記憶は
家の近くの芦屋中学校の
運動会の仮装行列

ジブンが芦屋町に住んでいたのは
父親が芦屋町中学校の
先生だったからだ

その父はその年
一年生のクラス担任だった

父はビンタを張りまくる
当時は熱血先生
今の言葉では
暴力教師
あるいは
パワハラ教師だったが

なぜか男子生徒から慕われ
家にはいつも
父のクラスのワルガキ生徒が
自転車に乗って遊びに来ていて
ちびっこ小一のジブンも
遊んでもらっていた

そのワルガキ生徒たちが
秋の運動会の仮装行列の
クラスの出し物として選んだのが
堀江謙一さんと
そのヨット
マーメイド号だったのだ

田舎の漁師町の
いたずらばかりしている
中学一年生にとってさえ
衝撃的なできことだったのだ



ジブンが今の生き方を決めたのは
それから4年後の
芦屋小学校5年生のときだけど
あの
ダンボールで作った
マーメイド号を
この芦屋町で見たことも
影響しているのかも知れない

兵庫県芦屋市に住んでいる
堀江謙一さんと
恐れ多いことではあるが
芦屋繋がりでもあるな





さて本日
三連休の1日目

ふるさとの山を仰ぎつつ
朝のあぜ道ラン
絶好調でこなしたあと




魚町に出て
井筒屋の食堂で
ビール飲みつつ早ランチ

小倉駅から
鹿児島本線北の果て
門司港駅へ

門司の街は大好きだけど
門司港レトロは
少しキライ

門司の良さを
ちっとも伝えてないし

広告ばかりしている割には
それにつられて
遠くから来た観光客は
どう楽しめばいいのか
困惑するんじゃないかなぁ

観光地として
中途半端さを感じさせるんじゃ
ないかなあ

交通の便が悪いのに
わざわざ来てくれる観光客に
喜んでもらえる観光地に
なって欲しいと
北九州市を故郷とする人間として
切に願う

門司港まで来たのは

ここが目当て




和布刈神社

先月ハワイに行ったとき

ホクレアの
日本航海のクルーたちと
関門海峡通過のときのことが
話題になった

関門海峡通過の前日
ホクレアの主だったクルーを連れて
ここに来た

大型船が輻輳する
関門海峡を事前に実際に
見てもらうことも兼ねて

翌日の
福岡マリノアから
新門司マリーナまでの
航海の無事と
関門海峡を何事もなく通ることを
和布刈神社で祈念したのだ

こんな超大型船が
すれ違ったりするわけだから





それにしても
おじいちゃん
もうちょっと驚いて