2021年12月6日 小倉 角島 萩

2021年12月06日 | 風の旅人日乗

高校時代の夏休み

 
下関から蒸気機関車に乗って
特牛という
普通は絶対に読めない駅名の駅まで行き
 
そこから船に乗って
角島まで
キャンプに行ったことを
ふと思い出す
 
今はもう角島は
派手なデザインの橋で
本州と陸続きだ


あのキャンプの夜
きれいな砂浜で
いろんなことを語り合った
 
 


本日はそのまま足を伸ばして
さらにその先の萩へ
 
幕末の空気が色濃く残る
大好きな城下町だ
 
毛利氏は望んでこの町に城を建てたわけではなく
徳川家康にこの地に押し込められたのだという




司馬遼太郎によれば
中国地方を治めていた毛利氏はさらに遡れば
もともとは相模の国の地頭だったという
 
山陰の海を見ていたら
少年時代に
ほとんど毎日見ていた海のことまで
思い出した

矢も盾もたまらなくなり
日が暮れる前に着くようにクルマを飛ばして
福岡県遠賀郡の芦屋町の浜を見に行く