麻生親分なき後の諮問会議で恒例の対決となったのは、「平ちゃんvs与謝野さん」だね、やっぱり。
河北新報ニュース 「中央集権」過去のこと 竹中氏が与謝野氏に不快感
記事より以下に
竹中平蔵総務相は12日午前の記者会見で、10日の経済財政諮問会議で小泉純一郎首相が総務省を「中央集権省」と批判したことに関し「首相が言ったのは『三位一体でも地方に任せればいいのにあれもこれもやる。(旧)自治省も自治と言いながら中央集権的なことをやってきた』と(の趣旨だ)」と述べ、過去の議論をめぐる指摘だったと説明した。
その上で「いつも首相の発言がバイアスを持って報道されているように思う」と、諮問会議の内容を説明する与謝野馨経済財政担当相に不快感を示した。10日の諮問会議後に与謝野氏は、首相が総務省について「どうして権限が好きなのか。もともと自治省なのだから。中央集権省と勘違いしている」と述べたことを明らかにした。


平ちゃんはどうしても何かは言いたいんだね(笑)。まあ、これはこれで面白いんだけど。「神の啓示」発言もあったからね。気持ちは判らないでもないけど、ちょっと微妙だね。平ちゃんは、国民にこれを見てもらいたい、という風には考えていないのかもしれない。多くの人々に、「こういう仕事をやったから、成果を見てくれ」って出せるなら、別に、細かい皮肉などを返さなくてもいいようにも思うけど。例えば、「NHK」に大ナタ、とか。国民からは拍手喝采だろうね、きっと。放送分野の敷居をもっとなくしていく、とか。まあ、何でもいいんですけど、要はそういう仕事の結果を出せば、評価はそれなりに上がると思うが。与謝野さんにあれこれ言い返さなくても。
諮問会議の会議レポートでは次のように発表されている。
平成18年会議結果 第11回会議 会議レポート:内閣府 経済財政諮問会議
どうして権限が好きなのか。もともと「自治」省なのに、「中央集権」省と勘違いしている。国は権限を離そうとしないが、どうしてそんなに仕事が好きなのか。財政を含め、地域の特色が出るのは当たり前。


まだ議事要旨が出てないから、正確には判らないけれども、小泉さんの元々の趣旨は、「国家公務員は人員削減するんだから、仕事も一緒に削減して、権限も委譲するところはした方がいい」という意図でしょう。そして、地方の問題に必ず「旧自治省」が絡んでくるので、それではいつまで経っても地方が自立なんてできないでしょ、ということだろう。財政(予算)面でも権限の面でも、ある程度自由度を持たせて(=中央で持ってる権限を離して)、それぞれの地方に「任せる」という風にしないと、「自治」じゃないよ、と。恐らくそういう意味合いだろうと思います。
で、平ちゃんは「(私が仕切ってる)総務省のことを非難した訳じゃない」と、少し言い訳したかったんだろうと思いますけれども、現実に「今は総務省」になっているのであり、「旧自治省」管轄の領分では実態としてやっぱり「中央集権省」になっちゃってる(実際にどれ程の権限委譲が行われるかは不明)のであれば、それは総務大臣・総務省に責任があるでしょう。まあ、議事要旨が出てみないと判らんけど。
河北新報ニュース 「中央集権」過去のこと 竹中氏が与謝野氏に不快感
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竹中平蔵総務相は12日午前の記者会見で、10日の経済財政諮問会議で小泉純一郎首相が総務省を「中央集権省」と批判したことに関し「首相が言ったのは『三位一体でも地方に任せればいいのにあれもこれもやる。(旧)自治省も自治と言いながら中央集権的なことをやってきた』と(の趣旨だ)」と述べ、過去の議論をめぐる指摘だったと説明した。
その上で「いつも首相の発言がバイアスを持って報道されているように思う」と、諮問会議の内容を説明する与謝野馨経済財政担当相に不快感を示した。10日の諮問会議後に与謝野氏は、首相が総務省について「どうして権限が好きなのか。もともと自治省なのだから。中央集権省と勘違いしている」と述べたことを明らかにした。


平ちゃんはどうしても何かは言いたいんだね(笑)。まあ、これはこれで面白いんだけど。「神の啓示」発言もあったからね。気持ちは判らないでもないけど、ちょっと微妙だね。平ちゃんは、国民にこれを見てもらいたい、という風には考えていないのかもしれない。多くの人々に、「こういう仕事をやったから、成果を見てくれ」って出せるなら、別に、細かい皮肉などを返さなくてもいいようにも思うけど。例えば、「NHK」に大ナタ、とか。国民からは拍手喝采だろうね、きっと。放送分野の敷居をもっとなくしていく、とか。まあ、何でもいいんですけど、要はそういう仕事の結果を出せば、評価はそれなりに上がると思うが。与謝野さんにあれこれ言い返さなくても。
諮問会議の会議レポートでは次のように発表されている。
平成18年会議結果 第11回会議 会議レポート:内閣府 経済財政諮問会議
どうして権限が好きなのか。もともと「自治」省なのに、「中央集権」省と勘違いしている。国は権限を離そうとしないが、どうしてそんなに仕事が好きなのか。財政を含め、地域の特色が出るのは当たり前。


まだ議事要旨が出てないから、正確には判らないけれども、小泉さんの元々の趣旨は、「国家公務員は人員削減するんだから、仕事も一緒に削減して、権限も委譲するところはした方がいい」という意図でしょう。そして、地方の問題に必ず「旧自治省」が絡んでくるので、それではいつまで経っても地方が自立なんてできないでしょ、ということだろう。財政(予算)面でも権限の面でも、ある程度自由度を持たせて(=中央で持ってる権限を離して)、それぞれの地方に「任せる」という風にしないと、「自治」じゃないよ、と。恐らくそういう意味合いだろうと思います。
で、平ちゃんは「(私が仕切ってる)総務省のことを非難した訳じゃない」と、少し言い訳したかったんだろうと思いますけれども、現実に「今は総務省」になっているのであり、「旧自治省」管轄の領分では実態としてやっぱり「中央集権省」になっちゃってる(実際にどれ程の権限委譲が行われるかは不明)のであれば、それは総務大臣・総務省に責任があるでしょう。まあ、議事要旨が出てみないと判らんけど。