ボツネタで見たので、探してみました。
【 carview 】 ニュース - ガムよりも効く眠気覚まし、コンビニ業界初の携帯酸素缶が登場
酸素は体にいいと思っている人がきっと多いのではないかと思いますが、そうとも言えないこともあります。
実は酸素にも中毒症状があります。普通に「酸素中毒」と呼ばれています。特にスキューバダイビングなどをやっている人たちには、常識として知られているかもしれませんね(ああ、「海猿」という映画をやっていますね。潜水士の出てくるやつですね)。
一般的には短時間の高濃度酸素吸入で病的な状態になることはないと考えられていますが、長時間の酸素吸入を続けると、肺に病変を生じたりすることがあります。また、酸素分子から生成されるスーパーオキサイドの発生なども、障害や老化などの原因として研究されています。
他に有名なのは、未熟児網膜症でしょうか。直接原因かどうかは判っていませんが、一般に高濃度酸素の吸入によって、発生リスクは高くなると考えられています。つまり、人体にとっては、酸素は「毒」の一種であると考えられます。従って、量的には「ほどほどに」というのが、望ましいと思われます。
酸素バーだったか、リラックスの店などで酸素が出るとか言うのですが、私自身は行ったことがありません。田舎だから、というのもあるか。そういう店が近隣にはないので(笑)。
因みに、運転中などの眠気は、二酸化炭素濃度が上昇した空気(狭い空間内に自分の呼気を出し続ける為に、普通の空気よりも高濃度である可能性があるんじゃないかな)を吸入するので眠くなるんじゃないかと思われ、その場合は窓を開けて車内を換気すればほぼ解消されると思うんですけどね・・・まあ、どうなんでしょうか。「たくさんの酸素を吸う」よりも、「二酸化炭素を吐き出す」方が眠気は覚めると思われますが、実際にどうなのかは判らんので・・・
それから、呼吸器系に慢性の病気がある人の場合、高濃度酸素の吸入によって呼吸抑制が起こることが有り得ます。健康な人は、二酸化炭素濃度が上がれば呼吸が促進されるようにできていますが(CO2 drive)、肺病変などによって定常的に二酸化炭素濃度が高い状態の人では酸素濃度によって呼吸が促進されていることがあり(O2 drive)、「酸素濃度低下=呼吸促進」なのに、高濃度酸素吸入によって「酸素濃度上昇=呼吸抑制」となって、呼吸困難となる可能性が考えられます。なので、そういう病気のある人は、高濃度酸素吸入は注意が必要です。
こんなことを書くと、何だか商売の邪魔してるみたいですね。
悪気はありません、本当に。
多分発売前には社員とかモニターとか、たくさんやってると思うし。
好評だったから発売だと思いますよ。うん。
あと、私は医師ではないので、間違っているかもしれないですから、各自できちんと調べたり、専門家の意見に従うようにして下さいね。
【 carview 】 ニュース - ガムよりも効く眠気覚まし、コンビニ業界初の携帯酸素缶が登場
酸素は体にいいと思っている人がきっと多いのではないかと思いますが、そうとも言えないこともあります。
実は酸素にも中毒症状があります。普通に「酸素中毒」と呼ばれています。特にスキューバダイビングなどをやっている人たちには、常識として知られているかもしれませんね(ああ、「海猿」という映画をやっていますね。潜水士の出てくるやつですね)。
一般的には短時間の高濃度酸素吸入で病的な状態になることはないと考えられていますが、長時間の酸素吸入を続けると、肺に病変を生じたりすることがあります。また、酸素分子から生成されるスーパーオキサイドの発生なども、障害や老化などの原因として研究されています。
他に有名なのは、未熟児網膜症でしょうか。直接原因かどうかは判っていませんが、一般に高濃度酸素の吸入によって、発生リスクは高くなると考えられています。つまり、人体にとっては、酸素は「毒」の一種であると考えられます。従って、量的には「ほどほどに」というのが、望ましいと思われます。
酸素バーだったか、リラックスの店などで酸素が出るとか言うのですが、私自身は行ったことがありません。田舎だから、というのもあるか。そういう店が近隣にはないので(笑)。
因みに、運転中などの眠気は、二酸化炭素濃度が上昇した空気(狭い空間内に自分の呼気を出し続ける為に、普通の空気よりも高濃度である可能性があるんじゃないかな)を吸入するので眠くなるんじゃないかと思われ、その場合は窓を開けて車内を換気すればほぼ解消されると思うんですけどね・・・まあ、どうなんでしょうか。「たくさんの酸素を吸う」よりも、「二酸化炭素を吐き出す」方が眠気は覚めると思われますが、実際にどうなのかは判らんので・・・
それから、呼吸器系に慢性の病気がある人の場合、高濃度酸素の吸入によって呼吸抑制が起こることが有り得ます。健康な人は、二酸化炭素濃度が上がれば呼吸が促進されるようにできていますが(CO2 drive)、肺病変などによって定常的に二酸化炭素濃度が高い状態の人では酸素濃度によって呼吸が促進されていることがあり(O2 drive)、「酸素濃度低下=呼吸促進」なのに、高濃度酸素吸入によって「酸素濃度上昇=呼吸抑制」となって、呼吸困難となる可能性が考えられます。なので、そういう病気のある人は、高濃度酸素吸入は注意が必要です。
こんなことを書くと、何だか商売の邪魔してるみたいですね。
悪気はありません、本当に。
多分発売前には社員とかモニターとか、たくさんやってると思うし。
好評だったから発売だと思いますよ。うん。
あと、私は医師ではないので、間違っているかもしれないですから、各自できちんと調べたり、専門家の意見に従うようにして下さいね。