いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

メルトダウンは襲ってくるか

2008年04月02日 19時12分18秒 | 経済関連
えー、本日は株式市場がちょっと一息ということで、13000円を回復したことがぬか喜びとならぬといいのですが。ま、大幅下落よりは、心理的によい(笑)。


それはさておき、北米市場の消費後退が続いているものと思われます。

NIKKEI NET マネー&マーケット:国内株-ホットニュース

【ニューヨーク=武類雅典】米新車市場が一段と冷え込んできた。1日にまとまった3月の米新車販売台数は前年同月比12%減の135万6868台で、5カ月連続の前年割れとなった。2ケタの減少率は昨年7月以来8カ月ぶり。米ゼネラル・モーターズ(GM)など米国勢のほか、トヨタ自動車も販売台数が落ち込んだ。個人消費の減退を受けて販売環境が厳しさを増すとの見方も広がり、各社は減産など守りの姿勢を強めそうだ。

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金回りが悪くなってきたので、売れなくなってきましたぜ、と。これも仕方ないわな。特に、金融界で割りと高給を貰っていた人々が、嵐に巻き込まれてしまったことで高額商品は売行きが厳しくなってくるのではないかな、と。だって、次の日会社に行くと、自分の机がなくなっているのですから(見たわけではないから、適当。映画っぽくいうとそんな感じ?)。

ドラマ風に書くと、レクサスで颯爽と出勤していたのに、
「もうあなたに給料を払うことも、ポストを用意することもできんのだ。今度は、その優秀な投資能力を自分の金を増やすことに使ってくれ。じゃあな」
とか突然切られちゃうんだよー。
可哀想だけどしょうがないわな。


さらに追い討ちをかけるのがこれだ。

Bloombergcojp 特集記事コラム

(一部引用)

しかし、当初は利点の大きかったこの発明がやがて、不可解な新種の資産を金融システム全体にばらまき、多くのバランスシートに水膨れした資産評価や隠れ債務、「偽りのAAA格付け」をもたらしたとモリス氏は指摘する。CMOのなかの低リスク部分の設計が工夫されるほど、高リスク部分の危険性は高まり、バンカーらはこれを「有害物質」と呼び始めた。

そのような有害物質の行き着くところはと言えば、それは信用商品に投資するヘッジファンドだ。モリス氏はヘッジファンド関連のデフォルトがCDS市場を席巻し、保証されていた証券類の評価額引き下げ、追加担保差し出し要求、デフォルトしたCDS売り手からの資金引き揚げなどの連鎖を引き起こすというシナリオを描いてみせる。信用システムの血管は完全に詰まり、サブプライム危機は「のどかな散歩」にしか見えなくなるだろうと同氏は書いている。

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まさにエンドトキシン・ショックだな(笑)。
前に書いたイメージに近い。
世界に拡散する伝染病、「不安」


小康状態がいつまでもつか、判らんからね。
私の小隊(笑)もどうなることやら…


ああ、それから、ガソリン値下げね、ついに来てしまいましたな。本当にこのような事態となるとは思ってもみませんでした。

スタンドには行列になっていたが、あれって、高い買い物になってしまっているんではないかと思ったりもする。

リッター15円とか25円とか下がったとして、40リットル給油だと600~1000円の下げ、ということになるが、待っている時間とか、低速で発進と停止を繰り返すので、正味の利得は少ないのでは、とか思ったり。ウチの「はりお2君」(ハイブリッドのハリアーのこと)はまだまだ給油の必要性がないので行列には参加予定がないけど、あれに並ぶ気力はないな。

東京あたりでは、3年待ち組環八先生、ってな具合でしょうか?
何を言ってるか判らないって?
オヤジギャグですから、オヤジギャグ。
自分でも不明です。特に意味はありませんから(笑)