この問題には、あまり首を突っ込む気はなかったのですけれども、もう少し補足してみます。
ネット規制に関する雑感
規制反対の活動をしている人たちの状況をみると、行政側対応をあまり研究していないのではないかと思わざるを得ない。総務省が携帯電話のフィルタリングについて検討会を昨年末頃からやってきており、資料等に限らず議事録も揃っているのであるから、議論の方向性などを知ることはできるし、自分たちが何を主張すればいいのか、ということを考えることはできるはずだろう。
見えない敵に向かって、無闇やたらと発砲するのが効果的とは思えませんね。まずは、相手側をよく研究し、知ることから始めるべきでは。沙世ちゃん系の方々?が「調べてから意見を言え」とか言っておりましたけれども、まさしくそれが当てはまるかと思います。
政策実現というか(今の場合には阻止ということかもしれないが)、政治的な活動を意図するのであれば、まずこうした資料を丹念に読み込み、相手側主張を理解するとともに、論点の穴や弱点というのを調べるとか、相手側要求に応える為の解を探すといった努力がまず必要であろうと思う。
総務省が行っているのは、「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」というものであった。調べたら、直ぐに出てきたよ。
メンバーはこちら>総務省報道資料
で、現状は大体ココ>中間取りまとめ骨子(案)
結局、これら論点を上回る「何か」をMiAUなり、何なりが出せないのであれば、この基本線を突破することは難しいと思う。しかし、これら案を受け入れるならば、より強力な法規制は防げるということがあるなら、交換ということになるかと思う。総務省プランで行きましょう、だから、例の立法(自民、民主案?)は待ってくれ、という条件を出せるでしょう、ということ。その戦術を捨てるのであれば、真正面から挑んでみたらいいと思いますね。フィルタリングは拒否、自主規制的な第三者評価機関も拒否、ということ。全くの自由を勝ち取る為に玉砕戦を挑んでみたらいいでしょう。
上限金利問題の時にも、こうした行政側資料などをまるで見ないで文句ばかり言ってた人たちがいたわけですが、まさにあれと同じようなものです。ネットの場合、みんなで手分けして作業できるのだし、論点を整理して回答を作成したりもできるし、専門分野ごとに対策とか回答をそれぞれ用意できるはずなんですけどね。法学関係、経済学的観点、技術的部分、経営的なこと、そういうのを得意な誰かがやっていけばいいだけの話だな。
しかし、現実にはそういうことすらやってない。
はっきり言えば、努力が足りんのだ。
誰か1人でもいいので、こういうのを検討して論点を切り分け、答えを探す作業をやればいいものを、頭数だけ揃えたって誰もやっていないのであれば、戦う前から勝敗は目に見えているということ。明らかに負け戦だわな(笑)。誰も「戦い方」ということに頭を使っていないのだ。自分の主張の正しさを言いたいだけなんではないのか、と思わざるを得ない。それとも、政治家や官僚の無能を論って、自分たちの優秀さを示したいということか?
違うというなら、努力の成果を見せてみろ、ってことだな。
相手側論点を知り研究する、というのは、賛成意見を集めてくるより役立つかも、と前に書いたじゃないですか。
>多くの賛成意見よりも一つの反対意見の方が役立つかもしれない
もう大体答えは見えたんじゃないでしょうか?
とりあえずの目標地点というか、ゴールを目指して、現状で可能な一手を選択することを考慮すべきでは?
最善手ではなく次善手かもしれないけれど、正面闘争に敗れて玉砕するのとどちらがいいですか、って話だ。
ネット規制に関する雑感
規制反対の活動をしている人たちの状況をみると、行政側対応をあまり研究していないのではないかと思わざるを得ない。総務省が携帯電話のフィルタリングについて検討会を昨年末頃からやってきており、資料等に限らず議事録も揃っているのであるから、議論の方向性などを知ることはできるし、自分たちが何を主張すればいいのか、ということを考えることはできるはずだろう。
見えない敵に向かって、無闇やたらと発砲するのが効果的とは思えませんね。まずは、相手側をよく研究し、知ることから始めるべきでは。沙世ちゃん系の方々?が「調べてから意見を言え」とか言っておりましたけれども、まさしくそれが当てはまるかと思います。
政策実現というか(今の場合には阻止ということかもしれないが)、政治的な活動を意図するのであれば、まずこうした資料を丹念に読み込み、相手側主張を理解するとともに、論点の穴や弱点というのを調べるとか、相手側要求に応える為の解を探すといった努力がまず必要であろうと思う。
総務省が行っているのは、「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」というものであった。調べたら、直ぐに出てきたよ。
メンバーはこちら>総務省報道資料
で、現状は大体ココ>中間取りまとめ骨子(案)
結局、これら論点を上回る「何か」をMiAUなり、何なりが出せないのであれば、この基本線を突破することは難しいと思う。しかし、これら案を受け入れるならば、より強力な法規制は防げるということがあるなら、交換ということになるかと思う。総務省プランで行きましょう、だから、例の立法(自民、民主案?)は待ってくれ、という条件を出せるでしょう、ということ。その戦術を捨てるのであれば、真正面から挑んでみたらいいと思いますね。フィルタリングは拒否、自主規制的な第三者評価機関も拒否、ということ。全くの自由を勝ち取る為に玉砕戦を挑んでみたらいいでしょう。
上限金利問題の時にも、こうした行政側資料などをまるで見ないで文句ばかり言ってた人たちがいたわけですが、まさにあれと同じようなものです。ネットの場合、みんなで手分けして作業できるのだし、論点を整理して回答を作成したりもできるし、専門分野ごとに対策とか回答をそれぞれ用意できるはずなんですけどね。法学関係、経済学的観点、技術的部分、経営的なこと、そういうのを得意な誰かがやっていけばいいだけの話だな。
しかし、現実にはそういうことすらやってない。
はっきり言えば、努力が足りんのだ。
誰か1人でもいいので、こういうのを検討して論点を切り分け、答えを探す作業をやればいいものを、頭数だけ揃えたって誰もやっていないのであれば、戦う前から勝敗は目に見えているということ。明らかに負け戦だわな(笑)。誰も「戦い方」ということに頭を使っていないのだ。自分の主張の正しさを言いたいだけなんではないのか、と思わざるを得ない。それとも、政治家や官僚の無能を論って、自分たちの優秀さを示したいということか?
違うというなら、努力の成果を見せてみろ、ってことだな。
相手側論点を知り研究する、というのは、賛成意見を集めてくるより役立つかも、と前に書いたじゃないですか。
>多くの賛成意見よりも一つの反対意見の方が役立つかもしれない
もう大体答えは見えたんじゃないでしょうか?
とりあえずの目標地点というか、ゴールを目指して、現状で可能な一手を選択することを考慮すべきでは?
最善手ではなく次善手かもしれないけれど、正面闘争に敗れて玉砕するのとどちらがいいですか、って話だ。