なんか大袈裟なんだけど。大した話でもない。
先日東京に行った時、数十年ぶり(?、多分20年くらい)に秋葉原を歩いてみたよ。
ウチの子も行ってみたい、とか言うし。
で、感想。
死んだ。
本当にメイド姿の女の子が歩いていたよ。初めて見た。
ああ、やっぱり本当だったんだねー、とか言いながら、まるで魚類の群れみたいな雑踏を歩かされた。更に、折角ここまで来たんだし、ということで、オタク系のグッズだの本だの色々と売ってる店(名前を忘れたが、割とメジャーな店)に入ることになった。オレは何の興味もなく、勿論入りたくなかった。
しかしながら、これも社会勉強の一つだと思って(←強引)、嫌々ながらも行ったわけですよ、その店に。
まず、入り口の間口が狭い。
普通の玄関みたいに、半間サイズくらいしかないのだ。
これじゃ、人間が1人しか通過できんじゃないか、もっと広げとけよ、と思ったが、そういう店の作りなんだからしょうがない。
構造的に渋滞の発生する機構になっているんですよ、お嬢さん!
出入り口付近が丁度流れを妨げるかのような構造。逆流は許されなさそう。簡単には、すれ違えないのだ。
流れが滞り、人間が滞留することになるので、移動速度が著しく低下する。
内部の商品展示の間隔も同じように狭く、通路が幅70~90㎝程度(多分90はなかったと思うけど)しかない。ここも通過障害を来たし易い構造なのだ。対面通行が厳しい状況。
恐るべし。
で、5階くらいまであるので、階段を行き来するのだが、この階段や廊下の部分も異常に狭い。ここも半間くらいのギリギリ水準しかないのではないかな。で、人間の数が多いので、通路や階段部分には常に人がおり、陳列を見ている人たちがいると、その後ろを通過するのがかなり困難。レジ前にも人が並ぶので、その列があると通路の通過障害を来たす。客は若い人たちが殆どだが、中にはちょっと年齢が上の(オレとか、笑)人もおり、女性の1人客で恐らく30代半ば~後半くらいの人も珍しくない程度にはいたと思う。これがちょっと意外だった。
また、ウチの子が商品を選ぶ間、私は行き場がなくて困りましたよ(笑)。立ち止まっていると皆さんの邪魔になるので移動を続けつつ、同じ階のフロア面積はかなり小規模なので、あっという間に元の場所に戻ってしまう。かといって、他には対処のしようもないので、通路をグルグル回るとか、レジカウンター近辺のデッドゾーンを利用しつつ時間を潰して待つ、ということになってしまったわけです。
人間の数の多さにも参ったわけですが、もっと激しく参ったのは、目がチカチカしそうなくらいに色が「ぎゃんっ」となっていたことでしょうか。壁全体がアニメの色々が貼り付けられていて、何が描かれているとか書いてあるのかが「目に入らない」くらいに、「漫画、漫画、漫画」となっていたのですよ。当然商品の殆どがアニメが描かれているし、ごちゃごちゃとそれらが並んでいるわけです。片時も目が休まる暇がないんですよ。これまでの人生の中で、そういう経験が一度もないんですよ。普通は、ちょっとした観葉植物が置いてあるとか、窓の外に景色が見えるとか、或いは無地の何も描かれていない壁があるとか、そういう環境になっているじゃないですか。商店でも美容院でも、大体そうなんですよ。
でも、オタクのアジトみたいな店は違うんです。全部がアニメ、みたいになっちゃってるんですよ!
ほんの少しの隙間にも、アニメのポスターだの、新商品案内だの、広告だの、そういうので埋め尽くされているんです。これには、本当に参りました。思わず、「もう降参です」って言いそうになったもの。
店を出る為に階段を下りていく時、前を歩いている男性の後ろをヒタヒタとついていきましたが、この1列縦隊が刑務所の囚人みたいな気分(いや、なったことないんだけど)。途中で逆流部隊に遭うと列が停止するし、更にフロア入り口付近は階段グループとフロア侵入グループとで流れが交錯する為通過障害となるし、時には4方向(フロアの出入り2方向と階段昇降2方向)から同一地点に向かってくる為に、解けない紐みたいな感じになるので、そこでも渋滞が発生して縦隊は停止となるんです。
店を出るというだけの為に、こんなに苦労せねばならんのか、と我が子の希望を呪いながら(冗談です)、ようやく脱出しましたよ。ハアーやれやれと思ったのも束の間、今度は店外に出来ている魚類の群れみたいな人の流れの中を駅に向かって歩かねばならなかった。
いや、東京の人って、偉いね。
我慢強い、っていうか。
僅か数十分いただけだったけれど(20分くらい?)、既に死んだぞ、私は。
毎朝通勤の混雑がこんな感じだとすると、気が狂いそうになるかも。
先日東京に行った時、数十年ぶり(?、多分20年くらい)に秋葉原を歩いてみたよ。
ウチの子も行ってみたい、とか言うし。
で、感想。
死んだ。
本当にメイド姿の女の子が歩いていたよ。初めて見た。
ああ、やっぱり本当だったんだねー、とか言いながら、まるで魚類の群れみたいな雑踏を歩かされた。更に、折角ここまで来たんだし、ということで、オタク系のグッズだの本だの色々と売ってる店(名前を忘れたが、割とメジャーな店)に入ることになった。オレは何の興味もなく、勿論入りたくなかった。
しかしながら、これも社会勉強の一つだと思って(←強引)、嫌々ながらも行ったわけですよ、その店に。
まず、入り口の間口が狭い。
普通の玄関みたいに、半間サイズくらいしかないのだ。
これじゃ、人間が1人しか通過できんじゃないか、もっと広げとけよ、と思ったが、そういう店の作りなんだからしょうがない。
構造的に渋滞の発生する機構になっているんですよ、お嬢さん!
出入り口付近が丁度流れを妨げるかのような構造。逆流は許されなさそう。簡単には、すれ違えないのだ。
流れが滞り、人間が滞留することになるので、移動速度が著しく低下する。
内部の商品展示の間隔も同じように狭く、通路が幅70~90㎝程度(多分90はなかったと思うけど)しかない。ここも通過障害を来たし易い構造なのだ。対面通行が厳しい状況。
恐るべし。
で、5階くらいまであるので、階段を行き来するのだが、この階段や廊下の部分も異常に狭い。ここも半間くらいのギリギリ水準しかないのではないかな。で、人間の数が多いので、通路や階段部分には常に人がおり、陳列を見ている人たちがいると、その後ろを通過するのがかなり困難。レジ前にも人が並ぶので、その列があると通路の通過障害を来たす。客は若い人たちが殆どだが、中にはちょっと年齢が上の(オレとか、笑)人もおり、女性の1人客で恐らく30代半ば~後半くらいの人も珍しくない程度にはいたと思う。これがちょっと意外だった。
また、ウチの子が商品を選ぶ間、私は行き場がなくて困りましたよ(笑)。立ち止まっていると皆さんの邪魔になるので移動を続けつつ、同じ階のフロア面積はかなり小規模なので、あっという間に元の場所に戻ってしまう。かといって、他には対処のしようもないので、通路をグルグル回るとか、レジカウンター近辺のデッドゾーンを利用しつつ時間を潰して待つ、ということになってしまったわけです。
人間の数の多さにも参ったわけですが、もっと激しく参ったのは、目がチカチカしそうなくらいに色が「ぎゃんっ」となっていたことでしょうか。壁全体がアニメの色々が貼り付けられていて、何が描かれているとか書いてあるのかが「目に入らない」くらいに、「漫画、漫画、漫画」となっていたのですよ。当然商品の殆どがアニメが描かれているし、ごちゃごちゃとそれらが並んでいるわけです。片時も目が休まる暇がないんですよ。これまでの人生の中で、そういう経験が一度もないんですよ。普通は、ちょっとした観葉植物が置いてあるとか、窓の外に景色が見えるとか、或いは無地の何も描かれていない壁があるとか、そういう環境になっているじゃないですか。商店でも美容院でも、大体そうなんですよ。
でも、オタクのアジトみたいな店は違うんです。全部がアニメ、みたいになっちゃってるんですよ!
ほんの少しの隙間にも、アニメのポスターだの、新商品案内だの、広告だの、そういうので埋め尽くされているんです。これには、本当に参りました。思わず、「もう降参です」って言いそうになったもの。
店を出る為に階段を下りていく時、前を歩いている男性の後ろをヒタヒタとついていきましたが、この1列縦隊が刑務所の囚人みたいな気分(いや、なったことないんだけど)。途中で逆流部隊に遭うと列が停止するし、更にフロア入り口付近は階段グループとフロア侵入グループとで流れが交錯する為通過障害となるし、時には4方向(フロアの出入り2方向と階段昇降2方向)から同一地点に向かってくる為に、解けない紐みたいな感じになるので、そこでも渋滞が発生して縦隊は停止となるんです。
店を出るというだけの為に、こんなに苦労せねばならんのか、と我が子の希望を呪いながら(冗談です)、ようやく脱出しましたよ。ハアーやれやれと思ったのも束の間、今度は店外に出来ている魚類の群れみたいな人の流れの中を駅に向かって歩かねばならなかった。
いや、東京の人って、偉いね。
我慢強い、っていうか。
僅か数十分いただけだったけれど(20分くらい?)、既に死んだぞ、私は。
毎朝通勤の混雑がこんな感じだとすると、気が狂いそうになるかも。