いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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ドーキンスはこんなところで何をやっとる(笑)

2008年10月30日 19時31分15秒 | 俺のそれ
超ウケた。

「神様は多分いない」と書かれたロンドンバス、来春にも登場か 国際ニュース AFPBB News

(一部引用)

【10月30日 AFP】ロンドン(London)名物の赤いバスの横腹に、近い将来、「神様は多分いない。くよくよするのはやめて、人生を楽しもう」という無神論者のキャンペーン広告がお目見えするかも知れない。

 コメディー作家のアリアン・シェリン(Ariane Sherine)氏(28)が考案したこのスローガンは、一部のロンドンバスの横腹に掲載されている「神を拒む者は地獄で永遠に苦しむことになる」とのキリスト教の一連の警告メッセージに対抗するもの。

 シェリン氏は、英国ヒューマニスト協会(British Humanist Association、BHA)と無神論者リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)教授の協力のもと、広告費5500ポンド(約88万円)を集めるために、賛同者から1口5ポンド(約800円)で寄付を募った。既に目標額に達しており、来年1月にも複数のロンドンバスの横腹に掲載される予定だ。

 ドーキンス教授は、「ロンドンバスに別のスローガンを掲げようというこのキャンペーンは、人々に考える機会を与えるものだ」と指摘する。「考えること自体、宗教では良くないこととされていますがね」

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◇ There's probably no God.

宗教右派の方々がこんな文句を見たら、怒り狂いそうだけどね。
でも、以前にあった「塹壕では無神論者ではいられない」ということもあるので、実際の場面にならないと判らないね。
どんなに「オレは無神論者なんだよ」と常々言っていても、本当に死の危険性のあるような絶体絶命のピンチに陥った時に、こっそり祈ってることだってあるかもしれないから。まあそれも別にいいんだけどね。


それにしても、イギリスっていう国は本当に不思議だ。

英国国教会は、キリスト教といっても、他のプロテスタントとはちょっと違う印象。だって、自分の教会を「これが本山だ」みたいに自分たちで認定し、それを続けているのだからね。それって、新興宗教の教祖と大きな違いはないかも。
それに、ローマと絶縁してまで争うということ自体、当時では「全世界の中でのスーパー異端児」だったわけで、カソリックの聖職者たちを殺しまくったのもイングランドだった。

喩えていうと、今なら「国内にいる科学者や教授」連中の中から、「お前は反対派だから」という理由で、追放または殺戮ということかな。

逆に、神の言葉を持つカソリックのスペインは、天下に聞こえし異端審問所の宗教裁判で大量殺害を行い、異教徒追い出しに専念した。


つまりは、キリスト教徒同士で宗教を理由として互いに殺害したことが、欧州の歴史を作った。

日本の仏教でも同じく、仏教徒同士の戦争は行われた。大量虐殺も勿論あった。
京都人ならば、地元史みたいなものを習うから、教わって知っているかもしれないね。昔の一向宗なんかは、仏教徒といっても凶暴だったというか、ほぼ軍隊か組織的暴力集団だったし。だから信長の殲滅作戦は凄惨を極めることになってしまった。世界的に見れば、キリスト教徒でも同じようなことはあった。

現代では、イスラム教徒同士であっても宗派の違いなどで激しく争っていたり、殺害が行われたりするけれども、多分神は人間にそうした殺戮を求めたりはしてないと思うけど。無神論者であれば、別にいいけど。でも、神がいると心のどこかで思っているなら、神が血と屍を希望しているはずがない、とは考えないのだろうか?まさか、慈悲深い神がそんな恐ろしいことを望んでいるとは、到底思えないのだ。


だから、戦争はやめようね>無神論者以外の方々へ