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日ハム連勝~CS第2ステージ

2008年10月19日 17時47分26秒 | いいことないかな
はいはい、まあ大体予定通りの進行ですね。

オリックス戦は当然勝つと思っていたけれども(笑)、予想以上にアッサリだった。オリックスは、一言で言えば、まだまだ「青いな」ってとこかな(元々ブルーだから)。

日ハム選手は、CSステージの戦いを知っている、というのがやはり大きいかも。
普段はあんまり打てなくて、得点力の弱さが気になるけれど、ここぞというところでは勝ててしまう。
本当に不思議なチームだ。


シーズン中には打率1割台のスタメンが珍しくもなく、多分他のチームなら2軍行きになっているだろう。
けど、日ハムは違う。
1軍どころか、スタメンで試合に使ってもらえるのだ。
辛抱強く試合に出してもらえるし、成長に繋がっているのだと思う。

今年はオリンピックでダル君と稲葉が抜けてしまって、大幅な戦力ダウンとなってしまい、連敗を喫したりした。
ギリギリ滑り込みでCS進出だった。


相変わらずの「12球団一打てない打線」は、今年も健在だった。
チーム打率は.255で中日の.253こそ上回っているものの、得点は533で最少(次が中日の535)。本塁打はやはり少なく、82本で西武の半分以下、12チーム中最少。防御率も落ちてしまってるし。ハムの得失点差は-8でロッテの+14や楽天の+20以下だが、それでも順位が上なんだよ。不思議でしょう?得点圏打率もリーグ最下位ですよ、勿論。
要するに、接戦に持ち込める時には僅差で競り勝って、負け試合には惨敗、みたいなもんかな。
楽天戦で17-0勝ちが最後にあったけれど、あの17点がなければ、得失点差は-25だもんね(笑)。これで3位になれたことの方が不思議なんですよ、本当に。楽天には21勝の岩隈がいるし、チーム打率も得点もHRもずっと上だから、もっと上位の成績であったとしてもおかしくないんだよね。けど、日ハムが何故か上なんですよ(笑)。

打率3割超えてるのは稲葉だけ。2ケタ勝ってるのはダル君とスウィーニー(12勝)しかいない。投打の軸って言っても、西武や巨人に比べると、かなり見劣りするでしょう?これで遜色ないなんてことは決して言えないんですけれども、そういうチームがあってもいいじゃないですか。
どうしてなのか分らないけれども、勝つんですよ。チームワークとしか言いようがない。


ま、オリックスは自滅しちゃった、って感じだった。
ああいうもんなんですよ、短期決戦って。まさに甲子園球児みたいなもの。


西武戦の初戦にスウィーニーじゃなくグリンで大敗しちゃったけど、あれも、まあ予想範囲内だわね。
収穫だったのは、3点取り返したことかな。西武打線に「振らせる」為の登板だったんじゃないか、とさえ思ったよ。バンバン打ててると、気分良くバットを振るでしょう?で、その後にダル君みたいな「厳しい投手」が来ると、これが全然打てなくなるんです。
すると、どうなるか?
今後も西武打線の主軸が封じられたままになる可能性が大だわね。
リズムを狂わせることに成功したんだろうと思いますね。

日ハムが連勝して、勢いに乗って行けそう。
特に、武田久と建山が零封したのは大きな収穫。
マイケルは…まあいつもこんな調子だから。ヒヤヒヤさせながら、終了させるんだよ(笑)。

西武のグラマンから1点をもぎ取ったのも、かなり大きいな。たったワンヒットで1点だもの。
西武にとっては頼みの主軸にタイムリーなし、HRなし、で、完璧に持ち味を消されたようなもんだから。セーブ数と防御率ではグラマンが良い数字だったのに、これについても失点してしまったので優位性は崩れたな。
日ハムナインのメンタル面での強さが光ると思う。これが日本一やリーグ優勝を経験したチームということかな。連続で日本シリーズに出場したということには、それなりのわけがある、ということなんだろうと思う。今年は「レジェンド巨人」(笑)と対決し、日本一奪還を期待しよう。ま、対戦前から巨人ダントツで強い、とか言われるでしょうけど(笑)。


でもね、次を西武に取られると、ちょっと難しくなるね。王手をかけられて、ダル君を温存しておけるかどうか、だよね。とりあえず必勝を期すなら、投げさせるかも。3勝3敗なら、最後は…どうするんかな。藤井がオリックス戦では抑えたので、どこかで使いたいところだが…。3敗目を喫して王手をかけられても、藤井に行けるところまで投げさせるか?