昨年の11月15日、「国会に求められれば出て行って説明は当然」と言ってのけた安倍晋三。
そして今月の27日の衆院予算委員会で与党・公明党の国重議員が、不祥事が相次ぐ政権の姿勢をただすと、「国民の厳しい声や批判を受け止め、一層身を引き締めていかなければならない」と声を張り上げていた安倍晋三。
つき
その実態は、まさに「有言不実行」そのもの。
「政府には答弁義務があるのに全く答えない。不誠実どころではなく、議会制民主主義を総理大臣自らが破壊しようとしているとしか思えません」と元参院議員の平野貞夫が国会の学級崩壊状態を嘆いていたが、下記の画像をみれば納得。
【日刊ゲンダイより】
特に予算委員会初日の説明責任を全く果たそうとしない安倍発言の中でも、とりわけ酷かったのが、「同じ質問だから同じ答弁」といいながら、昨年も使った答弁書を早口で棒読みするという舐め切った態度であった。
「これほど常識外れの答弁はなく、野党も国民もなめ切った、まさに慢心を象徴する言葉だったと思います。安倍政権はモリカケ問題で逃げ切れた、という“成功体験”があるのでしょう。国会中継を見る限り、このままだと、どんな悪事をはたらいても構わないと開き直り、悪政がどんどん酷くなる可能性があります」と、高千穂大の五野井郁夫教授は批判する。
昨日の衆院予算委員会では、具体的な証拠を突き付けられて、さすがの安倍晋三も誤魔化すことができなかった。
「事務所文書、矛盾突かれた首相 『民主も』で逃げ切りか」
【朝日新聞DIGITALより】
見て下さい、この写真。
— なんばちゃん (@nanyanennanba31) January 29, 2020
人に向かって平気で指差す下品人間(@AbeShinzo)
逃げ切りは許されない。
即刻退陣・議員辞職すべし。https://t.co/3bhH5gz8P0
さらには、安倍晋三の基礎的な国語力の欠如を思わせるような珍場面が国会で繰り広げられていた。
「安倍首相が珍答弁 『募っている』けど『募集』ではない」
この朝日新聞のタイトルには、こんなクレームも。
『迷答弁』とか『珍答弁』と「ネタ」として報じるのではなく『不真面目答弁』『不誠実答弁』と報じるべきだ。
— ab3 (@ab3_ab3_46204) January 28, 2020
不真面目な安倍に報道機関が不真面目に付き合うことは許されない??
安倍首相が珍答弁 「募っている」けど「募集」ではない:朝日新聞デジタル https://t.co/2kWUWof6xE
「政府決定前に桜招待通知 衆院予算委、首相『問題あった』」
【東京新聞より】
やっぱりこのシーン衝撃的すぎた。
— Tad (@TadTwi2011) January 28, 2020
安倍首相「私は募っているという認識で、募集しているという認識ではなかった」
宮本徹議員「募るというのは募集するのと同じことですよ」#募ってはいるが募集はしてない pic.twitter.com/CFqfDNwFks
安倍首相「募集でなく募っている認識」
— 異邦人 (@Narodovlastiye) January 28, 2020
「窃盗ではなく盗んでいる認識」
「殴打ではなく殴っている認識」
「詐欺ではなく欺いている認識」
共通の言語で意思疎通が出来ない。もう議論以前の問題。
#日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/oRk1vvGE2C
元文科省の事務次官だった前川喜平は、こんな深刻なことを言っていた。
アベ首相は「募る」という言葉の意味を、本当に知らなかった可能性があると思う。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) January 28, 2020
数日前に、「安倍晋三をファクトチェックすれば真実は皆無である」というつぶやきの冒頭でこう書いた。
いまさらながらだが、「世論調査」は実施する媒体(テレビ・新聞・通信)によって大きく異なることは誰でもが知っている。 ましてや「内閣支持率」などは地方紙の調査結果のほうがが毎回かなり低くなっており、ある意味では実態に近いかもしれない。 |
まさにそれを実証するような結果が出ていた。
「安倍内閣『支持』30.3% 県民世論調査 前回比11.1ポイント減」
【福島日報より】
「復興五輪」と言いながら、最後は福島県民を切り捨てるという安倍内閣の「30%程度の支持率」に福島県民の怒りがよく表れている。
さて、テレビメディアは「武漢で発生したコロナウィルス」問題一色で、ニュースに予算委員会場面は放映される機会がないのだが、このウィルス問題は、時間があれば、「武漢ウィルスの続報と今後、そして今年の中国崩壊」を参照してください。
できるものは何でも政治利用する安倍晋三は、日本人の生命を守るというパフォーマンスとして、武漢在住の日本人をチャーター機で日本に連れてきたのはいいのだが、「チャーター機利用者に8万円請求 政府」ということらしい。
政党助成金を含み代理選挙に1億5000万も出せるなら、国が負担出来ない理由がない。
— ちゃーん (@imakaraikuyooo) January 28, 2020
650人×8万
小学生の算数も出来なきゃ、
募ると言う漢字も理解できない低学年の小学生並頭脳の持ち主が総理大臣?
オワタ
チャーター機利用者に8万円請求 政府(時事通信) https://t.co/3wNpz9M6G1
#桜を見る会 では地元有権者に豪勢な振る舞い、そして、お仲間の選挙には1億5000万円ポンっと出すのに、おい、おい、カネ払わせるんかい。びっくらこいた。
— ジョンレモン (@horiris) January 28, 2020
チャーター機利用者に8万円請求 政府:時事ドットコム https://t.co/CLSk5T3TRd
ふぅ~ん、『桜を見る会』はタダ同然の安さなのに? しかも、安保法制強行採決の際は、赤ん坊を抱いた母親の絵を使って日本人を救い出すとか言ってたけど、安倍はきっと、その時も母子に費用を負担させるつもりだったんだな。こんな首相、要らね。https://t.co/NBsxRgGISE
— ゆりかりん (@yurikalin) January 28, 2020
「情けない。こんな時なのに、1人8万円(税別)の自己負担をしなければ、帰国も出来ないなんて。
税金を有事の時に使わずに、浮かれ騒ぎの #桜を見る会 なんかにはたっぷり使うんだ。この政権は市民を助けないのが、よくよくわかった」
「有権者の買収には湯水のように税金を使うが、感染症の脅威に晒されている邦人には容赦なく航空運賃を請求する安倍政権。」
「「桜を見る会」に縁故者を八百五十人も無料招待するのに、何故、感染症予防で外地から着の身着のまま緊急避難する邦人に対してはしっかり航空賃を徴収するのか、政権の倫理観、バランス感覚を疑う。」
まあ、様々な批判があるが、なにしろ安倍晋三は「敵か味方か」、「自分を褒めるか批判するか」といった基準ですべてを判断するという単細胞の持ち主なので、刑法ならば「39条」が適用されるかもしれない人物であろう、とオジサンは思う。