新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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全国的な「安倍離れ」のうねりを起こそう

2020年01月28日 11時52分29秒 | 安倍晋三

「真摯に丁寧に説明」すれば、己の「税金の私物化」とか公選法違反や政治資金規正法違反の疑いが現実となることが明白なので、昨日の衆議院予算委員会で安倍晋三が野党側の質問にまともに答えることはなかった。
 
「はぐらかし」や同じ答弁を平気で繰り返す「テープレコーダー論法」を駆使した安倍晋三であった。
 
午前中は与党側の質問というよりは、安倍晋三の政策に対する「ヨイショ」発言の連続で時間の無駄であった。
 
午後からは、特に野党の「桜を見る会」の追及本部の黒岩議員質問に注目が集まった。
 

<拒む首相 変わらず 桜領収書「調べる必要ない」「同じ質問には同じ答え」>
 2020年1月28日 東京新聞
 「今日が桜を見る会について首相が説明責任を果たすスタートだ。疑念を可能な限り晴らす強い意志をお持ちか」。立憲民主党の黒岩宇洋(たかひろ)氏がただした。首相は「当然、疑念に対しては丁寧に真摯(しんし)に答えないといけない」と応じたが、行動を伴わないことがすぐに明らかになった。
 首相は、昨年の会前夜に都内の高級ホテルで開かれた後援会主催の懇親会の実態を黒岩氏に問われ、証拠となる書類を調査することを拒んだ。出席者がホテル側から受け取ったとされる領収書についても、その存在を「調べる必要はない」と言い切った。
 野党共同会派の江田憲司氏は、首相が自身の推薦で昨年、約八百人の地元後援会関係者を会に招いたことについて「どういう発想で呼んだのか」と追及。首相は「結果として招待者数が膨れ上がった」と経過を説明するだけで、大量招待の理由には触れなかった。江田氏の再質問にも「同じ質問には同じ答えしかできない」と突っぱねた。
 自民党議員三人の公職選挙法違反疑惑に関しても、首相は「答弁拒否」に徹した。立民の大串博志氏は三氏が説明責任を果たしているかどうか、首相の見解を問うた。首相は「責任を果たしたか否かは国民の判断だ」と自身の考えを示さなかった。大串氏は「逃げそのものだ」と反発した。
 首相は、三氏のうち河井案里参院議員側に昨年の参院選に際して自民党本部から一億五千万円が提供された問題についても「私が答えなければいけないのかと言えば、そんなことはない」と答弁を避けた。
 黒岩氏は質疑後、首相の答弁姿勢について「これだけの疑念が持たれているのに全く説明する気がない」と記者団に語った。

   


 

衆議院 2020年01月27日 予算委員会 #11 黒岩宇洋(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 
 
質疑と答弁をわかりやすく端的にまとめてくれた人のツイートを引用しておく。 

残念ながら予想通りというのか、安倍晋三を徹底的には追い込むことはできなかった。
 
野党側の質問者に対してこんな批判がネット上にあった。
 
野党は検察のトップを国会に招致すればいいんだよ。なぜ、捜査しないと、質問するだけでいい。
動かない検察をメディアに露出させることに意味がある。
 黒岩は質問の仕方が残念ながら、下手。「九兵衛問題」を指摘されたら、ニューオータニ関係者の国会招致に切り替えればいい。
ニューオータニ関係者に「九兵衛」の寿司を出していないか聞けばいい。同時に、返す刀で「領収書問題」をニューオータニ側から質す。
5000円で宴会ができるのかどうかも、はっきりさせる。
質問するにしても、作戦を立ててしろよ。

安倍晋三の中身のない答弁は予想されていたのだから、その対策が甘かったことは否めない。
 
内閣府の官僚を攻めていたが、7年以上も権力のトップにいた安倍晋三はそう易々とはシッポを掴ませない。
 
しかし、政治家が最も恐れるのは地元の有権者の動向であろう。
 
こんな話が出ているという。
 
<支援者たちに広がる「安倍首相支持は恥ずかしい」の声。王国・山口県で「安倍恥」が拡大中!>
 2020年01月27日 週プレNEWS
 昨年の「桜を見る会」疑惑をなんとか乗り切った安倍首相。各メディアの世論調査でも内閣支持率は40%台で横ばいと堅調だ。
しかし今、首相のお膝元・山口4区では異変が起こっている。地元の自民支持者の間で"安倍離れ"が静かに進んでいるというのだ。これは、政局激変の予兆か? 現地に急行!
* * *
安倍首相は1993年の衆院初当選以来、無敗の9連勝。山口4区は安倍首相にとってまさに金城湯池の無風選挙区だ。
しかし今、この安倍王国・山口4区、「桜を見る会」疑惑をきっかけに異変が起きている。下関市民のひとりが安倍派の支援者から直接聞いた話として、こう証言する。
「毎年、安倍事務所は下関市で新年会を開催するのですが、私の友人でそれに毎年参加する女性がいます。熱心な安倍支援者で、多い年にはひとりで30人近くに参加チケットを売りさばいていたはずです。しかし、その女性が『今年の新年会には参加しない、安倍事務所に協力してチケットも売りさばかない』と宣言したのには驚きました」(下関在住・60代女性)
いったい、山口4区の有権者の意識にどんな変化が生じているのか?
今でも山口4区で安倍首相は圧倒的な存在であるだけに、有権者の口は総じて重たい。特に自民支持者ともなると、ほとんどが取材拒否。わずかに取材できた人も「対面取材は周囲の目があってちょっと。電話で構わないのなら」といった感じだ。
ただ、そんな状況でも何度も耳にしたふたつのキーワードがあった。それは「恥」と「共犯者」という言葉だ。桜を見る会に参加したという人物が匿名を条件に言葉少なげにこう話してくれた。
「説明から逃げる安倍さんは恥ずかしいけど、自分も恥ずかしい。共犯者になったという自責の念もある」
桜を見る会疑惑を取材する地元紙記者が、この参加者の胸中をこう代弁する。
「恥ずかしいというセリフは私も何度か耳にしています。ただ、それも当然でしょう。首相が招待基準として説明している『各界で功績、功労のあった』人でもないのに、首相に招待されたからとお上りさんのように集団で新宿御苑に行き、公金で飲み食いしたのですから。実際、山口晋友会(安倍後援会)メンバーからも、『さすがにこの体たらくでは格好がつかない』というグチが漏れ出ています」
「『桜を見る会』問題の真実を求める下関・長門市民の会」の豊嶋耕治共同代表が続ける。
「新宿御苑に行った人に話を聞くと、安倍事務所から誘われてツアー感覚で参加した人が多いんです。旅行代金も8万円近く自腹で払っていることもあって、桜を見る会の参加費用が含まれていると誤解していた人も少なくありません。
ところが、フタを開けてみると飲食は公費、招待基準も満たしていないと知らされ、参加は供応・買収という公選法違反の疑いが浮上することになった。参加者にしてみれば、知らない間に公選法違反の共犯者にされたという思いがあったとしても不思議ではありません」
これ以上、安倍首相の嘘やごまかしに付き合わされるのはたまったものではない、という有権者の声が広がっている。

 
多くの全国の有権者たちが、「説明から逃げる安倍さんは恥ずかしいけど、自分も恥ずかしい。共犯者になったという自責の念もある」という気持ちになることが必要である。
 
「地元の自民支持者の間で"安倍離れ」だけではなく、全国民の間からも、本当に「安倍離れ」のうねりが巻き起これば、安倍政権は風前の灯火になることは間違いない、とオジサンは思う。 

 

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