都知事選の 「戦いすんで日が暮れた」ころから様々な新聞・テレビメディアが都知事選を振り返り、それなりの分析を行っていた。
極端なメディアでは「小池圧勝・蓮舫惨敗」という、まあ右翼メディアらしいタイトルが誇らしげに踊っていた。
しかし、某コメンテーターは「小池都政の8年間の総括という点では、前回より得票数が大幅に減少しており小池陣営は手放しでは喜べない」というコメントを発していた。
さらには、7日に投開票が行われた都議補選では既成政党推薦の候補者が軒並み敗れていた事から、「なまじ蓮舫が辛勝したところで都議会はほとんどが野党となり、独自の政策がことごとく議会から反対されればもっと惨めなことになっただろう」という手厳しいコメントもあった。
我が家のオバサンも蓮舫の街頭演説を見て「立憲民主党から離党した蓮舫の応援演説に、立憲民主党幹部連中が街宣車の上に揃い踏みして、最後は共産党の志位前委員長まで登場したことに違和感を覚えたという」。
これは無党派層の有権者たちも感じていたかもしれない。
そしてこんな敗れた蓮舫に対する記事もあった。
「2位でもダメ」のまさかの歴史的惨敗…!蓮舫陣営の甘すぎた都知事選目算と5つの敗因」
負けた候補に対しては今更何を言っても手遅れであるが、やはり選挙ではまさに「勝てば官軍」なのだが、8年間も女帝であった 小池百合子の今後の「官軍ぶりが不気味である。
「すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感すべてが異様だった都知事選を総括・分析 悪夢のような結末は歴史の分岐点になる予感」
何から何まで異様だった都知事選は7日に投開票され、悪夢のような結末に終わった。
現職の小池百合子東京都知事(71=自民、公明、都ファ支援)が291万票を得て、3選。当初、一騎打ちとみられた蓮舫前参院議員(56=立憲民主、共産、社民支援)は128万票と伸びず、小池を追い詰めるどころか、石丸伸二前安芸高田市長(41)に逆転されるボロ負けだった。 |
まっとうな審判を避けるために現職都知事がありとあらゆる策を弄し民主主義の当たり前を踏みにじった選挙戦。しかしフタを開ければ小池の圧勝。政治を真剣に考えている有権者ほどこの結末には暗澹たる気持ちになったのではないでしょうか。
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) July 8, 2024
日刊ゲンダイは駅売店・コンビニでhttps://t.co/NkNcECgIcS
いまだにテレビの力は強い。何もしない小池百合子と、何も政策を語っていない石丸伸二を1位と2位に押し上げた。誰を隠し誰を持ち上げるか、何を隠し何を強調するか、テレビのさじ加減で大きな影響を与えた。テレビは権力者が利用する武器になっている。 https://t.co/0S0t1w4D01
— れいわ兵庫勝手連・神戸長田(kashima) (@rshyogo) July 8, 2024
さすがゲンダイ!
— 田村 RAY 光 (@Ray_VSP_RBR) July 8, 2024
「2位石丸 独裁気質見えた」とちゃんと書いた! https://t.co/yOjErhOUfb
当選して尚これだけ怒りをぶつけられる知事も前代未聞だ‼️
— GalleriaTsuru (@GalleriaMxi7) July 8, 2024
何ひとつ疑惑は晴れず(それどころか刑事告発されている)小池百合子のあざとさ、狡さだけが怒りと共に残る! https://t.co/NycIK7wheI
【滅びに向かう】萩生田百合子は逃げ回り、メディアは都知事選の争点を報じないまま、学歴詐称疑惑も大手不動産会社との癒着も裏金自民党との癒着も隠蔽した。アベ友が作り出したパワハラ虚言癖石丸によって裏金安倍派自民党を救わせる。新しい戦前を生み出した責任は重い。
— 金子勝 (@masaru_kaneko) July 8, 2024
ネット掲示板より引用。
小池の大罪 ① 外苑再開発問題 小池 「1000本切り倒すみたいな話しか伝わってないようですけど間違いです。約1900本から約2000本へ増える計画になっています」 お前が間違いだ。 明治神宮外苑地区の再開発について小池は「新たな植樹などで緑は増える」と説明しているが、これが大嘘だ。 |
「金儲けばかり考える業者利権ばかりを優先する政治家はバカでしかない。安倍は正にそういう政治家だったが、小池も同類だという事」と簡単に「バカ」と切り捨てるという見方は危険である。
安倍晋三も小池百合子も「金儲けばかり考える業者利権ばかりを優先する」ことはバカではできず、業者利権というのは必ず政治家に戻ってくることは、江戸時代から全く変わってはいないということだけは事実である。
「大メディアが政権与党のステルス抱きつきに加担した」と冒頭の記事にあったが、実は大メディアだけではなく東京地検特捜部もおかしな動きをしていた。
「裏金事件で岸田首相ら42人を不起訴処分 SNS怒り『法治国家ならぬ放置国家』「納得すると?」
「起訴猶予」があるようです。処分通知書が届いたら不起訴理由の開示請求をしその告知書が届いたら、不起訴理由の確認したうえで、東京検察審査会に審査申立てする予定です。 岸田首相ら42人が不起訴処分に 自民党政治資金問題めぐり(日テレNEWS NNN)#Yahooニュースhttps://t.co/JOFZTPFMJb
— 上脇博之 (@kamiwaki) July 8, 2024
都知事選と都議補選の「翌日に」不起訴処分ですかそうですか…随分と自民党に都合がいいタイミングっすね???
— nichinichi🏳️⚧️🏳️🌈 (@nichinichibijou) July 8, 2024
企業の横領や脱税はパクられるのに、自民党だと42人ぜんいん不起訴っておかしくね?法の下の平等どこ行ったん…?? https://t.co/op25OgVr5f
さらに「2位」に入ったこの男に関しても、こんな事実が明らかになっている。
「石丸伸二氏の敗訴確定 市長選ポスター代不払い―最高裁」
これは、ただの代金未払いではなく、市長という強い立場に立った者が中小企業イジメをした事件だととらえるべきです
— 古賀茂明 (@kogashigeaki) July 8, 2024
弱い者イジメをする政治家に支持が集まるのは何故か
良く考えなければなりません
石丸伸二氏の敗訴確定 安芸高田市長選ポスター巡り、支払い命令 https://t.co/5KzJEcpx1l
あとで読むか
— WhiteMetal (@wm_blade) June 15, 2024
石丸伸二のポスター裁判の1次資料 https://t.co/lCjyjZTZfA
裏金事件で岸田首相ら42人を不起訴処分した事実が都知事選にメディアが取り上げても大した影響はなかったのだろうが最高裁判決で敗訴した石丸伸二の場合は若者や無党派層にはお大きな影響を与えたのではなかっただろうか、とオジサンは思う。