オジサンの息子は中学2年生の夏休みに、海外でのホームステイを経験した。
行先は、今でも「世界平和度指数ランキング」では1位のアイスランドに続いて2位のニュージーランドのクライストチャーチ。
2011年に発生した東日本大震災の1か月前の2月22日に起きたカンタベリー地震でも有名になった地でもある。
事前に簡単な英会話の講習を受けてはいたのだが、ホームステイ先には英会話が堪能な学生もいたせいか、本人の勉強にはあまり役には立たなかったらしいが、その経験は後の大きな自信になったと、本人は言っていた。
そのような我が家にとっても懐かしい土地で信じられないような悲惨な出来事が発生していた。
「NZ乱射、死者49人 礼拝中のモスク襲撃 反イスラムの声明 3容疑者拘束」
皮肉にも世界有数の平和な都市でもテロが起こることを世界中に示すという犯行声明があったという。
排外主義者等のテロ行為は特定の国の問題ではなく、世界中の指導者たちが連携して未然に防ぐ対策や、テロ行為を起こさせない国づくりを目指すのが政治家連中の役割であることは言うまでもない。
しかし、残念ながら欧米やアジアの国の指導者等は、自国や自分自身のことで頭は一杯なようである。
欧州では孤立の道に突き進む恐れのある英国では、「メイ氏、綱渡りの延長戦 英、EU離脱延期を可決」と先行きは決して明るくはない。
【東京新聞より】
そのメイ首相に対して、「交渉という点から見れば、あまりにまずくて驚いた」と批判したトランプ大統領は、「トランプ大統領、初の拒否権発動 非常事態宣言の無効決議に」という事態になっている。
米朝首脳会談が失敗に終わったことにより、北朝鮮寄りの言動が顕著であった韓国の文在寅大統領も、トバッチリを受けたのか、「韓国大統領、支持率最低に 米朝再会談物別れが影響」ということになっている。
一方ロシアでは、一部の領土返還の可能性をちらつかせながら、莫大な経済支援を目論んでいたプーチン大統領は、長年住んでいる島民らの反対や安保問題で難航していることから、「プーチン氏、日米安保が障害 交渉の『テンポ失われた』」と、日露首脳会談の先行きも不透明となりそうである。
このような状況も影響したのか、「内閣支持減39%=拉致進展、現政権に期待せず半数-時事世論調査」と久々に40%台を割っていた。
安倍内閣の助けが危うくなれば、この人の運命もどうなるのか分からない。
「竹田会長、埋まった外堀 IOCが辞任求める動き 7分会見に国内反発」
【朝日新聞DIGITALより】
「JOC竹田会長が辞意、続投一転19日にも意向表明」
【日刊スポーツより】
そしてついに、辺野古沖での米軍のための新基地建設はますますお先が真っ暗になってきている。
辺野古地盤改良「3年8カ月」 政府、普天間22年度返還不可能→設計を変更しても沖縄県は認めませんから法廷闘争になります。そもそも520機の駐機場の広さを必要とする朝鮮有事を前提とした基地にもならないのです。背景に埋め立て利権があるのではないかと訝しむ。 https://t.co/u5ALSlUmbs
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年3月15日
辺野古地盤改良「3年8カ月」 政府、普天間22年度返還不可能https://t.co/g08t3vcrCe
— hanapyon (@hanapyon4) 2019年3月16日
? 普天間22年度返還不可能
?? 辺野古22年度完成不可能
または
?? 辺野古完成不可能
?? 辺野古完成後も普天間運用
でしょう
「辺野古地盤改良「3年8カ月」 政府、普天間22年度返還不可能」
さて、過去2年間の安倍晋三肝いりの「官製春闘」も息切れとなり「未完成春闘」となっている。
大企業も中小企業の景況感はマイナスである。
【時事通信より】
さらに今春闘では、労使とも脱「官製春闘」も大きなテーマとなっている。
「お得意」ともてはやされた「外交」も、バラマキと統計偽装により破綻してしまった経済政策により、安倍政権は青色吐息状態であることは間違いなく、はやく国民はこの政権に引導を渡さなければならない、とオジサンは思う。