新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

はやく出てこい真っ当な内部告発者たち

2019年12月14日 11時53分18秒 | 桜を見る会

閣議決定で「なんでもできる」と思い込んでいる安倍政権では、過去にも不都合なことや安倍晋三の低レベルの語学力等々を覆い隠すように、ありえない「閣議決定」をしてきた。

 
昨日は、政府の「反社会的勢力」の定義を、第一次安倍政権で決めた内容を覆すかのような答弁書を閣議決定し、「(社説)安倍政権 道理失う ご都合主義」と批判されていた。
 
そして2日前には、和泉洋人首相補佐官と以前から噂されていた厚生労働省の大坪寛子官房審議官との出張中の京都市内観光は、文春砲の写真を見ればあきらかな「不適切」な状況を連想させるのだが、菅義偉官房長官は、「和泉首相補佐官、出張中に私的観光 官房長官『私費で移動』問題視せず」と身内をかばっていた。
 
これを聞いたネット民からは、こんな突っ込みが飛んでいた。
 
「不倫はその時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難だ」、さらに「公費はその時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難だ」とでも閣議決定するのかと、おちょくられていたが、ヒョットすると本当にこんな閣議決定が現れるかもしれない。
 
もはや事実を正確に捉えて正しく判断するという行動は今の安倍政権からはまったく消え失せているようである。
 
その典型が、安倍晋三の昨日の発言であろう。
 
首相『桜を見る会に国会審議時間割かれた』」 

共同通信の記事なので、全くの論評なしの垂れ流しニュースである。
 
所詮は通信社の配信記事にこれ以上求めるのは3歳の幼稚園児に鉄棒で「大車輪をやって見ろ」とせがむのと同じであろう。


自ら播いた種が結果的には「どす黒い桜」を咲かせてしまったのだが、その責任はまったく自分には無く、あたかも野党が問題視したことが政策論争ができなかったと平然と言えるさまは常軌を逸している。
 
こんな男が7年間も政権に居座っている間に、世の中はこんなことになっていた。
 

<飲食店の倒産、過去最多へ>
 12/13(金) YAHOO ニュース
 飲食店が厳しい状況に置かれている。節約志向の高まりに加え、今年10月に消費税率の引き上げとそれに伴う軽減税率が導入されたことで、消費者はテイクアウトやデリバリーなどの中食や、内食を選ぶ傾向が強まったと言われる。飲食店は他にも、人手不足、社長の高齢化、後継者問題、キャッシュレス化、改正健康増進法の施行が2020年に控えるなど今後も懸念が尽きない。
 今回、帝国データバンクでは、2000年~2019年11月の飲食店事業者の倒産(※)動向について集計・分析した。
倒産件数、2019年は過去最多のペースで推移
 2019年の飲食店事業者の倒産は11月までに668件発生し、既に前年(653件)を上回った。過去最多となっているのは2017年の707件であるが、2019年はこのままのペースで推移すると通年の倒産件数は728件前後となり、過去最多を更新する可能性が高い。
    
・・・後略・・・

 


こんな調査結果を見るまでもなく、「アホノミクス」は結局「成長なくして」終焉を迎えているということであろう。
 
最後に安倍晋三の息の音を止めるような記事を紹介。
 

<安倍に新たな疑惑!?>
 :2019/12/14(土) 本澤二郎の「日本の風景」
 <首相主催晩さん会費用600人分を900人分支払う?>
 次から次へと犯罪事件を引き起こす日本国首相である。中世の暴君レベルだから、やってることが暴政になってしまう。何が起きても不思議でなくなっている。自民党に真っ当な派閥が存在すれば、たちどころに引きずり降ろされるのだが、公共放送が使命を忘れて財閥・安倍放送に変質してしまっている。そうした事情を国民はわかってくれない。
 次なる疑惑は、天皇即位に関係した首相晩餐会費用のことである。目下、未確認なので断定はできないものの、一連の筋書きから推察すると、なかなか否定できない。
 600人分の支払いを、900人分も支払った、というのである。ホテルは安倍側近の今井とかいう人物の身内が、ニューオータニの取締役という前提から、皇室行事から官邸行事のすべてが、このホテルが独占することになっているというから腐臭に満ちている。
<事実だとしたら大変なことになる!>
 以前のホテルランキングというと、オークラについで、帝国ホテル、そして旧赤坂プリンスホテルであるのだが、この7年間は、相撲取りが始めたニューオータニが主役になって、他の追随を許さない。
 一昔前までは、オークラが宏池会、赤坂プリンスが清和会、田中派がニューオータニだった。今井という経済産業省の男が、安倍の無能をよいことに政策からホテルの調達までこなしているらしい。
 目下、爆発炎上している「桜を見る会」の前夜祭が、安倍後援会向けに格安で執り行われたことから、公選法と政治資金規正法の違反として世論の断罪を受けている。
 野党が野党らしければ、今は解散の場面である。安倍は野党に救われたのだ。
 そもそも天皇即位に首相晩餐会という全く関係のない不要な行事こそ、安倍の天皇利用の最たるもので、腹立たしく思っている国民は多数であろう。
 今世紀において、即位に166億円の巨額の投入は、山口の田布施が仕組んだものと見られている。大盤振る舞いする狙いの、一つがこんなところにあったのかもしれない。
<166億円投入の天皇即位経費を100%洗え>
 ともあれ、この新たな疑惑は、166億円の隅々を洗い出せ、との天の声である。宗教的秘儀に166億円の拠出は、どう考えてみてもおかしい。周辺に天皇嫌いが増えてきている。象徴に値しないせいであろう。
 反対に、正論を吐いている秋篠宮が人気浮上である。彼は世界をよく見てきているからだろう。
 疑惑を抜きにしても、166億円の中身を精査する責任が、議会と会計検査院にある。特に、そのために会計検査院は存在しているのだが、戦後史において同院が実績を見せたことはない。
 国民に奉仕する役人が、首相犯罪に特化して、その結果、出世するという安倍・自公の異様な姿を許してはならない。
 この新たな疑惑についての情報提供を、国民は強く期待している。悪党を眠らせてならない。


じつはこの話は「桜を見る会」の前夜祭の費用問題が顕在化した当時から巷の噂として登場していた。
 
大手マスメディアは確固たる証拠がなければ記事にはできない。
 
それは臨時国会の終盤における野党の追及チームの限界をみれは良く分かる。
 
肝心の物的証拠を全て廃棄・破壊するという安倍政権の常套手段が悪びれもせずに実行されているので、最後は、「毒食らわば皿まで」ではない良識のある真っ当な与党議員とか、菅義偉官房長官の恫喝にも怯まずに明細書を公開するホテルニューオータニとかの内部告発が本当に安倍晋三の息の音を止めるのではないか、とオジサンは思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 権力者たちの言動には、分か... | トップ | 先がない安倍晋三より先が見... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

桜を見る会」カテゴリの最新記事