臨時国会が閉会して安倍晋三はうまく逃げ切ったと一人喜んでいるのかもしれないが、相変わらず安倍政権や自民党幹部連中の横暴振りは世間の批判を受けているようである。 まさか今のNHKが安倍首相の答弁を全否定する報道をするとは夢にも思っていなかったが、素晴らしい仕事。ニューオータニはNHKの取材に再度、パーティープランの最低価格は1万円超とした上で「値切り交渉などには応じられない」と念押し。安倍首相の退路は完全に断たれた。https://t.co/wzgNJvh8oS NHKは本気で詰みにかかっているのか? 信じられない。桜を見る会が批判されている最中に、内閣記者クラブのキャップ(リーダー的な記者)が今夜、安倍総理と会食したそうである。メディアの信頼性を考えていないよね。 この官邸キャップとの懇談の場で #安倍首相 に対し、きちんと会見を開き #桜を見る会 の説明責任を果たすべきでは、と問い質した記者は1人もいなかったという。中には「首相は何も悪くない。一体何が問題なのか」と首相を持ち上げる記者もいたとか 「私はどこかの政権と『べったり』ということは全くない。政権が権力の行使状況について報道機関からチェックされるのは当たり前だと思っているので、きちんとした距離を保つ」。NHK次期会長前田氏が会見でこう述べた。正論である。現場、取り分け政治部に徹底してほしい。 https://t.co/0UpWy7fLtc 初心貫徹! “NHK 次期会長に、前田晃伸氏” 新しいNHK会長の前田氏は首相を囲む経済人が集う「四季の会」に参加していました。自民党幹部は「官邸主導の人選」と話し「官邸がコントロールしやすい人材を置いたのだろう」。また関係者は「首相官邸は『上田会長は政権批判の番組へのグリップが弱い』と不満を持っていた」とhttps://t.co/3tJJZJWzT2 上田は桜報道の報復で切られたか。こいつも ろくなもんではないだろう。 報ステ あまりに酷いし、正確な理解を国民から頂くという公益性があるので、自宅のテレビから撮った当該シーンをアップします。 pic.twitter.com/sKoCO6AeU9 何でホームページから桜を見る会の記念写真を削除したんですか? https://t.co/IMCVgEDM5Y とっとと自分のブログから「印象の悪い」写真は 世耕さん、同じ尺度で、安倍政権下で内閣広報室あたりが作っている安倍さんの動画を見てみてくださいね。 その通りです。
「パワハラとマウンティングだけで記者会見を乗り切る日本の財務大臣」というタイトルがぴったりのこの動画。
これがテレビ東京のノーカット版というのは珍しい。
麻生太郎の上から目線というのか、若い新聞記者のささいな間違いを、勝ち誇ったかのようにネチネチ突っつく様はとてもじゃないが政府の大臣としては甚だ不遜で横柄な態度にはあきれてしまう。
【麻生氏「安倍4選」に言及ノーカット】
さて、先月8日の共産党の田村智子議員の安倍晋三に対する質問によって一気に火がついた「桜を見る会」疑惑。
翌週には、「心変わりかアベ様のNHK?窮地に追い込まれた安倍晋三」というつぶやきの中で、NHKニュースとそれに対するツイッターを紹介した。
「『桜を見る会』安倍首相の国会答弁と食い違う証言」
「桜を見る会」の前夜祭といわれる首相後援会の懇親会に関して安倍首相の国会答弁と食い違う証言。
首相「各個人がそれぞれの費用で上京しホテルに直接払い込みをしていると承知」
参加者「関係者ですよね。前夜祭が開催される関係者。ホテルの人ではない」 pic.twitter.com/D15O5kMusV
これに危機感を持った安倍晋三は早速メディアに対する「懐柔」と「恫喝」を行ったという。
「午後6時39分(略)中国料理店「上海大飯店」で内閣記者会加盟報道各社のキャップと懇談。」 https://t.co/E6Mq35dPVH
現場が取材で奮闘してる最中に一体何をしてるのか https://t.co/PyJSMhMZ1x
この効果なのか、その後NHKからは「桜を見る会」関連の批判的なニュースは姿を消した。
まさに「権力に忖度するメディア上層部による言論封殺」ということなのであろう。
「心変わりかアベ様のNHK」とオジサンも僅かばかりの期待を込めていたのだが、数日前に、あたらしいNHK会長が誕生した。
「NHK次期会長『どこかの政権とべったりではない』強調」
「政権が右と言ったら右」などと、とても公共放送の最高責任者とは思えない発言をした元会長に比べればまともに聞こえてしまう。
そのために、こんな無邪気な好意的な反応も見受けられた。
公正中立の立場と言ったね!
嘘は付くなよ!
よく見てるから!
期待しているぞ!
しかし今回の会長就任の裏側を知っている人たちの声も聞こえてくる。
「私はどこかの政権とべったりということはない」
本当だろうね?
ならば、今後は180度変わって、政権批判もビシビシやっていくと?
(上田会長が官邸・スガに嫌われて降ろされたと言われてるけどねぇ) pic.twitter.com/AinOgZRunC
NHK次期会長「どこかの政権とべったりではない」強調(朝日新聞デジタル) https://t.co/O08w2haXW6
いうまでもなく、NHK会長も「官邸人事」なので、だれが会長になっても政権批判は消えていくのは当たり前か。
さて、一昨日には、「『良いお年を』はまだ早い、ダメなものはダメと地道に抗え」の中でこんなツイッターを紹介した。
与党内、早くも年越しムード。
自民 世耕参院幹事長
「#桜を見る会」しっかり説明した。
もう「よいお年を。ガハハ…」
徳永メインキャスター
「これだけ納得できない声があがっているのに…」
信じられない…
コイツら、国民をナメ過ぎてる?? pic.twitter.com/0g4hx0v9Oq
このテレビ朝日の報道ステーション(報ステ)の報道のやり方に、当の世耕弘成自民党参院幹事長は激しく噛みついていた。
このツイートに呼応するように、ネット上の安倍シンパ勢力がYouTubeやツイッターなどで一斉に暴れ始め、「捏造報道」「反日放送局」などと大騒ぎになり、すぐさまテレビ朝日は「テレ朝、報ステでおわび 自民世耕氏、放送前にツイート」ということになり、世耕弘成や安倍官邸による「報ステ粛清キャンペーン」が大きく功を奏した形になっている。
しかし、上記の記事によると、「政治とメディアの関係に詳しい駒沢大の逢坂巌准教授は、世耕氏の会見後の発言の引用については『許容範囲だ』と指摘する。『会見は終わっていたとはいえ、政治家が公の場でした発言。与党が年越しムードにあることを伝える文脈では許される』が『脇の甘い編集につけ込まれて謝罪に追い込まれ、記者会見前後の様子を伝えてはいけないかのような状況になってしまった。報道できるファクトの範囲を自ら狭めてしまった印象だ』と語った。」
「切り取り」が悪いのなら「全面削除」は許されるのかという世耕弘成に対する批判もある。
事実でも削除しないと
みんなから疑われちゃうものね
桜を見る会を私物化してたんじゃないかって
そういう行為を「印象操作」って言うのにね??
そんな程度の話じゃありませんから。 https://t.co/yqmIhRL2Qw
政権側の印象操作の方がよほど酷いし、これはそもそも印象操作ではない。
え?という応答も、その後の笑いも報道されたそのものズバリではないか。
政治家の発言の「切り取り」映像の放映などは決して珍しくはない。
とりわけ国会での安倍晋三に対する鋭い野党の質問場面を省き、安倍晋三の一方的な自画自賛的な答弁を垂れ流しているのはNHKの十八番でもある。
報ステが放映した場面は、安倍政権が、政権ぐるみの「大規模な選挙違反疑惑」を追及されているにもかかわらず、あらゆる重要資料を隠蔽・破棄しつつも「丁寧に説明した」などとうそぶきながら、冗談交じりに談笑している様子を報じた見事な映像であり、自らの巨大疑惑を棚に上げたうえで、全く悪びれもせずに「見せしめ」とばかりに公然とマスメディアを恫喝し始めている安倍政権の暴走っぷりの方が、よほど大問題である、とオジサンは思う。