新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「スピード感持って朝礼暮改する」岸田文雄逃げるなよ

2022年01月21日 11時33分12秒 | 岸田文雄

少々古い話になるが、2019年6月28日に公開された映画「新聞記者」を見て、翌日、「社会派サスペンス映画のお勧め」と自ブログ内で紹介した。
 
当時は公開日前日に、「望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』が描く「安倍政権」の不正がリアルすぎる! 内閣情報調査室の謀略も」 とネットメディアで宣伝されていた。
 
それから3年経って、当時の望月衣塑子役の「シム・ウンギョン」に代わって、目力鋭い米倉涼子主演でNetflixが全6話のドラマとして世界中に配信している。
 
Netflix『新聞記者』海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青"
 

〈一気に見てしまった〉〈安倍(元首相)は見たのかね〉──。ネットフリックスが全世界に配信中のドラマ「新聞記者」(全6話)が好評だ。モリカケや財務省の公文書改ざん事件をモチーフにした同作の人気急上昇に、安倍夫妻は真っ青に違いない。

「新聞記者」は2020年の第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した同名映画のドラマ版。映画と同じく藤井道人監督がメガホンを取った。米倉涼子が主人公の東都新聞社会部記者を演じるほか、綾野剛や横浜流星ら豪華キャストも目白押し。13日の配信開始から早くも、日本国内で視聴された「今日の総合TOP10」において、17日まで堂々1位を獲得する人気ぶりだ。・・・中略・・・
肝心のストーリーは、森友事件をモデルにした国有地払い下げと財務官僚による公文書改ざん事件が中心。各話のエンドクレジットに〈実在のものを描写するものではありません〉と断りがあるが、安倍夫妻が引き金の“悪事"は、ドラマとして残り続けるのだ。
「新聞記者」は2020年の第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した同名映画のドラマ版。映画と同じく藤井道人監督がメガホンを取った。米倉涼子が主人公の東都新聞社会部記者を演じるほか、綾野剛や横浜流星ら豪華キャストも目白押し。13日の配信開始から早くも、日本国内で視聴された「今日の総合TOP10」において、17日まで堂々1位を獲得する人気ぶりだ。
・・・中略・・・
 肝心のストーリーは、森友事件をモデルにした国有地払い下げと財務官僚による公文書改ざん事件が中心。各話のエンドクレジットに〈実在のものを描写するものではありません〉と断りがあるが、安倍夫妻が引き金の“悪事"は、ドラマとして残り続けるのだ。
■1話目から現実と同じ不祥事のオンパレード
 1話目から森友学園を彷彿とさせる「栄新学園」への国有地払い下げ疑惑を巡り、米倉が国会中継を聞くシーンがあり、作中の首相は声のみでこう語る。
「私や妻が関係していたということになれば、それはもう私は、それは間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」
 公文書改ざんが始まる直前、安倍元首相がタンカを切った答弁そのままだ。首相夫妻の関与を消す改ざん作業を描いたシーンでは〈総理夫人を現地に案内し、夫人からは「いい土地ですから、前に進めてください」とのお言葉をいただいた〉と書かれた文書も登場。加計学園の獣医学部新設を巡り問題となった「総理のご意向」という文言もセリフに使われている。
 政治家でなければ、映画監督になりたかったという安倍元首相は海外ドラマも好きだという。いかに横暴な政権だったか、自戒を込めて国内の話題作も見たらどうか。


 
残念ながら安倍晋三の辞書には「自戒」という言葉は存在せず、仮に載っていても本人は読めなかったであろう。
 
「安倍派の会長に収まり自民党内最大派閥の領袖となったのだが、どうやらその威光は錆びつき始めており、最近ではこんな醜態を演じているらしい。
 
安倍元首相が露骨な反撃!岸田首相の目玉政策に文句ブーブー『理解してる人はほとんどいないでしょ』」 
  

 
的確な、かつ辛辣なこんなコメントが最も似合う安倍晋三なのだろう。
 
「子供かよ」、「この馬鹿どんだけ器小さいねん。消え失せろよゴミくずが。」、「見苦しい」 
 
まあ過去の人になって、その危険度も限りなく低下している輩にいまさらながらの批判しても時間の無駄なのだが、当面の日本の危険は、連日感染者数を爆発的に増加しているオミクロン変異株であろう。
 
しかし全国的にすでに蔓延してしまった頃に「まん延防止等重点措置を適用しても時すでに遅しであろう。
 
すでに、「<新型コロナ>東京の感染者、このままなら1週間後は1日1万8000人 警戒度は最高レベルに」と予測され、それに伴い「第5波」にはなかった、「濃厚接触者への連絡『感染した本人から』を検討をと東京都 自宅療養者急増、保健所業務の逼迫で<新型コロナ>」ということになってしまった。
 
さすがにこれは行政の責任放棄ではないのか。
 
その背景にはコロナ対策のための人員不足という事情があるのだろうが、そこを踏まえて先手先手で手を打つのが政治家の役目なのだろうが、相変わらず小池百合子都知事は結局のところ、「感染は止める。社会は止めない」という「虻蜂取らず」みたいな安っぽいキャッチコピーを口走って、「やってる感」だけ演出してきたツケが回ってきたということなのだろう。
 
それでは、安倍晋三に目玉政策の「新しい資本主義」を批判された岸田文雄は何をやっているのだろう。
 
3回接種率は1.3%の惨憺 経済を止めている岸田無策
 
 
また同じことの繰り返しか。「オミクロン株」が猛威を振るい、全国の新型コロナウイルス新規感染者が初めて4万人を超えた19日、政府は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、香川県、長崎県、熊本県、宮崎県の1都12県を「まん延防止等重点措置」適用地域に追加。期間は21日から2月13日までだ。これで、重点措置の適用は沖縄、山口、広島の3県(今月31日まで)から、16都県に拡大されることになった。
期間内に感染者数が減らなければ延長、あるいは緊急事態宣言に移行することになるのだろうが、そもそも今回の重点措置には意味があるのか。
 岸田首相は、13都県への重点措置を決めた政府対策本部で「メリハリの利いた対策を講じる」と強調したが、この政権のやることにはメリもハリもないからだ。

 重点措置の適用は、自治体から要請があればすべて認め、飲食店の時短営業や酒類提供の停止など具体的な対策は自治体に丸投げ。だが、感染力が極端に強いオミクロン株に、これまでと同じ飲食店対策がどこまで有効かは分からない。
 結局、前例を踏襲して「やってる感」を演出しているだけなのである。
 岸田自身が酒豪で知られる会食好きだからなのか、認証店には知事の判断で酒類提供を認め、検査で陰性なら5人以上での会食も容認する方針だ。
飲みに行っていいのかダメなのか
 オミクロン株はワクチン2回接種では感染を防げないため、一度はワクチン接種証明書で行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を停止するとしたが、自治体などから反発の声が上がると「一時停止を原則としつつ、知事の判断で適用も可能」と曖昧な指針になった。
 過度な行動制限で「経済を止めたくない」ということなのだろうが、これでは飲み会を自粛すべきか、時間内なら大手を振って飲みに行っていいのか、国民は判断に迷う。 重点措置の対象追加を諮問した分科会の尾身会長は「人流抑制ではなく人数制限」とか言い出すし、とりあえず重点措置の適用追加を発表したというだけで、何をどうしたいのか、まったく方向性が見えないのだ。
感染防止も経済も、ということなのでしょうが、こんなメッセージ性のない対策では、重点措置の効果は期待できない。あまりに中途半端で、“アブハチ取らず"になりかねません。『ワクチン・検査パッケージ』の適用も自治体任せで、2回接種した意味がなくなってしまいました。それなら3回目の接種を加速させるかというと、それも欧米諸国に比べて遅れに遅れている。オミクロン株の脅威は諸外国の状況を見て分かっていたことです。日本だけは大丈夫と根拠もなくタカをくくっていたのか、岸田政権が感染爆発を想定して備えるということをしてこなかったツケが、国民に感染リスクとして押し付けられている。この政権は、2年間に及ぶ感染対策の教訓をまったく学んでいません」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)
 首相官邸のHPによると、ワクチンの3回目接種完了者は19日時点で162万9260人。接種率は全人口のわずか1.3%にとどまる。
 諸外国では3回目接種を終え、4回目のブースター接種を始めているところも多々あるというのに、日本は2周遅れだ。お隣の韓国でも、昨年末の感染者急増を受けて3回目接種までの間隔を「2回目接種から3カ月」に短縮して追加接種を進めているというのに、わが国では「8カ月から6カ月に前倒し」で、一般人の接種が本格化するのは今春以後だから、話にならない。
軸がないから周囲に流され朝令暮改を恥とも思わない
 ワクチンは2回目接種から約半年で効果が低下するとされる。昨夏までに2回目を終えた多くの高齢者は、ワクチンの効果が失われてきているタイミングでオミクロン株の感染急拡大に直面することになった。
 岸田政権が発足直後からワクチン3回目接種の準備を進めていれば、状況は大きく違っていたはずだ。
 19日の衆院代表質問でも、立憲民主党の小川政調会長は岸田政権のコロナ対応を「安倍、菅両政権以来、何度も目にしてきた後手後手の対応そのもの」と批判したが、重点措置だってもっと早く、厳しく適用していたら、ここまでの感染爆発は防げたのではないか。
 小川はコロナ対策や18歳以下への10万円給付をめぐる迷走について「確固たる信念、方針に欠けた優柔不断な朝令暮改」と断じたが、岸田は「大切なことは最善の対策を取ること」と、フラフラする方針転換を意に介さない様子。その政治姿勢には、立憲の泉代表も「つかみどころのないタコのような逃れ方」と困惑気味だった。
今回の重点措置に関して自治体の要請を丸のみするのも、異論が出れば軌道修正するのも、『支持率を下げたくない、政権を維持したい』という保身から来るものでしょう。自分の軸を持っていないから、外野から言われるままに方針を変える。よく言えば臨機応変なのですが、泥縄式で右往左往しているだけにも見える。本来は、朝令暮改にならないように、事前にしっかりリサーチして、熟慮を重ねて決めないと現場が混乱するだけなのです。平時ならいいですが、首相ご自慢の『聞く力』が危機対応にふさわしいのか、国民に不安を抱かせることにもなる。施政方針演説や代表質問に対する答弁を聞いていても、『成長と分配の好循環』も『賃上げ』も、実現すれば理想的ですが、そのための具体策がない。同じことはコロナ対策にも言えます。今回の重点措置でも、感染拡大を何としても止めるという本気度が見えないことが問題です(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
■マーケットも「NO」を突きつけた
 19日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比790円2銭安の2万7467円23銭と、5カ月ぶりの安値水準で引けた。
 下落率は前日比2.8%で、ワクチン3回目接種率の倍以上だ。
感染防止のための重点措置のはずなのに、経済活動の維持も重視した中途半端な対策では効果が見込めない。オミクロン株は重症化率が低いといっても、感染者の母数が増えれば、医療崩壊が起きかねません。いまは感染防止を最優先にしないと、感染拡大を止められない上に、経済的にも大ダメージを受けるという最悪の事態になりかねない。賃上げどころの話ではなくなるし、お先真っ暗です。オミクロン株も自然にピークアウトすると楽観視しているのかもしれませんが、岸田政権は危機感がなさすぎます。重点措置を適用しても感染者数が減らなければ、ワクチン接種も進められない政府に不満の矛先が向かうでしょう(五十嵐仁氏=前出)
 批判を恐れ、参院選まで失点しないよう安全運転に徹して何でものみ込む岸田の体質が危機管理では裏目に出る可能性がある。実行力が伴わない「口だけ政権」では、オミクロン株に対応できず、国民生活に支障が生じるのは確実だ。「やってる感」だけで経済を「止めている」のは岸田政権の無策ではないのか。それを見通したマーケットが「NO」を突きつけている。


 
こんな声なきつぶやきが踊っていた。
 
今の日本のコロナ禍のカオスを一言で表現すると「無政府状態」
指揮系統も、責任者すらもはっきりしなくなった。
厚生労働省は無くなってしまったのか?
分科会は、専門家の集団ではなかったのか?
言うことは、どんどん変わり、やるべきことは全然やらない。
そして、国民への説明もまともにやらない。
あれもこれも自治体へ丸投げ。責任までも投げつけ、押し付ける。
総理は、「やりた~い」「考えた~い」「進めた~い」と、口を開けば、己の「願望」ばかり。
誰に、お願いしているんだか・・・。
そういうのなら、国民にだってあるぞ。
「お金が欲しい」「仕事が欲しい」「薬がほしい」「ワクチンがほしい」「総理には辞めてほしい」「彼女がほしい」旦那には「酒を止めてほしい」
「願望」は、口にしたところで、あくまでも「願望」。
行動を起こさなければ、意味がない。
人は、出来ていない事、やれていない事を「願望」と言う名の「妄想」に逃避する。
「逃避」はいかん。
仕事を投げ出してはいかん。
若者は、「PCR検査をしなくてもいい」と専門家会議で、専門家が言ったそうだ。
素人の私も、「冗談」で言ったことがある。
それでも、あくまでも「冗談」の話だ。
周りの人も、勿論「冗談」と知っていたさ。
PCR検査をしないで、確定診断など出来るのだろうか?
病気の原因も分からずに、的確な治療が出来るとでも言いうのだろうか?
わしは医者だと言いながら、不思議なことを言う医者がいるものだ。
感染症対策の基本、「検査、隔離、治療」の「検査」が投げ出された瞬間だ。
これからは、感染者が、自ら「濃厚接触者」を特定し、連絡しなければならないんだと。
誰がするか!だ。
「濃厚接触者」に指名されたら、自宅か、宿泊施設で10日間の自主隔離しなければならない。
日銭で何とか生き延びている人にとっては、それこそ「死刑執行」にも等しい。
コロナに感染したからといって、感染者にそんな権利はないし、ましてや権限などはある筈もない。
「治療」などは、自宅療養と言う名の「自宅放置」で、とっくの昔に投げ出されてしまっている。
「逃避」はいかん。
仕事を投げ出してはいかん。
諸外国では、1日、数十万から100万人の感染者を検査で見つけている。
一体1日どのくらいの数の検査しているのだろう。
それに比べて、日本はどうだ。
感染の拡大が始まって1か月足らず。しかも、1日3万人の感染者を発見した程度で、
「もう検査出来ませ~ん」だよ。
「もう無政府状態で~す」

 
とうとう川柳でこんな風に笑われてしまった岸田文雄。
 
スピード感持って朝礼暮改する
 
いったいいつまで持つのか、少なくとも「逃避」などせずに、やるべき仕事を投げ出さないでほしい、とオジサンは思う。    
  
 

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