新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

水際対策に失敗した瀬戸際の菅義偉

2021年01月12日 11時54分40秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

先週末の世論調査結果が報じられていた。
 

菅内閣 支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価【JNN世論調査】
 
◆4割もの有権者が支持するという不思議。
アベの権力基盤と隠蔽体質を引き継いだだけの、なんの進歩のない政権。
当然、仕事ができるわけがない??
◆コロナ関連は評価できることが何一つ思い付かない
後手対応を先手を打ったと言い張ったり国民を煽ってるとしか思えない
◆あれ?Go to とオリンピックの開催がコロナ対策じゃなかったっけ?利権と選挙違反がコロナ対策?日本政府の見解をまとめるとこんな絵が描けるのですが
◆お山の大将が滅茶苦茶な事してりゃ、支持率下がるのは当然だろう。昨日の報道みんな見たか?ブラジルから来た4人「英国株とも南アフリカ株」とも違う「変異種確認した」との事。ここ数日、東京は2000人前後、陽性者出てるけどこれきっと英国株が入ってるから公表出来ないんだろうな。政府にとって都合が悪いから圧力かけて出させないんだろう。


僅かだが不支持率が支持率を上回ったらしいが、特に理由がない支持率が40%以上もあるというのも異常であろう。
 
見方を変えれば、このような深刻なコロナ禍でも生活に大きな影響を受けていない人と、コロナ禍で仕事も家も失った人たちという大きく国民が分断されてきている証でもあろう。
 
1月11日 23:59 時点での死者数が4115人になったが、100年前のスペイン風邪では、
「前流行」と「後流行」の二波に分かれるといわれ、「前流行」は1918年の感染拡大で「後流行」は1919年の感染拡大でした。どちらも同じH1N1型のウィルスが原因で、現在の研究では「後流行」の致死率のほうが高く、この二つの流行の間にウィルスに変異が生じた可能性もあるといわれています。このスペイン風邪によって、最終的に当時の日本国内の総人口約5600万人のうち、0.8%強に当たる45万人が死亡したと記録に残っていると言われている。
という記録から、まさに現在は変異したウィルスによる「後流行」の様相を呈している。
東京の男女3人が変異種感染 2人は英国滞在者と会食」(日本経済新聞

新型コロナ、変異種流入で感染爆発 数カ月後「数人でも危険」 東大教授警告」(産経新聞
  

            【産経新聞より】
 
変異種は国内産ではなく海外からの流入ということが明確になっており、厚労省もホームページにこんな立派な「水際対策に係る新たな措置について」という対策を掲げているにもかかわらず、「英国の『コロナ変異種』、日本で34人、検疫すり抜け『水際に限界』 世界では49カ国・地域に」という事態になっており、どうやら現場レベルまで浸透していないようである。

 
こんな現象をみると何となく1年ほど前の既視感を覚える。
 
中国の武漢でコロナが猛威をふるっている時に、習近平を国賓として迎える準備をしていた安倍晋三は、「中国国民に対して2月春節の休暇に際しての日本旅行を要請」していたという事実があった。
 
要するに、コロナ禍のスタート時点で、既に日本には水際対策の概念が全くなかったということである。
 
さらに変異種の怖いところは、日本で確認された感染者の約7割が無症状ということであり、「日本の空港検疫の検査では陰性だった後、変異種への感染が確認された例」もあるというから、PCR検査が遅々として進まない現状をが大きく問題されている。
 
そんな中、「不特定多数にPCR検査へ 3月にも無料で」というニュースが流れていた。
 
これが1年前ならば今日の日本の状態は大きく変わっていたのだろうが、まさに「3周遅れ」の感が強すぎる。
3月からというのもなんか不自然でありすでに市中でも行っている民間センターを助成すればいいだけの話なのだが、国内でワクチン投与が開始されそうな時期でもあり、こんな見方も出てくる。

 
それにしても昨年の8月ころには、1日当たり2000人に満たないの全国の感染者数の時「PCR検査積極派」と「PCR検査拡充反対派」に分かれてメディアでは大いに盛り上がっていた。
 
とりわけ「PCR検査拡充反対派」の「言うだけ番長」風の輩は、「橋下徹氏、『モーニングショー』玉川徹氏の主張に反論『PCRを全国一律で広げていったら、保健所から行政からパンクする』」と言っていたが、現在ではすでに保健所はパンクしている。
 
そんな中で「不特定多数にPCR検査へ 3月にも無料で」ということになれば、毎日4000人を超える感染者数の下でのPCR検査の拡充には橋下徹は何と言うのだろうか。
 
知べて見ると、当時はすでにこんな記事が出ていた。
 
検査法の原理を知ればあり得ない『検査をすると患者が増える』エセ医療・エセ科学デマゴギー(前編)
 
検査法の原理を知ればあり得ない『検査をすると患者が増える』エセ医療・エセ科学デマゴギー(後編)」 
  
さらにはこんな調査結果も示された。

ジャパンオリジナル・国策翼賛エセ医療・エセ科学デマゴギーに振り回された当時の安倍晋三や「後手後手」菅義偉では、残念ながら変異種に対する水際対策も満足にできず、おのずと「瀬戸際」に追い込まれて行くのであろう、とオジサンは思う。
  
   

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