新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

年末年始逃避行-3

2021年01月11日 12時19分06秒 | 旅行

元旦の10時前に新神戸のホテルをチェックアウトして、地下鉄で三宮まで行きJRに乗り換え特別快速で京都に向かう。
 
約1時間後には京都駅に到着。とりあえず予約してある旅館「祇園吉今」まで行くことにするが、駅構内の観光センターでアクセスを訪ねると地下鉄は乗り換えなければならないので市バスの利用を進められる。
 
約20分ほどで「三条京阪」で下車。
 
駅から8分とあるが昨年地元のJTBから受け取った地図では全く役立たず、しばし周辺を徘徊後、宿の住所をGooleで検索するが表示されず仕方なくオバサンは宿に電話。
 
すると電話口に出た男性が要領を得ない応対で迎えにも来る様子もなかったので、ついに地元のタクシーに乗車。
 
徒歩8分程度の場所まで行ってもらうには少々気は引けたが、運転手は走る前にしばし悩んでしまう。
 
どうやらせまい路地でしかも一方通行の場所らしくかなり遠回りしてようやくお目当ての宿に到着。
 
京都の特徴らしく両隣の家とほとんど密着している。
 
玄関を開けるとフロントの中年の男性と奥からそこの女将らしく小太りの女性が出てくるが、遠方から来た客を迎えるといった雰囲気が感じられず少々不安になったが、とりあえずチェックイン前なので荷物を預かってもらう。
 
京都には、17のユネスコ世界文化遺産があり、さらには、「京都の世界遺産を巡ろう!1泊2日モデルコース」といった親切なガイドサイトもある。
 
しかしそのような詳細な情報を無視してやってきたオジサン夫婦だが、とりあえず簡単な昼食を済ませて、昨年作成し投函した年賀状に使った写真の場所に行くことにした。
 
【宇治平等院鳳凰堂】


 

 

 

 

 
国内でよく使われる小銭の10円玉の鳳凰堂をかざしながら自撮りしている若者が予想通り存在していた。
 
600円出して鳳凰堂内の大仏を仰ぎながら説明を聞いて、チェックインの時刻も近づいたので宿に戻ることにした。
 
新館の3階の部屋に通された。
 
しかし3階の窓から見える風景は異様であった。    
 
 
 

 

 

火災の場合は確実に逃げ場がないことを確認した。

どうやら京都のこのあたりには「建蔽率」などが存在していないようである。
 
着替えて部屋着でくつろいでいる頃、女将らしき女性が部屋に入って丁寧な歓迎のあいさつをした。
 
三重県出身で京都在住半世紀というベテランの女性は女将ではなく中居であったが、この宿には先代の大女将と若女将がおり、愛想のないフロントにいた男性がどうやら若女将の婿養子だということが判明した。
 
その中居がいろいろと室内の案内をしたのだが、「館内施設」には一切触れず、当初旅行代理店に依頼した「貸し切り家族風呂」に関しては案内がなかった。
 
元旦らしく夕食は色とりどりの品が並んだが、ホームページのような本格京会席とは程遠かった。
 
翌日は、京都の世界文化遺産巡りを堪能した。
 
【元離宮 二条城】
  

 

    

 

  

  

 

 

 

 

 

 
観光客が少なく、どんな写真を撮っても他人が映ることはなかった。
 
京都の大きな特徴は国際観光都市らしく道路が整備されており、行きたい観光スポットごとに市バスが走っており、600円の「バス1日券」で1回230円の乗車が乗り放題となり、3回以上乗れば元を取れるというお得なパスであり、多くの観光客も使用していた。
 
早速、そのパスを利用して定番のスポットに向かった。
 
【金閣 鹿苑寺」
 


     

 

 

 

 
【銀閣 慈照寺】
 

 

   

    

 

 

  
そして帰途にはこんなにすいていた神社に立ち寄り夕刻に宿に戻った次第。
 
【平安神宮】
 

 

 

 

 
昨年の10月頃に旅行会社に予約する際には、関西で比較的感染者の少ない兵庫県と京都府を選んだ。
 
しかし皮肉にも緊急事態宣言の発令後、感染者数の拡大により京都、兵庫が大阪と一緒に緊急事態宣言の発令要請を決めていた。
 
年末年始に行かなければおそらくは実現が難しかった年末年始逃避行であった、とオジサンは思っている。

 

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