新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

裏金の使途が明確になれば自民党の大多数の議員は公民権停止となる-世耕に続け

2024年03月11日 12時02分22秒 | 自民党裏金事件

新聞、テレビメディアは、「東日本大震災から13年」というタイミングでそれなりに特集を組んでいた。
 
在京大手メディアの各社の「社説」のタイトルを並べてみた。
 
■朝日新聞 (社説)東日本と能登の震災 誰も取り残さないために
 
■毎日新聞 「東日本大震災13年 つながりを保つ復興こそ」

■讀賣新聞 「大震災13年 地域の人口減とどう向き合う」 
 
■東京新聞 「<社説>3・11から13年 能登半島からの警告 」
 
各社各様なのだが、今年は元旦の能登半島地震と津波が発生し、過去の震災を風化させないだけではなく、地震列島の日本ではいつどこで震災が発生するかは完全な予測はできないが、警鐘を鳴らし続けることは必要である。
 
改めて13年前の震災の翌日の「オジサンのつぶやき」の一部を 再掲しておく。
 

東北地方太平洋沖地震】
 その時オジサンは日比谷公園を見下ろす内幸町のみずほ銀行本店の地下の会議室にいた。
15時10分前くらいに最初の揺れを感じた。
次第に机が椅子が揺れ始め、窓もない地下会議室なので全員1階に退避した。
既に大きな数メートルもあるガラスが音を立てて揺れ、隣の高層ビルがはっきりと眼で識別できるほど揺れていた。
誰かが震源地は宮城県らしいと言ってきた。
数日前にもそこでは地震が発生している。
しかしその余震にしては今まで体験したことのない揺れ具合であった。
危険なので外に出てみた。
日比谷公園に面したビルの入り口付近には、災害発生時の緊急避難手続きにしたがってビル住民が集まっていた。
しかしなんとなくゆとりがあり、その後の未曾有の事態を全く感じさせない雰囲気だった。
緊急避難地域に指定されている公園側を見ると、続々と人々が公園内に進んでいる。
公園内に三々五々集まってきた周辺のサラリーマンたちは会社が用意したらしいヘルメットをかぶっていた。
そして彼ら、彼女たちのその後はどうなったかはオジサンは知らない。
オジサンは地震とは関係なしに事前に決めてあった場所に17時に仲間と集まり総勢8名となった。
有楽町付近は、乗客のいない下り新幹線が頭の上で停車しており、既にJR各線は運転を終日中止したにもかかわらず、駅に向かう人もかなり多かった。
オジサンたち「不良中年団」は、地震の影響から線路点検を人手で行っているので時間がかかるが、いつか運転再開するとの信念で、ひとまず夜露をしのげる場所で待機することになり、30分後には生ビールのグラスを手に持っていた。
入った店は駅から引き返してきた客でたちまち満席になった。
すでに携帯電話が使用不能となっており、その店の公衆電話には長蛇の列ができていた。
十分腹ごしらえした後、都内在住または帰宅可能な者たちと別れ、オジサンたち数名は歩いて40分ほどの事務所で2次会をしながら交通状況をにらんでいた。
日付が変わった頃、地下鉄の一部が運転を再開し、オジサンは何とか乗り継いで2時前にようやく帰宅できた。
今朝の朝刊は、オジサンが今まで見たことのない2ページ分の見開きトップで特大活字でがその地震の被害の甚大さを現していた。
テレビでは終日地震関連のニュースが続いていて、今でも長野での地震の影響でオジサンの目の前のディスプレイが揺れている。
海外でも津波の被害が伝えられている。
そして米国のイラク侵略時に活躍したあのアルジャジーラでも大きく報道されている。
津波の被害はこれから時間をかけて復旧していかなければならないが、時間が経てば経つほど危険な兆候が次第に明らかになっている。

 
あれから13年目に入ったが、皮肉にも1月1日に能登半島が大地震に襲われ4メートルの津波に襲われた家屋が現在も手つかずの状態で放置されている。
 
再び、あらたな復旧作業が行われ地域社会の復興が始まりつつある。
 
かつて「国民の命と財産を守る」と言っていた日本の政治家は、残念ながらこのような惨状にはまったく役立たずであり、それどころが自分たちの私腹を満たすことに専念しているかのようである。
 
すでにテレビメディアでも取り上げられていたこんな不謹慎な、自民党地方議員たちの醜態があからさまになっているのだが、その裏では国会議員の秘書も暗躍していたらしい。
 
醜聞まみれ世耕弘成氏を狙い撃ち? 自民党青年局の“破廉恥パーティー”は元秘書が企画運営
 
不適切にもほどがある。自民党青年局が開いた懇親会に露出度の高い衣装をまとった女性ダンサーが複数招かれ、参加者と濃厚接触していたことが判明。主管したのは和歌山県連で、世耕弘成前参院幹事長の元秘書が企画運営を担っていた。裏金問題が火を噴く中、破廉恥パーティーを決行した上、公費でエンジョイした疑いもある。自民党の倫理観は上から下まで底抜けなのがハッキリした。
疑惑の乱痴気パーティーが開かれたのは昨年11月18日。裏金をめぐり、東京地検特捜部が派閥の事務方の任意聴取を進めていると報じられた日だった。会場は和歌山市内のホテル。青年局近畿ブロック会議後の懇親会のテイで、党本部青年局の国会議員や近畿2府4県の若手地方議員、党関係者ら約50人が参加したという。
 動画を入手した産経新聞(電子版=8日配信)が特報した。
 産経によると、参加者はダンサーに口移しでチップを渡したり、首に手を回されたり、尻を触ったりするなどご満悦な様子。衣装の雰囲気からして、ベリーダンサーのようだ。企画した世耕氏の元秘書の川畑哲哉県議は「彼女たちは世界的に活躍するダンサーであり、多様性の表現として出演を依頼した」と釈明し、県連幹事長の山下直也県議は「こんな余興が準備されているのは知らなかった」と話したという。参加した青年局長の藤原崇衆院議員と、局長代理の中曽根康隆衆院議員が8日、辞任した。    
■支払いは公費か裏金か
青年局長は若手議員の登竜門。将来を嘱望される人間が率いる組織が、ダンサーを余興に呼んでワイワイやっていたとは呆れて物が言えません。自民党は若手もベテランもそういう価値観だということ。そんな面々が刷新本部で侃々諤々なんてマンガですよ。梶山弘志幹事長代行は〈公費は出ていないということだけは確認できている〉と言っていましたが、だとしたら裏金で会計したのか(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
 川畑県議はご当地アイドルのプロデュースに精を出すなど、“女性登用”にご執心のようだ。それにしても、世耕氏周辺の醜聞が絶えない。裏金づくり発覚に続き、地元有権者に入手困難な高級クッキーを贈ったとしんぶん赤旗で報じられ、公選法違反(寄付行為の禁止)に抵触した疑いも浮上。まるで狙い撃ちだ。
「二階元幹事長サイドから情報が流れているのではないか。世耕氏は総理を目指すと公言し、衆院鞍替えを狙って二階氏引退を首を長くして待っている。目障りでしかない」(与党関係者)
 世耕氏は参院政治倫理審査会にフルオープンで出席するというから、弁明が楽しみだ。

  
 上記記事で公選法違反の疑いがもたれている世耕弘成・前参院幹事長は、先日の赤旗日曜版にすっぱ抜かれていた。
 
 「〈スクープ〉 自民・世耕前参院幹事長 有権者に高級洋菓子」 
 
「自民党の世耕弘成前参院幹事長が2023年、選挙区内の有権者に、会員しか入手できない高級洋菓子を
渡していた疑いが編集部の取材で分かりました。」ということらしい。
 







 
キックバックされた金を裏金(決して還付金ではない)にするということは、その使途が明らかにできないときに使われるということは誰でもが想像つくのだが、まさか「世耕から洋菓子をもらった有権者がそれをホステスにあげて喜ばれ「クッキー缶となれば、のおかげで今夜はヒーロー」なんてことを自分のブログで何気なく自慢したことから、公選法違反で世耕弘成が起訴・公民権停止になれば、最近の出来の悪いテレビドラマよりはズット視聴者が増えることは言うまでもない、とオジサンは思う。

 

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